CPUクーラーやファンに関する調査結果(2019年3月)

2019年4月20日

先日実施したアンケートの結果発表。

今回はCPUクーラー、というよりファンに関しての質問が多めで全8問中5つがファン単体について。回答してくれた人の数は568件。ややマニアックな質問なので腰が引ける率高かったか。

ご協力ありがとうございました。

CPUクーラーとファンに関する調査結果

私の感想文が不要なら結果のみはこちら。

メインPCのCPUクーラーに関するアンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc4518-cZUywgj1mrGLiz-HruS-o8U1PTgPOm94V_Xn9H4AHw/viewanalytics

回答者は40代中心、世間一般より自作PCやゲーマー率高め。

1.CPUクーラーの水冷率は1割程度にとどまる

CPUクーラーの水冷率は1割程度にとどまる

水冷率低いですな。

一時期は価格コムのランキング上位に簡易水冷が割と並びまくっていた印象があったものの、そこまでしない自作ユーザが多いのだろうか。

簡易水冷の何が問題か個人的に思う順では、コスパ悪め>ラジエーターの取付場所が限定的>液漏れ怖い。書き出してみると空冷より冷やせるだけで存在価値が薄い気がしてきた。

マウスやサイコムが高性能CPUやグラボを水冷化して販売は正しいとしても、一般的な構成で一般的なクーラーとしては結局空冷のようで。

2.CPUファンの回転数把握していない率約2割

CPUファンの回転数把握していない率約2割

自作率高めなためかPWM制御の理解率も高めか。

固定と答えた人は、オーバークロックなどで最大にしているか、もしくは逆に静音性を求めて可能な限り低回転にしているかのいずれかと推測。

最大値で固定は良いとしても、低回転で固定は割と危ないと思う理由は、私は静音性を求めてはいないものの低回転でも良いようアンダークロックしている、しかしPWM制御してくれなければ室温の上下によるCPUの温度管理が面倒。

発熱が高くなり何がマズいかはCPUが壊れる方ではなく、CPU周辺にあるマザーボードのパーツが高温により葬られてしまう方。CPUは元から100℃少々は耐えるよう設計されており、故障時にCPUを疑うのは最後なほど故障しない。

わからない率2割はやや高めだと思ったが普通は多くの人が知らない知識。

3.アイドル時の回転数を把握している人は少数

アイドル時の回転数を把握している人は少数

知ったことではない率4割少々。

私も知らない派で、BIOSで設定はしたものの忘れた、そして普段意識していないので今何回転くらいか聞かれてもわからん。多分1,000以下。というかCPUクーラーにファン付いていなかった。

把握せずの次に1千回転以下が来て、その次に500以下が多い点は少々意外。~2千の方が多いと思っていた。 

4.最大負荷の回転数はもっと把握されていない

最大負荷の回転数はもっと把握されていない

知らん率は少し高まり半数切れるくらいまで上昇。

私も知らない派で、高負荷にする=Windows上で何かしなければならない=回転数がわかるソフトウェアを入れなければならない=面倒な上に別に知りたくない、という流れ。

高負荷時の1千回転以下はさすがに極小 3.7%、~2千が最多で次いで~3千回転であり、高負荷時の回転数は10年くらい前とそう変わらない印象。

5.CPUファンのサイズは約3人中1人が120mm

CPUファンのサイズは約3人中1人が120mm

12cm多いですな。ということはサイドフロー多いのか。

またはラジエーターのファンのサイズも含まれているため、約1割が簡易水冷なのだから12cmファンの27%くらいが空冷とすると、知らない率27%くらいと同率とも。

把握していないならばメーカーが取り付けたモノをそのまんま使用していると思われ、クーラーというモノは特に品質とかどうでも良い、回って冷えていれば良いのだから問題ございません。

但し、メーカーが取り付けたモノならば多くの場合はCPUに付属する純正であり回転数の割には冷えない。CPUがバルク(付属品一切なし)なら1,000円もしない安物だろうからやはり冷えはよろしくはございません。

しかしCPUが高温にならなければやはり問題はないわけで。静音にこだわるならば取り替える、もしくはカスタマイズでここだけは変更してもよろしいかと。

6.CPUファン光らないパソコンの割合は8~9割

CPUファン光らないパソコンの割合は8~9割

ケースファンならわかる、しかしCPUファン光る率8.8%は多いと思った。

光るファンの何が良いかは自己満足に良いだけながら、最近はサイドパネル透明で内部を見せるインテリアの要素も加わって来たため、光らせたいならそれはそれでアリでしょうな。 

7.CPUクーラーのクリーニングは年1回が最多

CPUクーラーのクリーニングは年1回が最多

最多は1年に一度で3人中1人。

次いで半年と数年に一度が5人中1人少々となっており、掃除しない人が1割少々居られるという。

2~3ヶ月に一度はやりすぎな気がしないでも無いものの、ホコリが溜まる前に掃除しているのかと思えば素晴らしくよろしいかと。

CPUクーラーの着脱をしたことがないならば安易に取り外さないように。私は大昔に何となく掃除の時に外して元に戻せなくなったどころか、CPUまで外してみて取り付けミスって通電しぶっ壊した経験がある。

8.クーラー選びのポイントは性能>価格>静音

クーラー選びのポイントは性能>価格>静音

順当と思える結果。

私もそうで、まずは性能としてCFM(風の流量)や設計とかヒートパイプとフィンを見る、それに対し価格が適しているか、最後に回転数と騒音値を見てカートへぶち込む。

次いで4番目に票数の多い「大きさ」とは、クーラーの全高とヒートシンクの低さが含まれていると思われ、高すぎるとサイドパネル閉まらない、ヒートパイプやフィンが低すぎるならメモリやマザーの部品に干渉し取付できないなど。

時々、価格コムでクーラーを見る限りでは最近は空冷ならサイズ(というメーカー)の一人勝ちのような気がする。 


以上。ソースのCSV圧縮ファイルはこちら

この手の調査結果は発表日をスルーしてしまえども独自調査結果のページからリンクするので見逃した際はこちらからどうぞ

ご協力ありがとうございました。

今月のオススメBTOパソコン
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リンク用ソース

コメント(1)

とりあえず価格コムの売れ筋ランキング20位以内のモデルを選んでおけば、さして失敗は無いはず。現代ならリテールでも可。自作ユーザでもCPUクーラーに熱を上げにくいことはよく分かります。

>簡易水冷の何が問題か
定期的にケースを開けて掃除する習慣がある方なら問題ないと考えます。私が思う最大の問題は「メンテナンスフリー」などと嘘を掲げていること。構造上メンテナンスができないだけで不要ではありません。水冷ならフィッティング金具の定期チェックは必須。

>ファンの回転数
PWM多いですね。場合により3ピンのファンでもメーカオリジナルの管理ソフトだか何だかで、ファンの回転数を制御できるモデルもありますけれど。それ以上に約1%の「ファンレス」が気になる。568人中なら5人がファンレスとか。

DOS/V POWER REPORT|第4部 PCを快適に使うためのOSインストール前後の設定 4/5 マザー付属のツールで静音化にチャレンジ
http://www.dosv.jp/feature/0905/25.htm

>アイドル時の回転数
>最大負荷の回転数
単体でCPUクーラーを買ったなら、モニタリングはしていなくともスペック表を読んで覚えている方は居たやも。箱を捨てていないならそれを確認しても良いですし。

>ファンのサイズ
トップフローでも12cmは多いですよ。自作するならメーカ純正の9cmあたりより大きめなのを選びたくなるのでしょうか。

>クーラー選びのポイント
回答者にゲーマーが多いだろうことも鑑みると、冷却性能が第一優先は納得。最近のAmazonって正体不明なCPUクーラーが多々ありますから、大きさと同じくらいメーカも重視するスタイルは正しそう。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。