Windowsを使う前に変更する電源オプションの設定

2017年2月22日

気にする人が少なそうな電源オプション。

先日のWindows上からアンダークロックとコア数減の設定話を書いていた時に気付いた事、電源オプションを皆さん変更していないというか、意識していない気がするのでもう少し設定話を続けたい。

PC初心者向けなものの上級者様もどうぞ。

Windowsを使う前に変更する「電源オプション」とは?

使う前でも使用中でもどちらでも良いけれど、自作PCならばWindowsを入れた後、完成品ならばWindowsの初期設定後、個人的にこのタイミングで設定を変えております。

電源オプションは文字通り電源に関するオプションであり、オプションという事はオマケのような意味なので必ずしも変更が必要になるものでは無し。

しかし、環境に合う合わないは随時発生するもので、電源オプションの初期設定はノートPCに合わせたかのような省電力が基本なので、デスクトップPCならば変えたいところ。

具体的な変更点を画像で見て参りましょう。

 

電源オプション変更で快適になるかも知れない項目

Windows 7は、左下のWindowsロゴをクリック->コントロールパネル->システムとセキュリティ->電源オプション。

Windows 10は、左下のWindowsロゴをクリック->設定->システム->電源とスリープ->電源の追加設定、で下のような別窓が出るはず。ここからの画像は全て7。

電源オプション

マイクロソフトは親切なのかアホなのか怠慢か、2と3の3箇所いずれをクリックしても同じ設定画面が出る仕様。

1.電源ボタンなどとパスワード設定

1の枠内2つも同じでこちらの表示へ切り替わる。

スリープや電源ボタン

電源ボタンとスリープなどへ切り替える動作の設定。

電源ボタンは、何もしない、スリープ状態、休止状態、シャットダウンの4種類。スリープボタンが付いているPCを見た事が無いのだけれども、あるならこちらはシャットダウンを除いた同じ3種類。

画像は私のメインPCでWindows 7仕様のデスクトップ、初期設定から変更していないはず。する必要性を感じない為。

ここで変更すべきかも知れない環境として考えられるものは、ノートPCや職場で使用しているパソコンの場合。

私の場合は電源ボタンを押してシャットダウンで結構。ノートは省電力重視なら電源ボタンでスリープや休止状態は便利、職場で他部署には秘密な作業をしているならボタンを押すだけで画面真っ暗に。

そして下のパスワードを設定しておけば復帰時にパスワード入力を求められるので、私の職場では人事と経理の担当者はパスワード設定しております。

スリープと休止状態の違いは、スリープはメモリへデータを保管し超省電力モードへ、休止状態はハードディスクなどストレージへデータを保管し電源が切れたような状態へ。

そこでキーボードに触れるとかボタンを押して解除するとシャットダウンより早くWindowsが再び使えるようになるというモード。昔、XP以前の休止状態などは信用ならなかった(復帰に失敗しまくっていた)けれど、7以降は信頼性上がっております。Vistaは知らない。

スリープはうたた寝、休止はガチ睡眠と思うと覚えやすいだろうか。他にもVista以降はハイブリッドスリープという、メモリとストレージの両方にデータ保管してお休みになられるモードもあるので後ほど。

2と3.モニタの電源オフとスリープになるまでの時間

モニタオフとスリープまでの時間

4は後回しで、ディスプレイの電源オフとスリープまでの時間。

1分から5時間、または無しの設定があり、操作を何もしなかった時間をカウントして設定された時間が経過したならモニタ消したりスリープへ自動で入る機能。

私はノートもデスクトップも片っ端からこの設定は「なし」へ変更しており、なぜかはモニタが切れている状態で誤り電源ボタンを押してシャットダウンさせてしまう事がよくある為。

特に所有しているノートPCのFMVは電源スライドとLEDが右の側面に付いているので、明るい場所でモニタが消えた状態になると電源が入っているのか分からなくなってしまうという。

デスクトップPCで24型くらいのモニタならば20~40Wくらいの電気食っているので気になるならタイマーによるオフを。ノートはWi-Fiの次くらいに電気食うのがモニタと言われているので気になるならオフにしてどうぞ。

というわけで、本題の4「詳細な電源設定の変更」へ。

4.詳細な電源設定の変更

他人のPCを何台も見たけれど、この中まで変更している人は滅多に見た事がございません。

ps-opt-4-1

詳細な~ボタンを押すと上のような窓が別途開くのでハードディスク(以下、HDD)の項目の「+」をクリックやタップしてツリーを展開。

標準ではハードディスクの電源を切るまでの時間が入っているはずで、私は切りたくないので「なし」へ変更済。通常は5分か10分くらい放置するとHDDの回転音がしなくなる、あれは電源を切られております。

なぜ「なし」にするかは、スピンアップというHDDのプラッタ(円盤)が回転し始める動作を極力減らした方がクラッシュによる故障率を下げられるかもと期待する為。省電力重視なら電源落としてもよろしいかと。

次にスリープを開くとここにハイブリッドにするか否かの設定がございます。標準はオンになっているはずで、うたた寝とガチ睡眠両方の良いところ取り、復帰はメモリからなので高速、電源落ちてもHDDにも保管しているので消えない感じ。

下へスクロール。

ps-opt-4-2

USB設定を開くとセレクティブサスペンドなる項目があり、これを有効にしている場合はUSB接続機器が使われていないなら電源供給を止めるという省電力設定。

おそらく標準で無効、省電力重視しないならバスパワー(USB給電)の外付HDDが電源切られるかも知れないので個人的には嫌。

プロセッサの電源管理は、今回はアンダークロックでは無いので最大値はどうでも良い、100で良いとして最小の方。ゲーム用PCなどで常時フルパワーが良いなら最小も100%へ。

システムの冷却ポリシーはアクティブとパッシブの2種類あり、標準はアクティブ。パッシブへ変更するとCPUが高熱になる前に性能を落としてファンの回転数を抑制する感じになるので、性能より静音性を高めたい環境なら変更を。

これらの設定はノートPCの場合、バッテリ動作時とコンセント給電の2種類に分かれているので使い分け可能。

以上、ここだけは見ておいた方が良さそうな箇所のみ紹介。

手軽に変更出来る割に快適になる可能性が高い設定、一度変えてしまえば恒久的に有効なので確認して損は無いかと。

 

設定の好みは人それぞれで正解は無い

HDDの電源は切らない、モニタ電源も切らない、スリープなどは使わない、私がそうだからとこれが正解というわけでは無く、ノートかデスクトップか、WindowsかMacか、のように正解はございません。

パソコン教室や自称PC上級者様が、「HDDのクラッシュ率を高めるのでHDD電源は切らないこと(キリッ」とか言われても切ってOK。

今時のHDDがクラッシュするとかあまり聞いた事が無く、個人的には電源をオフにするとオンになり回転数が安定しアクセス出来るようになるまで数秒待つタイムラグ、これを避けたい意味の方が大きい。

モニタ電源のオンとオフも、私のようにデスクトップPCで23.5型モニタを3枚も並べて同時使用していたなら、消費電力1台33W(三菱RDT232~基準)くらいとすると3枚で100Wくらいなので結構な大きさ。パソコン本体と変わらないレベル。

しかし電気代1kWhあたり26円とするなら、モニタ3枚は1時間あたり2.6円程度であり、モニタ電源をオフ設定にすると3枚全て点灯するまで数秒かかるので2.6円/時間なら節約したくない。

という感じで、自分に合わせた設定で快適さを求めるべし。おすすめとかこうしなければ、という設定はございません。

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リンク用ソース

コメント(3)

私もOSインストール直後に電源オプションの設定をしています。デスクトップPCでは省電力など気にする必要が無いので、セルゲーム直前の孫父子のごとく常に超サイヤ人な設定へ。電源ボタンはスリープ設定、時間経過でモニタ消さない、勝手にスリープにさせない、USB給電止めない、HDDまわしっぱ、CPUは100-100でファンも全力。

>スリープはうたた寝、休止はガチ睡眠

私の感覚では、スリープは居眠り、休止は仮眠、シャットダウンは熟睡。ハイブリットスリープは軍靴と迷彩服を着用しライフルを抱きかかえながら仮眠してるようなw

>XP以前の休止状態などは信用ならなかった

解除しても画面真っ暗なままWindowsが帰ってこないとかXPあるある。当時はスリープでなくてスタンバイという表記でしたよね、なつかしい。外出時など安心してスリープにしておけるので、Vistaや7は好きですね。…とか言いつつ、結局つけっぱなしになるのですがw

>休止

ハイバネーションファイルが無駄にシステムドライブの容量を食うので基本的に削除してしまっています。なので休止もハイブリットスリープも自動的に無効に。スリープは多用しますけれど、休止状態にする意味をあまり感じないのですよね、コンセントからプラグ抜いても大丈夫なことくらいでしょうか。夏場などは雷を警戒してプラグ抜いて外出することがあるので、そういうときに使うことはたまにあります。

>回転数が安定しアクセス出来るようになるまで数秒待つタイムラグ

同じくこれが嫌でHDDは回転させっぱなしです。

私もOSインストール直後に電源オプションの設定しています。コンピュータが勝手にスリープしないようにしています。一時期windows7のリカバリー直後の200余りの更新の途中でスリープし、その後失敗し巻き戻しに時間がかかって苦労したことがきっかけです。

電源オプション。はるか昔に設定を変えたため、デフォルトがどんな設定だか忘れました。ディスプレイを切るまで5分、スリープまで30分くらいでしたっけ。

>下のような別窓が出るはず
私の環境だと、電源オプションで表示されるプランは「バランス」と「省電力」の2つのみですね。ヒツジ先輩の「ASRock Instant Boot」が少し気になります。インスタントというからには起動が早いのでしょうか。

>私の職場では人事と経理の担当者はパスワード設定しております
電源ボタンの設定を変えたくないなら、ショートカットキー「Win + L」のスクリーンロックも便利ですよ。瞬時に画面が真っ暗になり、マウスクリックやキーの押下でサインイン画面へ移行、サインインすると作業画面に戻ります。

PC設定のカルマ:Windows7 - パソコンをロックする方法
https://pc-karuma.net/windows7-lock-screen/

>USB接続機器が使われていないなら電源供給を止めるという省電力設定
これを無効にしていても、外付けのHDD側が自分の判断で給電を止めて電源断になる事も多いですね。私も邪魔な機能だと感じています。そんなチマチマした電力をケチっても、いざファイルにアクセスしようとする時の待ち時間でプラマイゼロだろ、と。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。