インテルSSD X25-M 80GBをX58とH55でベンチマーク

2011年1月12日

高性能SSDとして定評の有るインテルのSSDでベンチマーク。

ハードディスクからSSDへの乗り換えや、BTOパソコンのカスタマイズでSSDを1stドライブにするか否か、検討材料として御覧有れ。未だにXPを利用のユーザ用としても価値の有る内容にしたいものの、私が酒を飲みながらやっているので結構適当です。

自称初心者なら細かい所は流し読みにて、画像やまとめをどうぞ。

以前やらかしたX25-MとC300の速度比較(別窓)で準備すると比較し易いかも知れず。手持ちのHDDやSSDで比較など面倒で無ければいかがでしょう。

 

X58とH55のテスト環境や詳細

ASRock X58 Extreme

  • CPU:Core i7 950(定格)
  • メモリ:DDR3 PC3-10600(2GBx3)※OS管理内3.25GB

ASUS P7H55-M/USB3

  • CPU:Core i3 560(定格)
  • メモリ:DDR3 PC3-10600(2GBx2)※OS管理内3.24GB

共通の環境や条件

  • SSD:PQI Intel X25-M 6526-080GR2(OEM)
  • ファーム:2CV102HD ※一部計測で2CV102HA有り
  • OS:Windows XP Professional SP3
  • 計測ソフト:Crystal Disk Mark 3.0.1(以下、CDMと省略)
  • IDEモード(RAIDやAHCIにはしていないという意味)
  • SATA2(3Gbps)、SATA3(6Gbps)接続で計測

簡単にいうと、ファームウェアのアップデート以外はOSをXPとして何もいじっておらず、SATA2と3に接続してみたという事です。

ちなみにX25M~はSATA2製品です。

 

ASRock X58 Extreme3 のSATA2と3でベンチマーク

納品時のファームは 2CV102HA になっており、新しいバージョンへ上げる前に一応取って置く事に。

ここからはCDMで1000MBと100MB、各5回の最良値。

CDMの設定で色を変えると背景が付いてしまう為、SATA2を標準の緑、SATA3は手動で青に変えております。

では無駄にSATA3で接続した旧ファーム。上100MB、下は1000MB。

x58-x25m-100mb.jpg x58-x25m-1000mb.jpg

同じくSATA3、ファームをアップデートすると。

x58-x25m-2cv102hd-100m.jpg x58-x25m-2cv102hd-1000mb.jpg

ファームを上げても速くなったとは言えず。

SATA2ではどうなるか。比較用の全体図は後程。画像数を稼いでおります。

x58-x25m-s2-100mb.jpg x58-x25m-s2-1000mb.jpg

全体的に数値が低くなりましたが、QDが思い切り下がっております。

さすがASRockの変態マザー、わけが解りません。と言いたい所ですが、X25-Mは読み書き共にNCQ(Native Command Queuing)対応でその効果が無くなった、あるいは減ったという事でしょうか。

NCQについては分り易い解説が見当たらなかった為、海外ですがWikipediaにて。画像を見ると何となく判るかと。

NCQ.png

HDDのみでは無くSSDでも処理速度は向上するそうな。

測定結果の画像をまとめると。左が100MB、右が1000。

x58-x25m-compare.jpg

何故ASRockはSATA3で速度が上がるのか分かりませんが、X58 Extreme3でやるならSATA3接続の方が良いという事でしょう。

 

ASUS P7H55-M/USB3 のSATA2と3、全体の速度比較

X58と条件がやや違いSSDの使用量が違っております。ベンチマークが目的では無く仕事用のため仕方無しとして。100MBや1000MBなので影響は無いでしょう。

ファームは最新、まとめた画像より。X58と並びは同じ。

p7h55-x25m-compare.jpg

SATA2(上段)でX58と比較すると同じくらい。

問題はSATA3接続の速度が減っている事ですが、SATA3用ドライバの影響と思われますが不明。

X58とまとめてグラフに書き直し。上が100MB、下は1000。

cdm-100mb-graph.jpg cdm-1000mb-graph.jpg

読込のシーケンシャルとランダム512Kは若干ASRockが速めですが、QD32は見なかった事にして書込は同程度。

何も設定を替えずXPでやってみるとこうなったという例として。

 

フォーマットとファーム更新、WDのAlign Utilityを試す

条件で書いた通りAHCIにはしておらず。BIOSはファンの速度やBootの順番以外ほとんど触っておらず、どノーマルです。

XPでクイックフォーマット。セクタサイズは既定のため4KBでしょうな。

ディスク管理から認識している事を確認。

01-intel-x25-m.jpg

パーティション1つ、全領域にて。

02-intel-x25-m.jpg

クイックフォーマット。

03-intel-x25-m-format.jpg

Eドライブに接続している1863.01GBはWesternDigitalのWD20EARS、WD Align Utilityでセクタサイズを変更しなければXPでは遅くなるという代物。

インテルSSD、X25-Mに使えるかやってみた。

wd-align-x25m.jpg

ディスク3がSSDで、やはり無理なようです。

URLが変更になる可能性や更にアップデートが有るやも知れませんが、今回当てたファームウェアと、色々と確認出来るインテルツールボックスのアドレスをどうぞ。

リンク切れが怖いので切っております。

Intel Solid State Drive Toolbox
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&ProdId=3044&DwnldID=18455

Intel SATA Solid-State Drive Firmware Update Tool
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn&changeLang=true&DwnldId=18363

検索はこちら。

ダウンロード・センター
http://downloadcenter.intel.com/Default.aspx?lang=jpn

 

ベンチの数値では無く、体感速度はどうなのか?

結論から行くと、値下がり大容量化を待っているならインテルSSD(X25-M)は体験しない方が良いでしょう。高確率で欲しくなります。

良く有るクチコミを両極端にすると。

  • Windowsの起動は速くなるが、それ以外は大した事が無い
  • SSDを使うとHDDには戻れない、そのくらい速い

前者はSSDを使った事が無い、またはインテルやクルーシャルのような高性能では無い、若しくは速度が出ていない可能性が有ると見ており、実際に使ってみるとあらゆる事が速くなり、後者の言い分が良く分かります。

ここでHDDとSSDのWindows起動動画などやろうかと思いましたが、YouTubeなどで大量に上がっており中止。

文字で表すと、先日購入した三菱液晶(RDT232WLM)の解像度切替による影響か、SSDではWindows XPのロゴが一瞬しか見えない、またはいきなり「ようこそ」が出た瞬間にデスクトップ表示され操作可能な状態になります。

アプリケーションの起動や保存以外に、ブラウザの表示も高速になりキャッシュの読み書きが影響しているのでしょう。言い過ぎですが、ここまで速くなるなら面倒な事を踏まえるとRAMDISKは要らないとさえ思える程。

SSDに限らず、個人的な価値観で購入に踏み切るタイミングは2種類。

  • 生活必需品と言えるか?
  • 生産効率(仕事の能率)向上による償却が短期間か?

5万円でも冷蔵庫は必要、5万円の食器洗浄機は必ず要るとは言えない。SSDが12千円、時給1200円として10時間分短縮するまで何日かかるか、という考え方。

ベンチマークが趣味なら好きなだけ金を突っ込んだ方が面白いものの、一般的に考えると上記のような感じでは無かろうかと。

XPではアライメント調整無しでは性能がガタ落ちするというcrucial(Real SSD C300 64GB)はビビって避けましたが、インテルSSD(X25-M)では調整はもとよりAHCIにしなくとも充分速い。

という事で終わりたい所ですが、オチが無いため私がプライベートPC(X58の方)で使っているRAMDISKの速度で吹いて下さい。

OS管理外領域をGabotteにて。

ramdisk-cdm.jpg
今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>問題はSATA3接続の速度が減っている事ですが、SATA3用ドライバの影響と思われ
原因はおそらくP55の帯域不足がもろに出てるんだと思います。
実証機器は違いますがSATA2対応のX-25Mすらボトルネックになるようです。
BTO WIKIのマザーの項
http://bto2ch.wiki.fc2.com/wiki/Core%20i7%E3%83%BBCore%20i5%E3%83%BBCore%20i3
下のリンクの動画(5:27辺り)
http://www.asrock.com/mb/overview.asp?Model=P55%20Deluxe3
ブリッジチップ有りで300MB/秒こえるものが無しだと180MB/秒弱しか出でいないことから、今回のヒツジ先輩のベンチ結果とほぼ一致してます。

>XPではアライメント調整無しでは性能がガタ落ちするという
>crucial(Real SSD C300 64GB)はビビって避けましたが、
>インテルSSD(X25-M)では調整はもとよりAHCIにしなくとも充分速い
もうこの一点において、パーティションアライメント調整無しでXPユーザーがSSDに移行しようと思うならIntelのSSDが鉄板だと思うのですよね。

>RAMDISKの速度で吹いて下さい
遠慮無く吹こうかと思ったんですけど、一点気になりました。
シーケンシャルの速度からして、なんかランダムが100MB/秒いってないのって、RAMDISKにしては微妙に遅いような…Gavotteの問題?
環境からして2、300MB/秒くらいは出てもいいような…こんなもんでしたっけ?

インテルの120GBが2万円を切った段階で衝動買いしました。今まではPC電源ON→テレビ電源ON→ラインをPCに切り替える→グラスに氷をいれにいく→もどるとスタートアップに入れてるものが立ちあがってて使用開始 でしたが、SSDに交換後は液晶テレビの起動が遅いのもありますが、ラインを切り替えた段階でソフトが立ち上がり始めてます。Win7・Corei5 750・P7P55D-Eの構成でSATA2に接続ですが、正直予想よりはるかに早いです。問題はセカンドPCのネットブック(電源ONからFirefox起動まで10分)を捨てたくなるという弊害が出ました。もちろん捨てませんが起動するたびに以前よりストレスが大きくなりました。交換される際は皆様もお気をつけください。

ヒツジ先輩が褒めるくらいなら、やはりSSDは高速なのでしょう
ますます大容量のSSDが欲しくなってきました。特にソフトのインストール先や、倉庫用として

私が使用中のTrimコマンドを実行したら何故か読み込み・書き込み速度が全て下がったIntel40GBのSSDは、新規で購入する利点が非常に少ない代物に成り下がりました。これから購入するなら160GB以上でしょうか。SandyBridgeならファイルの圧縮・解凍も高速ですから、組み合わせれば快適にファイル操作が行えるでしょうし
加えてBIOSマザーではなくEFIマザーなら、スリープが必要なくなるくらいの起動速度が出そうな気もします。資金がいくら必要か分かりませんが

まずこれは私の思い違いかも知れないので、もしそうだったら華麗にスレーでw
と、前置きさせていただいて…

いやなんかRAMdiskが気になったんで何気に見ていたらあることに気がつきました。
確かi7 900番台のメモリコントローラーって公式にはDDR3-1066(PC3-8500)のトリプルチャネルまでしかサポートしてなかったような気がするのですけど、Gavotteのベンチ結果のCDM画像を見ると、DDR3-1333(PC3-10600)のメモリ使ってなイカ?

いや、動いてるから別に問題ないとは思うのですけど、タダでさえ相性問題とか出やすいメモリでかなりチャレンジャーというか、人柱っていうか、へぇー普通に動くんだぁー的に実は参考になった件w

これ、おそらくメモリはBIOSのデフォルト設定に合わせてDDR3-1066で動作してるのですよね?
ってことは、メモリ自体の定格動作的にはまだ余裕があるわけで…
いいこと思いついた!
ここはせっかくメモリ動作に余裕があるのでベースクロックを上げてだな。
目指せ950で夢の4Ghz超えw

> TakaQ さん

自称RAMDISKマニア(但しそんなに活用はしていない)私の脳内クリスタルマークによると数値はツールに依存すると思われます。


ドライバーダウンロード RAMDISK ユーティリティー | BUFFALO バッファロー
http://buffalo.jp/download/driver/memory/ramdisk.html
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
Sequential Read : 5083.899 MB/s
Sequential Write : 5641.073 MB/s
Random Read 512KB : 5883.278 MB/s
Random Write 512KB : 6705.156 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 1156.794 MB/s [282420.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 1099.838 MB/s [268515.2 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 849.712 MB/s [207449.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 806.448 MB/s [196886.8 IOPS]

Test : 100 MB [Q: 0.0% (0.1/511.5 MB)] (x5)
-----------------------------------------------------------------------

RamPhantom3シリーズ | ソフトウェア | IODATA アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/product/hdd/soft/ramphantom3/
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------

Sequential Read : 4303.012 MB/s
Sequential Write : 4629.667 MB/s
Random Read 512KB : 5922.707 MB/s
Random Write 512KB : 6667.196 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 378.643 MB/s [ 92442.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 369.979 MB/s [ 90326.9 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 1083.853 MB/s [264612.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 1048.071 MB/s [255876.7 IOPS]

Test : 100 MB [F: 0.0% (0.0/1020.0 MB)] (x5)
-----------------------------------------------------------------------

BuffaloはOS管理内、I/O-DATAは外。
Buffalo側は別の日に測定した際、Writeが全部20MB/sを切った事が有り意味が解りません。

> 715号 さん

私の場合も、帰宅し電源ボタンを押して他の事を色々やってからPCの前に戻る為、Windows起動の遅い速いは実はどうでも良いという。

> 庶民A さん

やはり容量と価格ですな。
120GBで2万円や80GBで13千円も出せない額では無いけれど256MBなど上を見ると今買う気がしない。パソコン本体同様、迷うなら待ちでしょうな。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。