パソコンを速くする方法10+1

2013年8月 3日

PCの作業効率を向上させる方法を10個とおまけ1。

パソコンの処理速度は過去数年でかなり上がっており、具体的にはメモリの価格が下がりまくった事、そしてSSDが普及している為と感じております。が、使い方により遅くもなるので、重いと感じるなら確認してみましょう。

PC初心者向けに参ります。

パソコンの処理速度を上げる方法10個

ハード・ソフトウェア環境の変更は自己責任なので、自信が無い、良く解らないなど迷ったならやめておきましょう。

説明と同時に注意も追加。

1.気休めにデフラグとかしてみる

デフラグで劇的に処理速度が早くなるわけは無いけれど、長年使っているパソコンなら気のせいレベルで速くなるかも知れない。

デフラグとは、HDD(ハードディスクドライブ)内の断片化された情報をまとめる昔ながらの整理方法。HDD内のプラッタ(回転する円盤)に散らばったデータを集める事で、ヘッド(読み取り部分)のシーク(動き)が少なくなるというもの。

注意する事は、SSDでやると効果無く寿命を縮める事。また、海外のフリーソフトに良く有るものはデフラグと称して余計な事をし、セキュリティ警告など脅して金を取ろうとする物も。

私はデフラグしない派なので具体的にどれが良いとは言えないけれど、Googleの検索で「デフラグ」の後に、ベクター、GIGAZINE、窓の杜、など付けて検索し評判を見てみましょう。有名な日本製ならまず安心。フリー(無料)ソフトで充分。

2.HDD内の整理と空き容量を確認

古い特にノートはHDD容量が少ない可能性が高く、長く使うと保存データが増加するもの。最近のデジカメのデータは高画質大容量、動画も撮影出来たりするのでHDD使用量は更に増加。

空き容量が少なくなると一時ファイルを作成出来なくなり、速度が突然低下しHDDのガリガリ音が長めに。私が修理現場で見た限りでは、故障と勘違いした人は空き容量1GB切れていたので、せめて3~5GBくらいは常に空けておきましょう。

空き容量の見方は、Windows XP以前ならCドライブを右クリックしてプロパティ。7はドライブのアイコンの下にバー(メーター)が表示されております。Vistaは忘れた。

注意する事は、いきなりフォーマット(初期化)したりシステムファイルを削除しない事。自分で保存した覚えの有るファイルを削除や退避しましょう。

3.メモリ容量が少ないなら増設

Windows XPや7なら1GB以上、Vistaは2GB以上、エアロ機能とか使っているなら4GBくらい。32bit版は3.数GB以上認識しないので4GB超えは無駄。64bitでも、例として7のHomePremiumは16GBまで、その他マザーボードやCPUによる制限も有り。

昔は、重い=メモリ増やせ、が常識のようになっていたけれど、過去3年くらいのパソコンならメモリは1GB以上載っていると思うので、軽い用途なら増設しても意味が無い事も。

注意する事は、改造なのでメーカー修理不可になる可能性。メイン基板からメモリ基板を抜き差しするので、やり方を知らないなら「YouTube メモリ 交換」などで検索を。

4.Windowsを再インストールする

頻繁にパソコンを使う人なら効果が有るかも知れない、これも昔ながらの方法で、データを外付けHDDやDVDなどへ退避してWindowsを再インストール(リカバリー)すると話が早い。作業は再インストールなら1~2時間、リカバリーは20~60分くらい。またはそれ以上。

注意する事は、データを退避せず再インストールして必要なファイルをぶっ飛ばさない。PCに詳しい人が初期設定したPCでNECや富士通など有名メーカー品なら、かえって遅くなる可能性有り。CPUやHDDが故障している場合、再インストール途中で止まる事も有り。

その他、自作(他作)PCはドライバを個別でインストールになる為、知らずに入れ直すと音が出ない、画面の表示解像度が低い、プリンタを認識しない、マウスのボタンが一部使えなくなるなどの支障も考えられるのでご注意有れ。

5.使っていないプログラムの削除

インストールして使うアプリケーションには大きく分けて2種類有り、単純にインストールだけのものと常駐しバックグラウンド(裏)で動作するもの。

前者は処理速度には影響無いけれど、HDD容量が少ないなら削除すると速く出来る可能性有り。後者で使っていない常駐プログラムは、Windowsの起動が遅くなったり、メモリを無駄に確保する事も有るので、低性能CPUや小容量メモリなら効果が期待出来ましょう。

注意する事は、何か判らないプログラムは消さない方が無難。特にWindowsや周辺機器に関わるものを消すと動作に支障が出たりするので、何用か分かるものから消して行きましょう。私の個人的な目安は1年使っていないものは問答無用でアンインストール。

6.Vistaなら7へアップグレード

Vista発売当初に購入したパソコン。特にノート、更に有名メーカーPCならメモリが極端に少ない仕様かも知れず。

Vistaは主にメモリ容量、そしてCPUを常時使用している率が7やXPと比較し高い為、CPU性能が低いなら7へアップグレード、メモリが少ないなら増設またはアップグレード。

但し、そこまで古いパソコンなら買い替えた方が効率が良く割安になるとも考えられ、メーカーPCは7に対応していないかも知れないので安易に7へ乗り換えようと思わないよう。強引に乗り換えるとメーカー修理やサポート対象外になり詰むかも知れない。

7.ウェブブラウザはChromeを使う

IE(Internet Explorer)は動作が遅く、Firefoxはアドオンを入れ便利になるほど起動が遅くなるもの。IEはクラッシュ(エラーで閉じる)確率が高く、Firefoxはマニア用なので、GoogleのChromeブラウザを入れて使ってみましょう。インストールは数分で完了するはず。

IEを消す必要は無く、Firefoxを入れて比較も良し。他にもAppleのSafari、マイナーなところでは任天堂のWiiでも使われているOperaもIEよりマシ。

注意する事は、Chromeはメモリが有れば有るだけ使おうとするので、メモリ容量が少ない(1GB未満くらい)では厳しいかも知れず。Googleのアップデートに期待しましょう。

8.ウィルスバスターから乗り換え

ウィルスバスターなど、Windowsの起動以外に常駐(普段の監視)がやたら重いセキュリティソフトから他のセキュリティソフトに乗り換える方法。

ライセンスが切れる前のタイミングで、カスペルスキー、ESETで検索し体験版をダウンロード。旧セキュリティソフトをアンインストールした後にインストールし試してみましょう。だいたい、ウィルスバスター、ノートン、マカフィーが重い代表的なセキュリティソフト。

注意する事は、セキュリティソフトなのかウィルス対策ソフトか。前者はファイアウォールやスパイウェアの監視など全部セット。後者は本当にウィルス(トロイ、ワーム含む)だけを監視している可能性が有り、機能が落ちないよう確認を。簡単に思えるけれど、結構ハードルは高め。

9.高性能な新品のPCへ買い替え

3D処理のゲームやデザインをやっている割に昔のノートを使っていたりなら、パソコンの性能全体が低く容量も足りていない可能性。デジカメの静止画や動画の編集程度でも最近は高解像度が標準なので、全体を見直した方が良いかも知れない。

少し前までは、ノート10万ならデスクトップは5万円でもノートより高性能でも普通で有ったものの、最近はどちらもそう変わらなくなって来ており、大画面モニタ別売りな分、デスクトップが高額になる事も。

注意する事は、有名メーカーのノートや一体型の新製品はぼったくりなので、型落ちの4割引き以上が目安。デスクトップなら量産系BTOメーカー(ドスパラ、マウス、パソコン工房など)が割安で、自作PCやショップBTO PCは性能や機能にこだわりが無ければ無駄に高額。

10.古いパソコンやHDDはSSDに換装

CPU、メモリ、グラフィックが進化し過ぎ、もはや私レベルの用途(ブログ書いてメール送信)程度では高性能と中程度の差が体感でほぼ判らない。

要はストレージ、HDDをSSDへ交換すると劇的に高速化する可能性大。レコードやCDのように円盤が回転し読み取り部分が動くか、メモリのように基板でデータを読み書きさせるか。特にランダム(細切れ)アクセス(読み書き)はSSDが桁違いに速く、差も体感可能。

しかし簡単に換装とは言え、古いパソコンは接続方式にIDE仕様が多く最近のSATA端子では無い可能性大。更に2.5インチでも厚み違いなども有るので要調査。

 

11.使う人間や入力機器の事も考える(まとめ)

パソコンのハードウェア、Windows内というソフトウェア以外、私が重視している事は使う人間の性能や周囲の環境。

いくら超高性能&高機能なPCでも、そこまでの用途が無かったり使いこなせなければ意味が薄く、コップ1杯の水を飲む為にバケツを使っているようなもの。

私を例にすると、キーボードとマウスとモニタに若干こだわり、作業効率が笑える程に向上しております。

キーボードはRealforceというキーストロークが超軽い物、マウスでは無くM570というトラックボールへ乗り換え、モニタは光沢19型(解像度1280x1024)から非光沢23型フルHDへ。

タイピングの速度は計測ソフトで1.3倍以上、トラックボールは慣れるまで時間を要するものの疲れ知らず場所も選ばず。モニタは作業領域が広い為、ウィンドウを入れ替える手間が減少。

CPUやビデオカードをオーバークロック(性能をほんのり向上)させても、やはりその性能を使い切らねば意味無し。

人間をオーバークロックする為にPCやOS以外の事も考えてみましょう。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>Chromeはメモリが有れば有るだけ使おうとするので
コレもうほんとスゴイので、わたし的にはもうChrome使うなら64bit環境必須だと思うのですよw
youtubeのサムネイル巡りみたいな感じで、個々は短くても次々と動画観たりとかしてるともう即ダメですね。
30分と経たずにメモリ枯渇で挙動がおかしくなる感じでしょうか。
エクステンション入れてなくて、まっさらであればわりと大丈夫ではあるんでしょうが、それじゃChrome使ってる意味ねぇw

あまりに安定感無いんで、最近はもうyoutubeのサムネ巡りの時はFirefoxに回帰してますw
Chrome的なと言いますか、あるだけひっつかんで離そうとしないメモリマネジメントの部分がだいぶマシな印象。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。