Socket939や478で新チップセットのマザーボード発売

2010年8月27日

中古では無く新品として微妙に増えつつ有るソケット939や478。

Socket939はAMD、Socket478はIntel。私はインテル信者というわけではございませんが、AMDはマニアック過ぎて正直詳しく無いどころか知らないに近く。

今更感大有りですが、なぜかこれら旧ソケットの新品マザーボードが徐々に増えているようです。どういう事なのか考えて参りましょう。

情報源は秋葉原の店舗を巡回して面白パーツや部品相場を教えてくれるAKIBA PC Hotlineより。

Socket 939の最強マザー?が来週発売、790GX搭載
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100821/etc_asrock.html

ドスパラ秋葉原本店で8月25日発売予定。

Socket 939マザーでは初となるAMD 790GXチップ搭載品「939A790GMH」がASRockから近日発売される予定だ。予価は8,480円

AMD食わず嫌いな為ピンと来ませんが、Socket939は何年も前のCPUに対応するもので、タイトルに最強マザー「?」と有るように最強と言って良いのか悪いのか。クラシックカーのエンジン以外を再販する感覚で、1960年代の車に対してデジタルな速度計やカーナビが付いている感じでしょうか。

チップセットはAMDの790GXと有り、これまたどの程度の物かさっぱり分からない為、インテルと混在させながら調べる事に。

 

Socket939、478とはどの程度古いのか?

先にインテルを新しい物から。左がソケット、右はCPUの主なシリーズ名。

  • LGA1366:Core i7 9xx
  • LGA1156:Core i7/5/3 8xx/7xx/6xx/5xx、Pentium G・・
  • LGA775:Core2 Duo/Quad、Pentium D、Pentium4、Celeron・・
  • Socket478:Pentium4、Celeron・・

モバイルは今回関係無いため除外。

同じようにAMDを並べると。

  • AM3:Phenom II、Athlon II
  • AM2:Phenom、Athlon、Sempron、Athlon 64
  • 939:Athlon 64
  • 754:Athlon 64、Sempron、Turion 64

PC WatchのAMDモデルナンバー一覧を参考に書き出すものの良く分からない。Athron64の3200+と3500+で3種類のソケットが混在しており意味不明です。

私が現役で修理をしていた頃が約3~4年前とすると、当時Athlon 64の3000~4000番台が最新と記憶しておりAMDのSocket939は丁度その頃。Core2Duoが最新で有った為Socket478は既に新品では売られておらず。

939は約4年前、478は5年以上前のソケットという事でしょう。私が今これを書いているPCが5年前に購入し、当時Socket478からLGA775へ乗り換えた記憶有り。

AMDはオフィシャルを見ると更に混乱出来ます。

やや古めですがASCII掲載のロードマップ。もっと分からない。

ASCII.jp:年末年始特別編1 AMD CPUの2010~2011年はこうなる
http://ascii.jp/elem/000/000/484/484074/index-2.html

 

旧式ソケットの用途や仕様の詳細

元記事の締め括りによると隠れた人気商品と有ります。

ちなみに、こうした「旧世代ソケット+ミドルレンジチップセット」のマザーボードは、「隠れた人気商品」(ショップ)なんだそう。Intelプラットフォームでも、Socket 478用のG31マザーボードが複数発売されている状況だ。

今回のSocket939は現役当時では存在しなかったインターフェイスや機能を載せており、付加価値も有り。

  • PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2
  • DIMM×4(DDR 400/333/266、最大4GB)
  • HDMI、DVI、VGA、Gigabit Ethernet、eSATA
  • Serial ATA(5ポート、RAID 0/1/5/10/JBOD)
  • Ultra ATA/133、7.1チャンネルサウンド、Direct X 10対応

PCI-Ex16が1本は控えめなものの、メモリは32bit最大に出来る4GBまで搭載可能。デジタル出力はDVIの他にHDMIも有り。オンボードRAIDは0/1/5/10/JBODというお祭り状態に。

以前まとめ記事に書いたMARSHALの新丸印では完全にネタかと思っておりましたが、需要が有るから出しているという真面目な企画なら笑えない。先日、865チップセットまで新発売されております。

新丸印、G31に続き865も発売

新丸印
http://www.marshal-no1.jp/marujirushi/index.html

左メニューのマザーボードには865GVとG31が載っており、ランキングは低いものの価格コムでも取扱が数店有り。

マーシャルのマザーボード一覧(価格com)

価格.com - MARSHAL(マーシャル)のマザーボード 製品一覧
http://kakaku.com/pc/motherboard/ma_2161/

先のSocket939は約8500円、マーシャルのG31と865GVは約7000円。

マーシャルの方はインターフェイスが控えめですが、企業には嬉しいシリアルポート(RS-232C)とパラレルポート(IEEE1294)が付いており、更に開発アンケートでは「それは可能なのか?」と目を疑う項目多数。

marshal-enq

新丸印開発アンケート調査
http://www.marshal-no1.jp/cgi-bin/vote7.cgi

増設ボードは一見普通に見えますがPCI-express(x1)を使っていたり、PCMCIA(ノートPCにPCI-Expressが付く前の古い規格のカード)が載ってみたり、一番意味不明な物は1位になっているPCIをPCI-express(x16)に変換するボード。

ネタでは無く本気でやっていると思う為、上のURLをコピペで投票に行きましょう。リンク切れの臭いがするので切っております。

 

CPU性能は用途として打ち止め

インテル様に限らずAMDも6コアCPUを出してみたり、3.4GHz付近から一向に上がらないクロック数。私のPCのCPUは5年前のPentium4ですがクロックは3.40GHz有ります。

コア数が増えたりHT(ハイパースレッディング、1コア2処理)が復活したり、製造プロセスが45nmから更に小さくなったり進化してはいるようですが、そこまで要らないユーザ多数。

私の例では今はメールやインターネット用途の為、5年前の高性能PCで全く困らない。1つ困っている事はCPUファンが騒音な事と既にマザーボードが故障している可能性大な所。

LGA775が終息し、MARSHALなどが復刻版の如くLGA775の無いとは思うけれどチップセットX58で7千円などやってくれるなら、CPUやメモリなど故障していない資産は引き継いでも構わない人間が多く居りましょう。まだ数年先の話では有りますが無いとは言えず。

車に例えると、日本の公道で使う為に12気筒エンジンを積んで300km/h出る物は要らず、その手の車はレースや趣味のみ。近所のスーパーへ行く為に4輪駆動で30度の坂道を上る必要も無く。

時速が120kmくらい出て、静かで広く、乗り心地の良いもの。出来ればエコや燃費を考え、予算内で購入するという置き換えをするとパソコンの選び方に似ていましょう。

インテルやAMDは競ってモンスターエンジンを開発しておりますが、もうそこまでは要らないという。Pentium4で満足している私の例では、Core i3でさえ超ハイスペックで有り、Core iシリーズ全部がオーバースペックなわけで、中古PCの故障箇所を交換して行くという考え方は今後普通になるかも知れず。

高性能PCは趣味以外ではゲームや動画編集、イラストやCADなど特殊な用途のみで、やはりGoogleが言っていたようにロースペック、ローコスト、クラウドになるのやも知れません。

CPUにARM、OSはLinux系の何か、本体は中国の良く分からないメーカーでも良いと思うけれど、文字を書くにはそれなりにデカい液晶とフルサイズのキーボードだけは譲れない。

一言でいうと、マイクロソフトがVistaに反省して低性能でも快適に動くWindows7を出してしまった為、高性能不要が強まったとも言えましょう。

以上、Socket939はCPUを持っていなければ100%要らないという話でした。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(3)

故障交換用といえばそうなのでしょうけれど、モノがマザーボードだけに、需要としてはどちらかというと、既存パーツ流用買い換えでパーツが余ってるとか、マザーだけ死亡で他のパーツはある系の人が、余り物でちょっくら1台組んでみよう・・・だけどこのCPU近頃のマザーじゃ使えNEEEEE!な人用なのではないかと。

従来であれば中古品をヤフオクであさるしか選択肢がなく、地雷koeeeee、相性微妙~とか思っているところへ、じゃあ新品で今時の機能も付けてそれなり価格で売ってやんよとメーカーがやれば、欲しい方はエラい助かりますから、これを待ってた!なユーザーは意外といるのでしょう。

ただ、購入層はどう考えても自作属性の方々でしょうし、モノ的に大量に売れるとか利益率が高いとも思えませんから、それでもユーザーの希望を汲んでやってくいるのだと無理やり好意的に解釈すれば、非常に良心的だと感じます。

もっとも、私は新しくてもSocket478など要らないので、Celeron420(中古1500円)とかを持っておられる方がおられましたら、きっと渡りに船だと思うのですよねw

友人と会社をやっていますので、経費削減のため、PCは私の古いパーツを使って自作しております。
私が使っているSocket939の世代はHDDはSATA グラボはPCI-Ex16で、今の規格でもそのまま使えます。
MEMはDDRですが、これはCPUがメモコンを内蔵しているためチップセットの世代は関係有りません。
一般的にMEMやCPUは故障することが少ないため、上記のように他のパーツの故障は問題なく最新パーツで対応できますが、問題なのはマザーです。
今回こういうマザーが出ると補修パーツとして大変ありがたいです。
939でも2コアCPUであれば業務で使うOfficeや写真データのちょっとした加工では今でも性能的には十分現役で使えますから。
ただ仕事で使うにはメーカー(品質)的に不安な面もあります。

後、インテル様に関しては詳しくないのでよくわかりません。

普通に考えてCPU、メモリ、各種ドライバの所有が条件ですな。
今からDDRメモリやCPUを買いCPUまで揃えてケースや電源まで揃えて自作するなら、安物の新品が一台買えてしまう。

私の例では、新丸印のG31へ乗換は有りかと思うものの、OS再インストールして今の環境を再現させるなら面倒だから丸ごと買い替えます。これも価値感とか複数のデスクトップが必要かという用途の問題でしょうな。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。