効率的に早くWindows 7を再インストールする方法

2017年11月18日

事務用デスクトップなサブPCが不調。

昨年10月に出た正規品のWindowsを実行していません病が再発してしまい、1年1ヶ月なのでマイクロソフトタイマーでもあるのだろうかとマジで考えてしまった自分にややあきれた。

面倒だけれども再インストール。

注意書き前置き。

ここで紹介する手順は自作PC、またはBTOパソコンでもDSP版Windowsの入れ直しであり、リカバリディスクやHDDリカバリとは行程が違うので、完成品PCなら説明書を読むかメーカーサポートへ問い合わせを。

リカバリでも再インストールとドライバを入れる部分が違うだけで他の項目は参考になるかも知れない。なお、今回は初心者向けよりもう少し詳しい人向けに効率的な再インストールとして書いて参ります。

DSP版Windowsのパッケージはこのようなデザイン。

DSP版Windows 7

これは主に自作PC用とされる方なので完成品PCのDSP版はケースでは無く厚紙に入っている事も。右のディスクは同じデザインのはずで、銀色の部分がホログラムになっておりキラキラしております。

 

データ保持しWindows 7を再インストールする方法

用意する物

  • Windows 7のインストール用DVDメディア
  • マザーボード、ビデオカードのドライバディスク
  • データ退避用の何らかのストレージまたはメディア
  • 時間

目次

  1. データの退避またはディスク交換
  2. フォーマットして再インストール
  3. ドライバ類をインストールして行く
  4. 必要なプログラムのインストール
  5. 一部常駐プログラムを停止させる
  6. 「FastCopy」でユーザデータを戻す
  7. Windowsのアクティベートは最後に

1.データの退避またはディスク交換

データ退避については後で書く6番とかぶるので省略。

私は偶然SSDを1つ余らせていた、正確にはメインPCで使おうとして10ヶ月くらい前から放置していたのでそれを使用することに。現行のストレージは2台で以下の通り。

  • Cドライブ:SSD 480GB(インテル製)
  • Eドライブ:HDD 500GB

EはCのクローンで随時CからEへデータを同期させているのでバックアップは既に出来上がっております。しかしどう考えてもSSDとSSDでデータ移行した方が楽なのでクローン・・・すると正規品ではありません病が再発しそうなので入れ直す。

もしかすると240GBから480GBへクローンしたのでPCの構成が変わってしまいアクティベート通らなくなったのかも、と今思った。7はストレージまではマイクロソフト見ていないと思っていたけれど見ているのかも知れない。

上記のDドライブを外して新品のSSDを接続するとこうなる。

  • ドライブ1:SSD 480GB(インテル)
  • ドライブ2:SSD 500GB(SK hynix)

しかし再インストールに1番は要らないので間違える自信があるなら外しておきましょう。私は自分のPCいじる時は手抜きするけれど、他人PCの場合は絶対外す。

2台とも認識していることを確認。

SSD2台BIOS

2.フォーマットして再インストール

当たり前の手順すぎて説明する気が起きないのでドスパラへ丸投げ。

Windows 7再インストール(クリーン インストール | ドスパラ サポート
http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/4581?site_domain=default

reinstall-dospara

通常、完成品PCの場合はWindows 7のDVDをドライブへセットしてPC電源オンにすれば自動的にDVDからブート(起動)するよう設定されているけれど、私はいじっているのでSSDからWindowsが起動してしまう。これ毎回やる。

ブートの順

おそらく自作ユーザならでは、またはBIOS設定いじる人の特徴かも知れない。なぜSSDのみにしているかは、光学ドライブが1番になっていると、メディアがセットされている時に電源入れる都度DVDやCDからブートできるか試すので時間の無駄。

再インストール時はパーティション切ったりはしない。システムの100MBは変更したり削除したりはやめておいた方が無難。このサイズいじってWindows起動しなくなった事がある。 

3.ドライバ類をインストールして行く

ドライバはディスクで用意。

ドライバディスク 

なぜオンラインで落とさないかはLANのドライバが入っていなければオンラインになれないわけで、チップセット入れた後はすぐにイーサネット入れる感じ。

昔々は何か1つドライバを入れたなら再起動するべきという都市伝説のようなことをやっていた気がするものの、今はそのようなことはせず全部一気に入れる。

ここからは私のこだわりで、あえて全部ディスクからインストールする事にしております。理由は特に不具合が無かったのなら余計なことはしたくない、従来通りのドライバで良いと考えているため。

上手く行かない率がトップクラスだと思うものはグラボ、特にRadeonのドライバをAMD公式で自動で入れてまともに入った試しが無い。

このドライバを入れている間にマウスの速度を上げる、グラボのドライバが入ったなら解像度を変更、エアロオフ、壁紙を消す、余裕があるならブラウザやフリーソフトなどのダウンロードを並行。

4.必要なプログラムのインストール

テキスト形式で次回インストール用にメモを残しておくと楽。

インストールメモ 

いきなり以前メモした古いテキストを見てアプリケーションを入れるのでは無く、事前に現状のプログラムファイルは何があるかを確認して新たな何かが入っていたならメモに追加、要らない項目は削除。

モザイクをかけた部分はシリアルナンバーをメモしており、片っ端から入れて行く際に楽なのでおすすめ。弥生会計とオフィス2007は私の所有ではないので念のためテキストファイルには保存しておりません。

ちなみにオフィス2007は2017年10月でサポート終了済。 

5.一部常駐プログラムを停止させる

さて、ここからは元のディスク(私の場合インテルSSD)から起動してデータの移行準備をするのだけれども、メールとかクラウドによる同期などあるなら停止。

旧SSDから新SSDへコピー中にローカルのメーラーがメールを受信してしまうと新SSDへコピー出来ない可能性があるため。

ディスク交換ではなくデータ退避したなら無関係。

6.「FastCopy」でユーザデータを戻す

ここがキモになると思われるデータのコピー。

1番で省略した、データを退避するなら必ずFastCopyのような隠しファイルも対象となるソフトでデータを写しましょう。隠しファイルとシステムファイルを表示しても良いけれど、WindowsのGUI上で普通にコピーすると何度もエラーで止まるはず。

FastCopyはこちら。

FastCopy
https://ipmsg.org/tools/fastcopy.html

詳しい説明が要るならこちら。

FastCopyで簡単かつ高速に同期バックアップする方法 - BTOパソコン.jp
https://btopc.jp/repair/fastcopy-backup.html

USBメモリなどへデータを退避、写す先がEドライブとした場合。

win7-reinstall-ce.png

CドライブのUsersフォルダを丸ごとEドライブへコピーする設定。変更箇所は白い枠内2つと右にあるBufferのサイズを1024MBへ。実行ボタンを押して完了すると一番下の枠に「Finished.」と表示される。

注意する事は、「DestDir」ボタンを押してフォルダを指定すると末尾に「¥」が追加され、そのフォルダの中に更にUsersフォルダが作られてしまうので削除すること。

不安ならテスト用フォルダを作成して挙動の確認を。

そして私のSSD2台構成も上の設定と同じで、Cドライブの旧SSDから新EドライブのSSDのUsersフォルダへ丸ごとコピー。「エラー時継続」にチェックを入れておけば止まらない。システムファイルとかコピー出来ない隠しファイルもあるのでどうしてもエラーは出る。

USBメモリから書き戻すならば、再インストールしたWindowsを起動し、ドライブを入れ替えて上書きすればOK。

win7-reinstall-ec.png

SSD同士なら容量200GBくらいで1時間かからなかった。USBは3.0以上、高速なメモリスティックを推奨。

ちなみに試しに新SSDから起動、旧SSDのUsersフォルダを新へ上書きしようとしたら5分くらいで何かの隠しファイルがコピーできず止まった。USBから書き戻す時にも同じ事が起こるかも知れないので、フォルダを細切れに戻すことになるやも知れず。

原因は動いていないWindowsのフォルダへは書けても、動作中のWindowsへシステムファイルなどを上書き出来ないのだろうと推測。

7.Windowsのアクティベートは最後に

データが正常に移っていたなら旧SSDは用無し。ここでようやく新SSDの認証をすることに。

キー入力

マイクロソフトがどこまで見ているかは不明ながら、Windows 7でもチップセットやマザーボードのリビジョンは見られており、2種類のストレージで同じプロダクトキーは何かまずいかも知れないので認証は最後に。

移行前のSSDやUSBメモリはしばらく中身消さずに様子見を。 

 

Windowsは再インストールの機会が激減

WindowsはXPまで1~2年に一度、更に古いWindowsならば年に複数回の再インストールとか当たり前のようにあったけれど、7以降は凄く安定していると実感しております。Vistaはスルーしたので知らない。

正規品ではない病を除くとメインPCはマザーボード交換した際にどうしても必要なので入れ直し。それ以外は2011年1月に初7を入れたので6年間で1回しか入れ直していないという、昔のWindowsを知る者としては驚異的なロングラン。

私がやっているバックアップ用の構成をもう一度。

  • Cドライブ:SSD 500GB
  • Eドライブ:HDD 500GB

実はEドライブ側にも旧CドライブのWindows 7が入っており起動可能。万一、CドライブのWindowsがぶっ壊れたならEから起動しCへクローンすれば直るはず。SSDそのものが壊れていなければ。

しかしあまりにもWindows 7壊れない。そして2台のドライブに同じプロダクトキーのWindowsが存在するのは厳密にはライセンス違反では無かろうかと思うので、Eはデータのみバックアップしブートは捨てることにした。

効率的に再インストールするポイント。

  1. Windows 7とドライバディスクは一緒に保管
  2. できれば再インストールの機会に新SSD買う
  3. 必要なアプリケーションをメモし保管しておく
  4. FastCopyを活用してユーザデータ丸ごと戻す

やってみなければ実感出来ない、4番をやるとブラウザのブックマークとかクッキー、保存したパスワードの情報などが旧ドライブとほぼ同じになる。

単なるコピーと思っていた友人が、「以前と何が変わったのか分からない」と驚いていたので、知らなかったなら多分ビビるはず。

但し、そういう上書きは自己責任。違うストレージのシステムファイルで上書きしたり、不要な一時ファイルのようなゴミデータまで移すことにもなるので嫌ならドキュメントフォルダなど一般的な一部だけの移行にしておきましょう。

余談:Windows 7から10へUsersフォルダの移行は可能?

10のユーザフォルダは7と同じ位置。

10-users-dir

7が入っているSSDから10を入れたSSDへFastCopyすればブラウザの情報などは7から7のように丸写しになるのだろうか。

2019年の今頃まで待てるなら人柱してみるのでお待ちあれ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

ディスクとかUSBメモリとかを保管しておくのが面倒なら、Windows10のオンラインコード版を利用するのも手。MSからイメージファイルをDLしてインストールメディアを作成する手間はあるものの、常に最新版のイメージファイルで作成できる(だろう)点は強み。私は面倒だったためこちらを利用中。

ぼくんちのTV 別館 - Windows10のISOをダウンロードする方法、インストールDVD/USBを作成する方法
https://freesoft.tvbok.com/win10/installation/download_iso.html

>DSP版Windowsのパッケージはこのようなデザイン。
昔から何となく、意味もないのにHomeではなくPro版ばかり買ってしまいますね。Proで役立った機会はほぼ無し。シャドウコピー(OSがファイルのバックアップを取っておき、間違って削除しても復元できる機能)だってHomeでも有効な機能ですし。

>私はいじっているのでSSDからWindowsが起動してしまう。これ毎回やる。
OSを再インストールする際は、起動時にブートドライブの選択画面を出して(だいたいF12キーが該当)から、光学ドライブやらUSBメモリやらを指定して起動しています。起動順位を変更すると元に戻すのが面倒ですから。たまにUSBメモリからLinuxを利用する機会もあるため尚更。

富士通Q&A - 起動ドライブを選択する起動メニューの表示方法
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=638&PID=0502-3701

dynabook.com - 起動ドライブを変更する~その2~
https://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/012069.htm

>LANのドライバが入っていなければオンラインになれない
Windows7くらいなら、OSの標準ドライバでネットワークアダプタくらい補えそうですがね。自作PCだったおかげもあり、私のWindows7時代は「OSインストール→チップセットやグラボ含め勝手にドライバが当たる→Windows UpdateでOS標準ドライバがパーツメーカのWHQL(Windowsで正常動作するとMSが認定した)ドライバに切り替わる」で、モニタドライバくらいマイナーなドライバ以外は全て勝手に入った記憶があります。

>テキスト形式で次回インストール用にメモを残しておくと楽。
いつの間にかWindows10ではISOファイルを右クリックからマウントできるようになったため、DAEMON Tools系統の仮想ドライブ作成ソフトは使わなくなりました。

>WindowsはXPまで1~2年に一度
私は年に1回は再インストールしていた気が。XPって何故か使っているうちに、シャットダウンに掛かる時間が伸びるのですよね。末期だと10分以上も掛かったはず。再インストール直後は15秒以内。いずれもHDD。使い方が悪かった気がしないでも無いですが、当時と現在でそう使い方が変わったとも思えず。現在はSSDで常に4~8秒くらい。

私がWindows 7の再インストールをした時はインストールは早いのですがWindows Updateに時間がかかりました。HDDなので時間がかかったと思いますが一日中電源を付けっ放しにしていました。

何回かWindows7の再インストールはしてますが、Updateも含め半日掛からず終わってますね。
こちらもHDDです。
CPU性能や更新ファイルのダウンロードがありますから、ネット回線とかも関わっているのでしょうか。

多分SP1(Service Pack 1 )の有無も関係すると思います。

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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