パソコン通信の草の根ネットへ現在接続するソフト

2018年6月28日

おっさんホイホイへようこそ。

現在は2018年であり、草の根BBSとかニフティサーブの全盛期な時代から早20年くらいが経過しており、ニフティが2006年に終了した時点でパソコン通信は終わりかと感じたもの。

まだ5つ存在しており、しかも草の根。

 

昔のパソコン通信と今のインターネットの違い

最近の若者どころか、年代がもう少し上の人でも知らない可能性が高いパソコン通信について。

イメージとしてはアマチュア無線が近い気がする。私は無線は使ったことないけれど、友人の親父さんがタンカー系の船乗りで趣味がアマチュア無線だった。

非常にマニアックなので趣味で使う人は多くはなく、機器も多分数十万円クラスからだと思うので、それらが当時のパソコンに似ております。自宅にアンテナを設置するかのごとく、パソコン通信は専用の電話回線敷いてFAXモデムを使う。

設備はこのくらいにして、パソコン通信とインターネットの違い。

  • インターネット:自宅---(光回線)---ISP---(色々経由)---サイト
  • パソコン通信:自宅---(アナログ回線)---ホスト

なのでネットの網というよりライン的な線に近い、インターネットに対しパソコン通信の草の根ネットは正確には草の根ラインと称した方が良さそう。

私がなぜ子どもくらいの頃からそんな高価なパソコンが持てたかは、友人の親父さんがPC-9801を買い替えた際にお下がりを安く、確か3万円くらいで売ってもらえたため。当時のパソコンは40~90万円。お年玉貯めておいて良かった。

電話代は今のように月額ではなく、リアルタイム課金であり、市内は3分10円、県外ともなれば3分180円だったか忘れたけれどクソ高い。

なので夜間の通話料が月額になるテレホーダイという、22時から翌8時までは定額のサービスを利用しておりました。価格は忘れた。元々はパソコン通信用ではなく、夜に長電話したい人用だったはず。

ニフティサーブ級と草の根BBSのホストの違い

上で書いた図をもう一度。

  • 自宅---(アナログ回線)---ホスト

草の根ネットは基本これ。金持ちな家なら回線2~3本あるかも知れないけれど、たいていの草の根は1本。

なので誰かがパソコン通信でホストをやっている人の家へ接続すると通話状態となり話し中になる。なのでホストの家の人が電話使うとパソコン通信はつながらない。誰かパソコン通信でホストへ接続すると他の人は接続できない。

常駐会員1桁から大きくとも2桁な草の根は個人が趣味で運営するものに対し、ニフティサーブや東京BBSのような数千人や万単位の会員が存在するホストは電話番号が20個あるなど規模が違う。

また、知名度も違うため、草の根が地元で趣味の合う人が集まるに対し、ニフティなどは全国から接続されていたという特徴がございます。

日本に現存する5種類の草の根ネットのホスト

こちら。リンクはTelnetではなくインターネットのページ。

どれも私が知っているわけがない草の根。

基本的にBBS、掲示板がメインであり、オマケでファイルのアップダウン、運営者のSYSOP(シスオペ)とチャットも可能な感じ。メール機能もあるけれどまた後で。

はんぞーBBSと西和ネットが比較的わかりやすいと思う。 

 

SEIWANETへTeraTermで実際に接続してみた

接続用のソフトはTeraTermで。電話番号やFAXモデムは要らない、インターネット経由で草の根へ接続が可能。

Tera Term のインストール方法 - Tera Term - OSDN
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/howto/install

インストーラ版を入れているところ。

TeraTermインストール

よくわからないなら全部次へを押しまくり進めばOK。

日本語にも対応しております。

日本語対応

とにかく次へを押す。

最後に完了と同時に起動可能。

インストール完了

完了ボタンを押す。

するとこのような画面になる。

TeraTerm設定

上の設定は、はんぞーBBSなのだけれども、ホストが落ちているのかつながらなかった。そう、ホストのパソコンが電源切れていたり回線抜けるとつながらなかった。

西和ネットにはつながったけれど、文字化けするので事前に設定から文字コードの変更が必要。メニューの設定から端末を押すとこの画面になるはず。

文字コード変更

どちらもUTF-8になっているので、SJISへ変更。

ホストを入力し、SSHではなくTelnet、TCPポートを23へ変更。

西和ネット設定

OKを押すとつながる。

そしてこうなる。

西和ネットへようこそ

なつかしくてプレミアムモルツ吹きそう。

私が当時接続していたホストはKT-BBSが多かったのでKTBBS版。

SEIWANET

奈良県生駒郡平群町のホストらしい。ホストPCはエプソンのPC486ノートASシリーズ、CPUはインテル486SX、クロック25MHzとか何それすごい。時間表示がおかしいのはスルー。

私がこの頃使っていたCPUは286で、間に386があり、486の後は586かどうかは知らないけれど名前がPentiumになったと記憶。

さっそく未読をチェック。

未読33件

そう、私も文春オンラインで知った。

パソコン通信“最後のホスト”死ぬまで続けると語る理由 | 文春オンライン
http://bunshun.jp/articles/-/7483

やはり20年ぶりと書かれていることから私の記憶も合っていそう。私も未来を感じた、電話でもFAXでもアマチュア無線でもなく、パソコンで文字で対話できるとは、当時そんなすごいことはパソコンでしかできなかった。

新参者なのでSYSOP専用の掲示板もチェック。

SYSOP

PC-9821V166のVはバリュースター、動くこれを持っているだけでもすごい、に加えてHDDをCFカード化してしまうとか。本気で死ぬまで続けるのでしょう。HDD故障したら交換用HDDを探す方が大変。

メニューのコマンド忘れたのでヘルプ。

KTBBS

左上の「未読をじっくり読む」を当時使う人はいなかった、というか皆が協力して「使わなかった」が正しい。その右にあるN@の「未読を一気に読む」が草の根マナー。

じっくり読むは接続したまんまなので他の人が接続できない。なので一気に読むで一気にダウンロードし、テキストファイル化したログで読むのが正しい、だったはず。うろ覚え。

ログ専用のビューワで見て返信を書いてホストへ接続し、返信を一気に流し込んで切る、のような流れだった気がする。

CのチャットはSYSOPとのみ、回線が2つ以上あれば会員ともチャットできるのだろうか。Tの電報を送るが懐かしい、今のSNSでいうDM、ダイレクトメッセージのことで他の会員へメール送信できる。

草の根は基本的にAのサインアップをして利用するもの。

個人情報登録

個人情報なにこれ怖いと思うけれど、年賀状を送るという文化も当時は当たり前だったので、SYSOPにしか知られないのだから皆普通にまじめに入力していたはず。

草の根は電話帳もあったけれど、友達から誘われたパターンが多いと思われ、私の場合がそう。その友人の友人がホストやっていたので私も参加してみた。

草の根は電話代の安さから地元民が多く、私が参加していた最も大きい、とはいえ会員数100前後、アクティブ20~30の草の根のオフ会では、ホストから半径50km以内がほとんど。1人だけ400km離れた場所からオフに来る人も居たと記憶。

登録は個人情報を入れるものの、普段の掲示板での書込で個人情報や本名の投稿は基本禁止。ハンドルネーム以外は年齢も性別も全くわからない環境なため、皆好き勝手書いておりました。

とはいえ、今のSNSのバカらのようなことは全くなく、ネチケットを守る者ばかりで、マナーについては今より全然厳しかったが、それが居心地の良さでもございました。

草の根に来る人間は、当時パソコンを持っている+パソコン通信をする=オタクなわけで、私はゲームオタク、その他大勢はアニオタとロリコンばかりだった。

なのでゲームの話をしたい時は東京BBSという、今の2chのような巨大掲示板へ接続しておりました。書込してポイント溜まるとアップされた自作ゲームを落とせる、そのような仕組があった気がする。忘れた。

西和のCGI版Telnet接続でコミュニテックスへ

西和ネットでは、オリジナルのCGIによりブラウザからTelnet接続可能。

秀ネット

素っ気ない感じは同じですな。

これを使う時に1つ注意することは、接続した後は必ずログアウトしましょう。おそらく何分か放置でタイムアウトするだろうけれど、誰かが接続すると使えない状態を何度か見た。 

 

通信速度と操作方法が飛躍的に進化した20年

パソコンやキーボード&マウスさえ使わない最近の若者は、スマホのフリック入力やスワイプなどが普通なのだろうから、パソコンのマウスとキーボードさえ慣れていない人も居られるかと。

そうして考えてみると、昔はマウスさえ無く、画面は打てばどんどん上へ消えて行き、今のコマンドプロンプトやPowerShellのようにスクロールさえできない、それが当たり前だった。ログ取っていないなら消滅。

草の根ネットでは接続先が個人宅なので、専用の電話回線が無いなら家の回線を併用し、誰かが外部からホストへ接続している間は話し中になるため、テレホ帯の22時から朝7時前後までの時間限定で開くホストも多々ございました。

また、回線は通常1本なので誰かホストへ長時間つなぐと他の会員が接続できない。なので基本的に接続->未読を一気にダウンロード->回線切る、こうしなければ迷惑。

今は24時間接続可能でマウスで様々な操作ができ、14Kbpsでも早い方だった通信速度は1Gbpsとかわけのわからない速さへ。私の現役パソ通時代は、9,600~28,800bpsが主流。その前は確か2,400だったか。

今後も通信速度はガンガン上がりまくるのだろうけれども、マウスとキーボードでパソコンを操作、これだけは変わらないだろうし過去にもマウスが加わっただけでキーボードは変わらず。

音声とか脳波とか入力方法は進化しても「訂正どうやるの?」と思う。「人名の変換どうするの?」とか。いずれにせよ話せば疲れるし、集中して考えれば疲れる。キーボードは疲れないのでBTOパソコンおすすめ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(5)

>テレホタイム
23時から朝8時まで。電話番号を指定する必要があったのはすっかり忘れてました。

テレホーダイ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%80%E3%82%A4

草の根ネットは何回か繋いだことはありますが、主にニフティサーブを利用してました。フリーのゲームを落として遊んだり、競馬の情報を求めてたような気が・・・
初めて買ったモデムは2400bpsで、その後4800→9600→14400bpsまでは覚えてますが、それ以上は覚えてません。

>草の根BBSとかニフティサーブ
私の手元にはPCが無かった時代の話。ただし名前だけは知っていました。PCが無いのにPC雑誌を買ってよく読んでいたため。

>電話代は今のように月額ではなく、リアルタイム課金
確かそれがため、携帯電話を使ってPCをネット接続した場合、それがうっかり長時間になると巨額の請求が来るというトラブルをたまに聞きましたね。パケ・ホーダイのなんたらに入っていれば問題ない、という場合もあり。自分の入っているプランを把握しておかないと痛い目を見るという。

日経トレンディネット|旅先でも回線確保!携帯電話でノートPCをネットにつなぐ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100806/1032598/

All About|ノートパソコンで外出先でインターネット
https://allabout.co.jp/gm/gc/52100/

>じっくり読むは接続したまんまなので他の人が接続できない
それうちの会社が以前に使っていた、課内の社員が各自の予定を確認するエクセルの予定表と仕組みが似ています。1つのエクセルファイルで完結させているため、誰かがファイルを開いている時は閲覧しかできず、ゆっくり確認しようと思ったらDLするか印刷するかしか無し。

>私の現役パソ通時代は、9,600~28,800bpsが主流
私がPCを使い始めた頃ですと、1Mbps以下のプランは無かったですね。最低8Mbpsくらい。ケーブルテレビがどうだったかは覚えておらず。

私がパソコンを使い始めた時期はパソコン通信からインターネットへの過渡期だったので、パソコン通信は使ったことがありませんw
ただ、初めて買ったパソコンにニフティサーブやAOLの接続ソフトが付属していて説明書も隅々まで読んでいたので存在は知っていますねw

>とはいえ、今のSNSのバカらのようなことは全くなく、ネチケットを守る者ばかりで、マナーについては今より全然厳しかったが、それが居心地の良さでもございました。

>>「別にインターネットでいいと思いますが、機械然とした、ドキドキワクワク感があると思いますので、残しています。あと、いまの自由なSNSの世界には、ルールを守らない新参者を怒るような先輩がいなくなった気がします。一長一短ですね」
>>「インターネットに比べ、パソコン通信はクローズドな世界です。SYSOPを筆頭に投稿の管理や監視が行われていて、無法地帯なインターネットに比べてモラルは高かった。また荒らしを防止するために『要注意リスト』もホストの間で出回っていたそうです」
文春オンラインからの引用ですが、インターネットの個人サイトのBBSと今のSNSとを比べてもそう思いますw

>私の現役パソ通時代は、9,600~28,800bpsが主流。その前は確か2,400だったか。
私がインターネットを始めたときは56Kbpsでしたw ISDNもありましたが、私は導入しませんでしたw
ちなみに1Mbps以下でも電話回線より早かったらブロードバンドって呼ばれていた時期がありましたw

>おっさんホイホイへようこそ。

ホイホイされました。


私が使い始めたのは1200bpsか2400bpsだったはず。
# 実際に使ってはいませんが300bpsなんてのもまだあったかも。
# 受信したものをそのまま表示しても普通に読める程度の速度。

さすがに音響カプラの実物は見たことはないですね。
# 映画かなにかでコンピュータを電話回線につなぐのに、受話器をカプラにマジックテープでくくりつけて・・みたいなのは見た記憶がある

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