年内のPCパーツ価格が軒並み値下がり(2015年12月)

2015年12月 3日

買う側としては明るい情報。

引き続き円安は終わってはおらず、2015年は全体的に1ドル120円前後で推移しているけれど、パーツの価格は値下がりし続けております。とは言え、1ドル80円前後の頃より高額には変わり無く。

変動が分かり易いパーツで推移を見て参りましょう。

PCパーツ価格が軒並み値下がり中

いつも通り価格コムを参考に。

価格.com - パソコン
http://kakaku.com/pc/

メモリ、CPU、HDD、SSD、液晶モニタの順で。

メモリは1GBあたりDDR3が約700円、DDR4が千円切る

1位のCFD製品、4GBx2枚、PC3-12800の推移。

kakaku-2015-12-ddr3

2枚で9千円くらいしていた頃は私も良く覚えており、遂に1GBあたり千円を超えてしまったかと思っていたけれど、現在は1GB700円近くまで値下がりしております。

しかし画像の備考欄に有る通り、最安当時は3千円くらいで4GBx2が購入可能。当時は無意識にカートへメモリがぶち込まれており、気が付けば4GBx6の24GBまで盛っていたり。

8GBx2も1.2万円を切れており4GBx2と同じくらいなので他の容量が影響しているわけでも無く、DDR4の影響でも無さそう。

以下は2位のコルセア製品、8GBx2、PC4-21300の推移。

kakaku-2015-12-ddr4

発売当初は阿呆かと思うほどの高額さが現在は失せており、DDR3の8GBx2に近付く1.4万円弱まで値下がりしております。

ランキング全体を見ると、ノート用のDDR3の順位が高く、次にDDR4、そしてデスクトップPC用のDDR3な感じ。DDR4への過渡期なのでしょう。しかし価格コムはパーツ単体、主に自作PC用としてのランキングと言える為、完成品PCはまだDDR3でも戦えるはず。

CPUはSkylakeが発売後から順調に値下がり中

個人的に何が良いのか解らないSkylake、1位のi7-6700Kの推移。

kakaku-2015-12-cpu

約5万円のスタート、現在は4.5万円。10%程度の値下がりなので大差無いとも言えるけれど、5千円安くなったといえば納得なのか。

私なら資産を流用する為、迷わずDevil's CanionかHaswell Refresh(i7-4790系)にするだろうと思えば、そちらは値下がりしておりません。下は4790K。

kakaku-2015-12-cpu-4790k

歴史が長めなので円安砲を直撃しており、その後は停滞気味。それなら新しい物の方が良いだろうと考え6千番台としDDR4へと移行するものなのか。自作マニアの考える事は良く解らない。

HDDのコスパ最良は3TB、近々4TBが主流になりそう

期間が2ヶ月足らずと短いものの、1位のWD製3TBの推移。

kakaku-2015-12-hdd-3tb

私がSeagateの3TBを2本おかわりした当時の3TBは1本あたり1.3万円くらいなので、当時と比較すると1万円前後の実売は安い。東芝の4TBが1.3万強なので1TBあたりの単価はまだ3TBの方が割安。

ちなみに2TBは7~8千円、1TBは5~6千円なので、1TBさえ使わないなら1TB、2TB使うなら1~2千円追加し3TBにした方が良さそう。私はそうしたところ、現在は2TBを超えております。

SSDは250GB級が1万円割れ、コスパは500GB級が良好

1位、SanDiskの240GBが1万円割れ。

kakaku-2015-12-ssd-sandisk

ランキングを見ると判る、240~256GBで1万円を余裕で切っているSSDはMLCでは無くTLC。NAND(記録用チップ)の寿命がMLCの2/3になる気がするけれど、コントローラで改善したり単純に寿命低下には繋がらないはず。

また、MLCで寿命10~200年と言われても困るほど長いわけで、10年後に同じSSDを使っているとか有り得ないと思われ、適当な所で故障してくれた方が踏ん切りが付き易い。

これからはTLCの時代なのかも知れませんな。

価格はTLC採用で240GBが1万円を切っており、480GBは1.8万円を切れていたので、容量あたりの単価は480GBの方が安い。起動用ドライブにデータを溜め込むとか、Steamのゲームが入りきらないなら有りかと。私は256GBで充分。

液晶モニタの値下りは緩やか、値上がりする機種も有り

1位のIO製品、23.6型フルHDという標準的なモニタ。

kakaku-2015-12-lcd-io24

モニタは全体的に右肩下がりとは言えず、微妙に値上がり傾向。しかしそれでも上図のように23.6型でさえ1.7万円は充分安い。

4~6位は4Kモニタ。4位のLG製27型もやや値上がり気味。

kakaku-2015-12-lcd-4k

液晶モニタの場合は半導体というより、液晶パネルの相場に影響されているのだと思う。

おまけ:液晶テレビががクソ高くなっている気がする

最近のテレビは棒PCを挿すなどモニタとしての役割も有るのでこれも。

kakaku-2015-12-lcd-tv

やたら高額な理由は、下3つは大型な上に4K対応、1位はフルHDで40型かつソニーだからでしょう。しかし納得行かない物が2位のレグザ。

機種が違うけれど、私が円高の頃に購入した32型レグザは余裕で3万円を切っていたところ、現在は4万円弱。レグザ以外の他社32型は4万円前後。

リサイクル業者へ聞くと、箱無しでも2万円以上で買い取ると聞いた為、マジで売ろうか考えております。

 

円安進行が無いならパーツ価格は値下がる(当たり前)

なぜその当たり前がピンと来ないかは、ここ10年くらいで長期的な円安への推移が初な為と予想。

ドル円相場の過去10年。赤い縦の線は当ブログ開始時期。

chart-yahoo-2015-12-10y

source:アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンス

私は赤ラインから2010年末までパーツの価格を見てはいたけれど、自分のパソコンはサイコムのBTO。その年末に自作PCとなり、1ドル80円を維持している間に初SSDを試したり、メモリを盛り遊んでいたので自作での円安傾向は初。

私以外でも自作歴10年以内の人ならば2011年末まで円高傾向が続いていたわけで、円安でパーツやPCの価格がどうなるかは初体験でしょう。

パーツの価格は経年に比例し値下がりするもの、という感覚が、円安の影響による値上がりがここまでひどいのかと知ったわけで、それでも経年での値下がりは変わらない事も現在進行形なわけですな。

相場が維持されるならば単純にパーツの価格は値下がるもの。その値下がりに反発し微妙な円安傾向が続くなら、値上がりせず値下がりもしない、のかも知れない。

3~5年前の1ドル80円前後と比較すると現在は1.5倍。その割に大容量かつ値下がりし続けるSSDは、まだ発展途上と言えましょう。64bitコントローラ採用での2TB超えに期待しております。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

リサイクル業者へ聞くと、箱無しでも2万円以上で買い取ると聞いた為、マジで売ろうか考えております。

おっ、そりゃええな!電波みかじめ料削減とのコンボでEIZOの安いヤツが買えるな。(ワッショイワッショイ

>HDDのコスパ最良は3TB、近々4TBが主流になりそう
昔は100GBで1万ぐらいしてたけど、今は激安やなと思う。
下手にDVDとかにデータ移すより、
HDD内に保存の方がデータが壊れにくいしコスパもよいなと思う。

>SSDは250GB級が1万円割れ、コスパは500GB級が良好
確かにコスパよいけど、購入急がないので円安の影響があるなら
100円程度の円高になるまで購入待ちかな

>やたら高額な理由は、下3つは大型な上に4K対応、1位はフルHDで40型かつソニーだからでしょう。
テレビってどこを目指しているのでしょうか?
4Kとか分解能あげて何がしたいのと思う。
(家用のテレビだとオーバースペックな気がする)
それよりも、操作性のレスポンスをあげる
とか、デスクトップPCみたく拡張性をよくする
とか、録画機能なくてもキャプチャ機能つける
とか、見るだけ予約を毎週予約できるようにする
とか、PCとLAN共有できるようにする
とかしてほしいと思う。
何かしろ機能つけたら付加価値がついたと思うのはやめていただきたく思う。
無駄機能つけるぐらいなら無駄機能一切なしの低価格路線でいってほしいと思う

昼にこんな記事が出ましたね。タイムリーw

著者座談会 切捨御免! その2 ~新プラットフォームの価格は上昇傾向~
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/dosv/20151203_732619.html

今まで総額表示だったのが、税別表示になったので、増税前の総額価格を税別表示に直す。円安なので~などと、1000円くらい盛る。

そうすると、5%時の表示(総額)価格20000円(本体価格約19000円)→8%(税別本体価格20000円+税1600円)+円安便乗1000円=23000円

特筆すべきは、なんということでしょう店のもうけが、2000円も増えました。

自分が知る限りでは、最初にツクモが税別価格にして、やはりヤマダ系列だなあと思い知りました。

後は、単純に、自作も含めてPC業界がじわじわと小さくなってるんでしょうね。なので、売れなかったときに、在庫補填をしてくれるアスク税なんてのが許されるんでしょう。

「アスク税」とは何か ~ゲーマーのためのグラフィックスカード流通事情講座
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20151114005/


10年以上前の私の大学生時代は、友人達から、いくらあったらPC組める?と月1位でPCを組んでいました。

今は、PC組み立ての依頼も年に2回くらいです。むしろ、これどうにかスマホで処理できないかな?と相談されるようになり、またこれがなんとか出来てしまうんですよね。

PCにしか出来ないことって、本当に減りましたよね。そう言う意味でモバイルOSを切ったFlashはすごいと思いますw

>1位のCFD製品、4GBx2枚、PC3-12800
ご多分に漏れず、永久保証で安いメモリが売れ筋ランキング1位ですね。搭載チップはElixir品だと明記している点も、安心感を生んでいるのでしょうか。

>HDDのコスパ最良は3TB、近々4TBが主流になりそう
一時期の値上がり時代は、外付けHDDを買って中身を取り出した方が安上がりとまで揶揄されましたが、現在は良心的な価格へ値下がりましたね。私の環境では、データ保存用としてストレージ容量は少なくとも5TBくらい欲しいため、HDDは必須。ロトくじでも当たれば別ですが、まだSSDへの総入れ替えは厳しいです。

>1位のWD製3TB
そういえばWDのHDD、低発熱で低価格、ただし低速度なGreenモデルが消えて、ノーマルなBlueモデルに統合されたのですよね。個人的にGreenは好きだったため残念。

ASCII.jp:「WD Blue」に移行した元「WD Green」シリーズHDDの販売が始まる
http://ascii.jp/elem/000/001/053/1053198/

>SSDは250GB級が1万円割れ、コスパは500GB級が良好
登場したばかりの頃は「速度と寿命のSLC、低価格のMLC、どちらを取るか」だったものの、SLCはかなりの短期間で表舞台から姿を消しましたね。mSATAがほんの少し注目された頃、僅かばかり「高価だが小容量のSLC型SSDで高速ドライブを手に入れよう」と盛り上がったような気がしない事もありません。
今は「手軽なTLCか安心のMLCか」でしょうか。私はインテル縛りは辞めたため、1TBモデルが2.5万円になったら即買できるよう努めます。

>1位のIO製品、23.6型フルHDという標準的なモニタ。
TNパネルの液晶モニタですけれど、昔ながらのIOモニタと同仕様で、画質調整が低価格品にしては豊富ですね。一般的な低価格モニタの場合、調整できるのは明るさやコントラスト程度ですが、IOのモニタは色温度やガンマ値まで調整可能。
とはいえ画質はお察しなレベルですから、調整したところでどこまで効果が出るかは未知数ですけれど。

>私が円高の頃に購入した32型レグザは余裕で3万円を切っていた
フルHDならともかく、2位のREGZAは1,366×768解像度のHD液晶ですからね。4万円も出すのは惜しい。32型で3万円を切るモデルですと、国内メーカではオリオン電機くらいしか出していない気が。

価格.com - オリオン(ORION)の液晶テレビ 人気売れ筋ランキング
http://kakaku.com/kaden/lcd-tv/itemlist.aspx?pdf_ma=856

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