パソコン自作入門、パーツを選ぶ順序と組立て手順まで

2015年8月13日

自作パソコンについて。

自作しないので関係無いと思う人にほど読んで欲しい、どのような順序でパーツを選び組立てて行くのか。流れや考え方のみで詳しくはやらないので、何となくザーッとでお読み有れ。

先にパーツを選ぶ順序から。

当記事は2015年1月頃に書いたストックなので、古いならば適当に脳内変換を。なお、これを読み本当にPC自作が出来るわけでは無い、さわり程度の内容として。

ここから自作しない人向けに書いているつもりだけれども、難しい箇所も有ると思うので、興味が無ければわざわざ調べたりせず、飛ばして次をどうぞ。

 

パソコンを自作する際のパーツを選ぶ順序

7つに分けてさらさら書くのでサクサクとどうぞ。

1.グラフィックボードの決定

意外かも知れないけれど最初に決めるパーツはグラボ。

自作を試みるゲーマーなら既に目安となる性能のグラボは決まっていると思われ、メーカーや予算はどうするか。ゲーマーやクリエイターでは無いなら、グラボの有無を最初に決めましょう。

私を例にすると、3D処理しないので高性能グラボは要らないけれど、マザーからデジタルx3本の映像出力が出来ないならトリプル対応のグラボが必要。

なぜ最初にグラボかというより、ケースが制限される為。理由は後で。

2.CPUとマザーボードの選定

次はCPUとマザーボードを何にするか。

3Dゲーマーならグラボに予算は突っ込むけれど、CPUはマルチスレッドを重視せず、クロックは高いほうが良いとかなら今ならCore i7はやめてi5、ハードウェアで遊ぶなら念の為にKの付いた倍率ロックされていないi7を選ぶなど。クリエイターなら逆にCPU性能は妥協しないとか。

マザーボードは主にPCIスロット、ストレージ用端子、メモリの最大搭載量、そしてそれらの規格を考えつつグラボ、CPU、マザーのバランスを検討。

3.CPUクーラーをどうするか

CPUが決まったなら次はクーラー。

2013年頃から簡易水冷も安く良い物が増えているようなので、冷却と静音を重視するなら空冷より高価だけれどもたかが数千円の差。長く使う物なので対応するケースを選ぶ自信が有るなら、ラジエーター搭載も検討の価値有り。

空冷は高性能でも手頃な価格の物が多く、ファンの搭載数や回転数、LEDの有無など変更出来る辺りは水冷より自由度が高く、遊べる、買い替え易いという利点がございます。

注意する事は、空冷のデカいヒートシンクの場合、マザーの突起物やメモリの位置によりヒートシンクやパイプが干渉しないか要確認。簡易水冷は、チューブの長さやラジエーターの大きさがケースに合うかの確認を。

4.ケース選びは自作の場合かなり重要

ようやくケース。見た目以上に設計も重視。

なぜケースを後回しにするかは、先にグラボとCPUクーラーを決めねばならず、CPUクーラーを決める前にマザーが決まっていなければ話がややこしくなる為。

どこを見るかは、

  • 大きさ・・・ATXマザーはマイクロATXケースに入らない等
  • 幅・・・CPUクーラーが空冷なら側板の外へはみ出ないか
  • ファン・・・水冷はラジエーターの大きさ、場所、チューブ長
  • エアフロー・・・グラボを載せるならケース下部辺りも見る
  • 奥行と幅・・・超高性能グラボなら補助電源端子との干渉
  • 電源の上下・・・下でグラボ有りなら24pin端子までの距離
  • 裏配線可否・・・やりたいなら延長ケーブルの購入も検討

このように見る場所は結構ございます。

上記7項目は私の場合なので、ストレージ満載しつつHDDの温度が気になる人なら、フロントのファンの位置や数、3.5インチシャドウベイ数とか場所も気にするかも知れませんな。

5.電源は容量以外に端子も見る

電源計算が難関と思っている人が居そうな気がするけれど、私は結構適当に計算しております。なぜかはグラボを搭載しない、または低性能グラボが前提な為。

簡単に行くなら、CPUとグラボの最大TDP合計+200~300Wでよろしいかと。ゲームや何かの研究用の計算でグラボ載せまくるなら、自動的に大容量になって行く感じ。

電源全体の容量以外の注意点は、12Vの系統が分かれている場合。

オーバークロッカー向けなのか、CPUとグラボの12Vを分けて安定動作を確保するという設計で2本以上に分かれているなら、CPUとグラボに対する各系統のアンペア数が足りているかまで見る必要がございます。

端子は足りなければ分岐や変換ケーブルを買い足せば良いけれど、電源が6千円なのにケーブル代で更に数千円かかるとか普通に有る為、グラボが高性能なら補助電源用の6~8pinの数も見るものでしょう。

6.ドライブやメモリは適当

規格の合う物を用途と予算次第で適当に。自作するなら足りない時は買い足して増設するだけ。光学ドライブとかカードリーダーなども適当。

7.Windowsやオフィスを選ぶ

必要な物を必要なだけ。

個人的には、長い付き合いになるWindowsなら、必要無くとも数千円程度の差でHome~は無いと考え毎回Pro~を選んでおります。

パーツ選びの流れは以上。

 

パソコンを組み立てる順番は最小構成から

4段階で参りましょう。

1.保証書や領収証の整理とゴミ出し

そこからなのかよと突っ込まれそうだけれども、フルセットで自作するならゴミ出しがまず大変。

保証書と領収証は、パーツは使い捨てるので要らないと思えども保管しておきましょう。私は永久保証だからとメモリの保証書を無くし、メモリが値上がりした後に故障したのでやや痛い目に遭ってしまった。

2.マザーの箱上で最小構成にする 

私の場合になるけれど、マザーボードが入っていた袋を箱の上に置き、マザーを置き、そこで最小構成で組立て。まずはマザーやCPUなどの動作確認。

構成は、マザー、CPU、クーラー、メモリ、電源、(必要ならグラボ)、そしてスイッチ。
 
「必要なら」とは、マザーから映像出力出来るなら最初はグラボを搭載しない。動かず外すのは二度手間になるという意味以外、グラボ無しでもマザーの映像出力が正常か見る為。

重要と思うパーツはスイッチで、ドライバーで電源のピンをショートさせても良いけれど、手が震えて違うピンをショートさせると火花出てマザーが即死する可能性がございます。修理現場で実際に見た。

私の手持ちパーツ限定だけれども、ASRockのX58やZ97はマザーに電源とリセットボタンが付いており、CMOSクリアボタンまで有ったりする、自作向けの設計も存在。

3. Windowsのインストールと更新

最小構成で正常に起動、具体的にはBIOS(UEFI)設定画面へ入れたなら、ストレージとDVDドライブを接続してWindowsをインストール。

私はこの段階でWindowsアップデートを全部やり、ドライバまでをインストール。アプリケーションなどは組立て終わった後。

4.PCケースに組み付け本構成へ

全部ケースに突っ込んで正常動作したなら終わり。

 

自作PCは組み立てる前からが自作パソコン(まとめ)

多くの人が自作パソコンとは組立て編の2番と4番、本当にパーツを組む点のみを指しているのでは無かろうかと。

自作はパーツを選ぶ段階から始まっており、むしろ組立てより組合せを考える方が難しそう、とお分かりになったかも知れない。

自作は組み立てる前から始まっており、組立てて終わりというわけでもございません。何度も書くけれど自力で修理出来てこそ自作PCユーザ。

このように書くと「パーツ交換するだけじゃん」と2chまとめでは突っ込まれている事が多いけれど、自作初心者に難しい部分はパーツの交換作業では無く、不具合パーツの切り分け。

更に細かく言うと、普通の自作ユーザならWindowsはDSP版を買うでしょう。DSP版は販売店がサポートするという建前が有るけれど、売る側は「まさかDSP版Windowsを単品買いする人がサポート求めるわけがない」と思っているはずで、自作する側も「自分で調べるので聞くわけが無い」という暗黙の了解状態。

パソコン初心者が自作すると、

  1. パーツ選びで間違え、
  2. 組立て作業をミスり、
  3. 自力で不具合切り分けが出来ず、
  4. Windowsのサポートも実質無いので困る

という可能性がございましょう。

パソコンいじりは車いじりに似ており、普通の人は自分でオイルやタイヤ交換とかウォッシャー液を補充とかせず、ディーラーや行き着けの工場へ持ち込むと同じ。

自作は趣味なので、失敗し学習し不具合が出たりで散財までを楽しめるなら。楽しめないならコスパ良好なPCディーラー、BTOパソコンがおすすめ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

私の場合は 「使いたいパーツを決める」 から始まりますね。特にCPU、グラフィックボード、マザーボードで 「コレを使いたい」 が発生し、その他のパーツをそれに合わせる流れ。

>1.グラフィックボードの決定
詳しくない方が調べるなら、例えば 「ゲーム推奨パソコンに搭載されているグラフィックカードと同じカードを選ぶ」 で何とかなりますね。ドラクエX辺りだと、CPU内蔵GPUでも推奨パソコンになっていて危ないですが。

>CPU
IntelならCore i5、AMDならA8かA10のどれかを選んでおけば、とりあえず性能不足で悩むことは無さそうです。個人的には最大クロック3.0Ghz以上が好み。安く組みたいならAMDが良。

>簡易水冷
1も好きだったため、ZALMANの「Reserator3 MAX」はデザイン含め好きですね。高負荷時の動作音はやや大きいものの、冷却能力は高い。

エルミタージュ秋葉原 – 「血統書付き」オールインワン水冷ユニット ZALMAN「Reserator3 MAX」
http://www.gdm.or.jp/review/2013/0822/40806

何だか最近の簡易水冷、ツインファンの大型ラジエータを採用したものが多く、見た目がどれも同じで面白くありませんね。


>電源は容量以外に端子も見る
私はストレージ内蔵かつ光学ドライブを付ける派なため、SATAケーブルが最低5本は欲しいですね。できれば7本を希望。

>マザーの箱上で最小構成にする
マザーボードの箱を保管しておくのが邪魔なため、私は常にベッドの上にマザーボードを置いて作業しています。100均でも売っている、7つ口くらいのピルケース(飲み薬入れ。7つ口だと月~日曜日分)が、ネジケースとして地味に便利でした。


自作のミスはなかなか面白いですね。

【自作PC】パソコンが大変なことになった : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/24305134.html
内容:PCケースに取り付ける六角スペーサを、マザーボードをケースに固定するネジとして使用

自作PC失敗したwww : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/35021010.html
内容:CPU電源の4ピンつけ忘れ、ネジの紛失

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BTOパソコンメーカー比較

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。