パソコンに貼ってあるシールで剥がして良い物ダメな物

2012年7月 3日

BTOパソコン含むPC本体に貼られているシールについて。

2chまとめで議論になったらしく面白く読ませて貰ったのでそれをネタに。今回の貼付シールとは、PC本体のみに貼られている物で、中には剥(は)がしてはいけないシールが有るので、PC初心者の人はご注意有れ。

剥がしては駄目、良い、剥がさない方が良いシールまとめ。

剥がしてはいけないシール

剥がしてはいけないシールは主に2つ。

  • WindowsのCOAラベル
  • PC本体のS/N(シリアルナンバーやP/N(プロダクトナンバー)

WindowsのCOA(コア)シール

Windowsが最初から入っているプリインストールPCを購入すると、PC本体に貼られて出荷されるもの。

マイクロソフトの解説ページが消えているので過去の記事より。

コア・ラベルの種類

source:正規版Windowsを確認する方法と偽造の見分け方 - BTOパソコン.jp

上のサンプルは古いので、最近のラベルとはデザインが違うと思うけれど、MicrosoftKeyが記載されているならそれがコアシール。私は修理現場ではコアラベルと言っておりました。

PCメーカーのWindowsは大手ならOEM版、マイクロソフトとOEM契約していないメーカーはDSP版が入っており、そのライセンスがPC本体に付いていると証明する物。

これを剥がすとユーザ側が困る事は、修理に出してもメーカー側がWindowsを再インストールやリカバリ出来なくなる支障。ライセンスや契約違反になる為。

別途リカバリディスクが有るとか、DSP版で普通に再インストールするなら番号(Product Key)さえ有れば良く、OEMならキーの入力さえ無い事も有るけれど、後ろめたい気分になりたくないならシールは剥がさない(DSP版なら無くさない)ように。

PC本体の固有番号

S/N(シリアルナンバー)やP/N(プロダクトナンバー)などと書かれている、パソコン本体に付く固有の番号。

私が当ブログで撮ったものは全てぼかしていたりモザイクを入れているので、雰囲気としてはこのような感じ。パソコン工房のレサンセ、デスクトップの背面。

レサンセのデスクトップ背面

右の白いシール、番号とバーコードのような感じ。

このシールはパソコン工房やユニットコムのシリアルでは無く、ケースやベアボーンメーカーの物なので違うけれど、白以外に銀色やホログラムなどメーカーにより様々。大抵はS.NやP.Nに長めの英数が続く仕様。

ノートの方が分り易そうなのでもう一つレサンセ。

Windowsのコアシールやベアのラベルなど

画像の下がコアラベル、右上にS/Nと有るシールがシリアル。更に上にSerial No.と書かれており、S/NかSerial No.いずれかがパソコン工房(ユニットコム)オリジナルの可能性有り。

メーカーPCならケースで分かるものの、BTOパソコンは市販のケースを使う事も有り、自作なのか自社製品か分からなくなる為、付いている事がございます。

また、この番号はメーカーにより仕様と紐付けられている事も有り、サポートなどでこの番号を伝えるだけで構成や購入者の情報が記録されている場合も有りましょう。車でいう車体番号のような物なので剥がさないように。

剥がしてはいけないシールはこれら2つ程度。他にはMSオフィスなどプリインストールソフトのコアが貼られている事も有る為、それらしき物は剥がさない方が無難。

 

剥がさない方が良いシール

いけないとは言わないけれど、気にならないなら放置推奨なシール。

  • モデル名(PC本体の型番)
  • スペックシール(仕様、パーツの構成)

モデル名、機種名

例を3つ。ドスパラ、マウス、パソコン工房で。

  • Prime Monarch HX-e
  • MDV ADVANCE S MDV-AGZ8000B
  • Lesance LNB-7HP-P3533-SP

ドスパラはシリーズ名なのでこれだけでは判らないけれど、マウスやパソコン工房は太字部分が型番になっており、おおよその仕様が分かる可能性有り。

質問掲示板で回答者から書けと言われるものが型番で、モデル名をそのまんま検索するとメーカーの仕様詳細が簡単に判明する事が多い為。

型番は?と聞かれて、NECとかWindowsなど答えず、上の太字部分を伝えると聞く側も助かるかも知れないもの。

仕様が記載されているシール

以前借りた画像をもう一度。オンキヨーのノートPCより。

仕様のシール

via:http://tsurusan.info/black-hg/onkyo/onkyo.html

ノート左手前のパームレスト(手首が当たる)部分。

ノートに限らずデスクトップでも上のようなシールが貼られている事が有り、鬱陶しいなら剥がしても問題は無いけれど、メーカー以外の修理業者やマニアックな人に仕様を伝えるなら要点が書かれており便利。

上のシールではCPUとグラフィックの種類が判らないものの、メモリやHDD容量などは記載が有り、仕様書が無くとも分解せず中身がおおよそ判明。

自称PC初心者なら剥がさずそのまんまを推奨。邪魔なら剥がしても良いけれど、その場合は一応仕様一覧を紙で別途保存しておきましょう。

電源が入らなくなった場合、どの程度の古さかで修理費用が判ったり、買い替えた方が良いかの判断が付くかも知れない為。 

 

剥がしても問題無いシール

その他ほぼ全て、気に入らないなら剥がしてもよろしいかと。具体的には、Windows、インテル、AMD、NVIDIA、など。

当記事の元ネタになっている2chまとめサイトの131より。

vaio-logo-seal.jpg

source:パソコンに貼ってあるシールは剥がすもの?:【2ch】ニュー速VIPブログ

これらはOS、CPU、グラフィック、解像度などを自慢したいなら残しておきましょう。個人的にこれらのデザインは良いと思っているので私は剥がさない派。

特に上のVAIOの左から2番目のシールは、インテルのセントリーノなので高級品と一目で判りかっこいいかも知れない。CPUや無線LANなど、インテルが作った基準を満たすPCのみ貼られるシール。

逆に自作PCを組み立てる時は、CPUのロゴなどは付属しており貼るかは組立ユーザ次第なので、貼らない人も居られましょう。

また、これらは一度剥がすと再度貼れなくなる物が多く、メーカーのデザインや生産部署で計算されている事も有るので、気にならないなら放置でよろしいかと。

ちなみに私が修理現場でやっていた剥がし方は

  1. 1000W程度のドライヤーを20cmくらい離し熱風をかける
  2. 1分程度揺らしつつ加熱直後にカッターの刃でゆっくり剥がす
  3. のりが残ってしまったらセロハンテープか布テープをペタペタ

多くは防水レベルのシールなので、シールはがしでは難しく汚くなる可能性有り。加熱はやり過ぎないようご注意有れ。

 

パソコンにシールを貼リ過ぎると困る事が有る(まとめ)

逆にユーザが自分のシールを貼りまくった場合。

個性を出すためには良い方法とは思うけれど、修理現場に入った際に困る事がいくつかございます。

  • クリーニングが完全に出来ない事が有る
  • 分解部分に貼られると剥がす許可が必要
  • アニメやアダルトな絵を貼られると恥ずかしい

クリーニング時は薄めたアルコールを使う事も有る為、シールが破損したり色落ちする可能性が有るなら拭けず。分解出来ない場所に貼られると作業は中断し問合せになるので返却が遅れる原因に。

後から貼られたシールはPC本体では無くユーザの所有物になるので、勝手な事は出来なくなり作業がしづらいという。アダルト画像のシールは嫌がらせに近いので可能ならやめましょう。やってもいいけれど。

とりあえず、Windowsやオフィスのコア、製造番号など固有番号のシール以外は別に剥がしても問題は無いので、どうしても嫌ならご自由に。但しもちろん自己責任。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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あなたの街の~を勝手に評価
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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。