オンラインストレージでバックアップする利点と難点

2010年5月15日

パソコンと言えばBTOに限らずバックアップと掃除。

電源の質やパーツの性能より、この2点が最も重要と言い尽くした感が有りますが、以前取らせて貰ったバックアップに関するアンケートへコメントを戴き、オンラインストレージが選択に無かったというご指摘。すっぱり忘れておりました。

*ストレージとは外部記憶装置の意味で、外付ハードディスクやDVDメディアなど全般を指します

なぜ忘れていたかは発展途上で私が使っていないからという単純かつ間の抜けた理由ですが、オンライン(インターネットから)バックアップ出来るとこのような利点が有ります。

  • 万一PCが故障してもデータは別の場所に有るから無関係
  • バックアップ用ストレージを買わなくて良いため経済的
  • PCや環境が違えどオンライン接続でデータ共有可能
  • 自前のバックアップストレージより故障率が低いと思われる
  • 共有サーバーにデータ保管されるならエコかも知れない

オンラインで外付けHDDが回っているようなもの。しかし難点も有ります。

  • バックアップデータが吹き飛んでも基本的に誰も責任は持たない
  • 1ファイルあたりのサイズ制限、全体の容量制限が有る
  • オンラインで無ければ使えない
  • 回線が細い場合はUSB2.0より遅い
  • 操作が面倒

まだ有りますがきりがない為この辺りで。

 

バックアップにも使えるオンラインストレージの種類

有料サービスは法人向けのグループウェアやクラウド準備が多く見られ、有名所と言えそうな有料版から。料金表へリンクを張ります。

初期費用や月額が結構高いため個人用途では敷居が高い。複数IDや回線の太さなど利点は多く有りますが、それにしても容量が小さい割に高額。 業務利用の情報共有が目的のためでしょうか。

次に無料と有料プランのいずれも有る個人用途でも行けそうな2つ。

Googleは1アカウント(1人あたり)6千円と結構高額に見えますが月額では無く年間。ひと月500円でGoogle各サービスの容量アップは有効でしょう。GoogleDocsは無料でオンラインストレージになっているため、先に適当に使い容量が足りなくなれば買い足す事も出来ます。

リコーは見た目を重視しており、使い易いように見せております。

quanp ricoh

要らないだろうと。

しかし1GBなら無料、月300円で10GB、月980円支払うなら100GBまで上ります。先に無料で試して良さそうなら金を払うという最近では当然の流れ。

完全無料で大容量が良いなら古くから有るMSと最近話題のNAVERでしょうか。

SkyDriveは25GBと大容量、マイクロソフトのLiveアカウントを無料で作り利用可能。NAVERは5GBと小さめですが、フォルダを開いているようなビジュアルが解り易い。NAVERは先日登録し使いました。適当なファイルを1つ上げて落とし、それ以後ログインしておりません。

 

オンラインストレージでバックアップの具体的な難点

始めからでかいデータのバックアップは考えられていないのやも知れませんが、私の場合はいずれも数分使い二度とは使っておりません。なぜか。

アップ、ダウンロードの手間

有料サービスでは専用のインターフェイスをインストールして使うようですが、Webへのアクセスは通常はブラウザ経由。参照ボタンを押してという流れは変わらず、同期や差分バックアップに慣れているなら完全手動と変わらない程に面倒。

大型ファイルは(まだ)考えられていない

1ファイルあたりの制限が有り業務用途が主流のため、1ファイル数百MBはGB単位を上げられるものは多く無く。文書やオフィスソフトのファイルを共有したりが主な用途。企業向けに近い発想です。

クラッシュ時の対応と普及速度

このブログで言えば、さくらサーバー。専用サーバーなどで月数千円支払えばRAID1になったりデータの保管は万全に近付くものの、年間6千円というなめた共有サーバでは万一の際はデータが飛んでも文句は言えない。安いプランを使っている為。バックアップは逆にローカルにも置く事が普通です。

セキュリティや情報漏洩の心配

解り易い例で言えば、自分が以前メーカーで修理していたという例。修理品のユーザ情報のみならず、パソコンに入っているデータを勝手に見たり盗んではなりませんが、やろうと思えば不可能ではありません。他人にデータを預けるという危うさは、やはり変わらない。有料サービスで万一情報漏えいの際はという約束が必要でしょう。

 

最大の難点は回線の遅さとベストエフォート

例として、多くの外付HDDはUSB2.0で接続かと思いますが、速度は理論480Mbpsです。Bフレットのような光回線は最大100Mbpsベストエフォート(速度保証しない)となっており、話にならない程の遅さ。でかいファイルに対応といか言う以前に、転送なぞしていられないわけです。

USB2.0の480Mbpsを8でわると60MB/s(1秒間に60MB)、実際には15~40MB/sが良いところでしょう。光回線の100Mbpsを同じく8でわると12.5MB/sとなり、実際には回線を共有していたりで落ちます。企業の専用回線なら最大まで出るのかも知れません。

このようにオンラインでバックアップは未だ現実的では無く、しかしファイルの種類やサイズを限るなら上手く使える可能性が現在でも有ります。

NECがとんでも無く速い回線を開発しているらしいので、そこまでになればオンラインバックアップが当然となるのやも知れませんが、今すぐの話にはならないかと思われます。ソースがどこか忘れましたが確かGIGAZINE。

ここまで、特に調べず書いた為、突っ込みが有ればコメントにてお願い致します。

オンラインストレージと同期や差分バックアップという発想をされるやも知れませんが、ローカルのドライブが丸ごとオンラインになるという考え方がGoogle。Chrome OSによるクラウド大作戦に期待しとります。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

Gmailにアカウントがあり、Firefoxを使っているのであれば「Gmail File Space」なるアドオンを入れるだけであら不思議、容量7GBで原則1ファイルサイズあたり20MBまで使えるオンラインストレージの出来上がりw
非常にお手軽、かつ使い勝手が良いです。
有志の方による日本語化も行われているので、英語ワカンネな人でも問題無し、てか、ユーザインタフェースもそこらのFTPクライアントとまったく変わらないので、パッと見直感で誰でも使えます。

ttp://www.getgspace.com/
DownloadのところのOSプラットフォームを選択すればアドイン

ttp://xxsionxx.blog17.fc2.com/blog-entry-245.html
ついでに日本語化アドを提供しておられるブログ

私がオンラインストレージ的な使い方をしているのはこれだけです。
他はヒツジ先輩と同じような理由で、現状、あまり実用的な魅力を感じないので使うことはないですね。
私の住む地域らへんは、光回線何ソレ美味しいのな世界、大容量オンラインストレージとか喧嘩売ってるとしか思えないw

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令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

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性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。