ノートのDVDドライブにHDDを増設するアダプター

2012年5月 8日

正確には、薄型光学ドライブベイに2.5インチHDDやSSDを接続するマウンタ。

この発想は(私には)無かったものの、ふと考えると簡単に出来てしまう増設方法。光学ドライブという固まりとして固定概念のような思い込みが有った為、ニュースを見て衝撃を受けた次第。

上海問屋より、2012年5月発売の新製品。

リンク切れ防止の為、先に切っております。行くならURLコピペにて。

薄型光学ドライブベイ用 2.5インチ SATA ハードディスクマウンタ シリーズ 上海問屋 DN-69810 [★] |パソコン周辺機器・ブランド商品の【上海問屋】通販サイト
http://www.donya.jp/item/22305.html

odd-25inch-hdd-donya.jpg

ノートを分解した事が無ければ一見何の事やら判らないかも知れないけれど、画像左下の面がノートの光学(CDやDVD、ブルーレイ)ドライブのベゼル部分で、Ejectでトレイが引き出される方向。

ノートやネットトップ、一部スリムケースのデスクトップで使われる薄型のドライブ。これを外してHDDなどを入れて接続しろという提案。

2千円と手頃な価格で4種類揃っており、厚さ12.7mmと9.5mm、SATAとIDE接続が有り、過去10年くらいのノートなら大抵は行けると推測。

厚みと接続方法以外、大きさや形状は特殊な物を除き統一されており、他に違う箇所はベゼルの形状程度。

光学ドライブが搭載されていて当然の時代はいつの間にやら終わっており、最近のネットブックやモバイル端末では無くても普通。

私が所有のネットブックは、光学ドライブを他人へ譲る際に購入直後に取っ払っており、滅多に使わない為も有るけれど特に困った事は無し。

上のマウンタは光学ドライブのベイさえ有れば当然ながらネットブックにも搭載可能。安物や小型なパソコンでも2ストレージとか胸が熱くなりますな。

 

ノートの光学ドライブの取り外しは意外と簡単

ノートの光学ドライブはデスクトップのように配線が有るわけでも無く挿さっているだけなので、ネジを外して引き抜けば外れる仕組。

FRONTIERのネットブックの場合。

frontier-netbook-odd.jpg

画像右下の赤丸のネジを1本外すだけ。

先日借りたパソコン工房のレサンセのノートの場合。

lesance-note-odd.jpg

赤い丸のネジを1本外すだけ。

参考に緑の丸を付けた箇所は、私が過去に見たノートで最も多くネジが留まっていた時の位置で最大3箇所。緑2本と赤1本の部分。

手順をまとめると。

  1. ノートを裏返し光学ドライブを留めているビスを外す
  2. クリップや針などを穴に入れてトレイをイジェクト
  3. トレイを手で持ちコンコンと軽く手前に引き外す

3は強くやり過ぎぬよう。2は電源を入れてトレイを出しておき作業を始めても良いけれど、私が居た修理現場ではご法度とされており、トレイやベゼルを折る可能性が有る為。自己責任なのでどちらでも結構。

外して上海問屋のHDDケースを突っ込めば作業は完了。問題は認識するかでは有りますが、こればかりは相性など無いとは言えず運なので、改造の醍醐味と考えるしかございません。

また、簡単とは言え物理的な作業なのでぶっ壊れる可能性はゼロでは無く、不器用さに自信が有るならやめておきましょう。

改造するとPCメーカーの修理を断られたり、保証期間内でも有料になる可能性も有り、そこまで自己責任にて。

 

ノートでHDDやSSDが2台構成になる3つの利点

もっと有ると思うけれど、今思いついた利点を3つ提案。

ノートでもバックアップ用高速ストレージ搭載

SATAより遅いPATA(IDE)接続でもUSB2.0よりは高速。3.0は理論値5Gbpsとか言っているものの実際にはSATAより遅い事が多く、PATAでもいい勝負かと。

私がノートを嫌う理由は、修理代が高いとか画面とキーボードが小さく作業効率が悪いなど有るけれど、他人事でいうならバックアップが面倒でその原因の一つが遅い外付けストレージになる為。

最大の難点を克服しており、小型を利点とするならデスクトップと変わらない良い構成へ。HDDが増えると重くなるけれど。

Windows 7と別OSとのデュアルブートが簡単

マニアックな人ならデュアルブートは簡単かも知れないけれど、HDD1台に2つのOSは不安、メーカーPCのOEM版Windowsなので怖いなど有るなら2台目のストレージにWindows7の32bitやXPを入れたりLinuxにしたりが簡単。

難点はインストールを誤り1stドライブの中身をぶっ飛ばしてしまう事が考えられるので、他人のPCでやるなら要注意。

また、BIOSの設定を変更するか、電源を入れた後に起動ドライブの選択をする事になるので、分からなかったり手間と考えるなら無しでしょうな。

2ndにリカバリをしておけば修理の際も安心

OSのライセンスの問題が有るかは別として、購入直後の状態から光学ドライブを抜き2ndドライブとしてSSDを搭載。SSDにそのノートのWindowsをリカバリ(再インストール)し、以後1stドライブからは起動しない。

常時2ndのSSDから起動し1stは未使用にすると、万一の故障時は2ndドライブを抜けば一度も使っていない状態で修理依頼が可能。1stのストレージを取り出し、別のPCでデータを抜けるなら1stをデータ用として利用してもよろしいかと。

メーカーの修理現場では何が起こったかシステムログを見る事が有る為、一度も起動していなければ驚くでしょう。私が修理現場に居た当時、数件有りビビった事がございます。余計な個人情報などを残さない、漏洩防止を重視した考え方。

 

上海問屋のHDDマウンタの購入で注意する事(まとめ)

間違えたなら後で買い足せば良いけれど、接続方法のSATAとIDE選択は光学ドライブとノートの接続で、HDDはSATAのみなので注意。

また、上海問屋はジャンク品に近かったりサポートが無い商品も平気で販売している、ある意味上級者向けのショップなので、自信が無ければ手を出さない事。

そして私がこの記事をストックせず早めに放流した理由が、上海問屋の在庫や仕入予定が不明なので売り切れた後の追加が入るか分からない。

ノートに高速な2ndストレージの増設が2千円なら、若干マニアックなノート所有者は手を出すでしょう。ちなみに私は9.5mm厚のSATAを試しに購入。

送料400円は痛いけれど、それでも安い。上海問屋で珍しく長期で継続販売して欲しいと思った商品。センチュリーや玄人志向などにも類似品を期待しておきましょうか。

以上、この記事は上海問屋に依頼された宣伝では無く、私が勝手に良さそうと言っているのみ。購入や作業などはしつこいけれど自己責任で。


当日22:30頃追記:IBMの純正品も有るよとの事で、画像入りお便りを頂戴。有り難う御座います。

ibm-ide-hdd-mounter.jpg

HDDがIDE接続のようなので、どうしてもパラレルなHDDを接続するならオークションで検索すると良いかも知れない。

上海問屋のデザインはこれをパク 参考にしたのでしょうな。

その上海問屋の楽天市場で過去にIDE接続の物が有ったらしく参考まで。http://item.rakuten.co.jp/donya/77236/

コメント(レビュー)で「認識しなかった」など書かれているので相性はギャンブル。パソコンを改造するという行為はそういうものとしてノークレーム、ノーリターンの精神で参りましょう。

リンク用ソース

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パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

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初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

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パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

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デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

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2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

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コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

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2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

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※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。