ロジクールM570tのスイッチは2種類で故障原因が判明?

2015年12月24日

愛用者が多いと思われるトラックボール、M570t。

旧型番のM570は中央値4ヶ月で故障しまくった経緯が有り、リネーム品M570tは購入から約1年半経過するも故障せず、と書いた翌月に故障。スイッチは違うのか、分解にて確認してみたので報告。

先に流れをまとめましょうか。

ロジのトラックボールM570とM570t故障の歴史

M570系トラックボール歴5年となる修理交換は以下の通り。

    M570
  • 2010年12月・・Amazonで購入
  • 2011年03月・・故障1回目(左クリック不具合) 3ヶ月
  • 2011年09月・・故障2回目(右クリック不具合) 6ヶ月
  • 2012年01月・・故障3回目(左クリック不具合) 4ヶ月
  • 2012年11月・・故障4回目(左クリック不具合) 10ヶ月
  • 2013年03月・・故障5回目(左クリック不具合) 4ヶ月
  • 2013年11月・・故障6回目(左クリック不具合) 8ヶ月
  • 2013年12月・・保証期間終了
  • 2014年04月・・故障7回目(左クリック不具合) 4ヶ月
    M570t
  • 2014年05月・・ヤマダ電機で購入
  • 2015年12月・・故障1回目(中&左クリック不具合) 19ヶ月

早い時は3ヶ月、長くとも10ヶ月で故障していたM570が、リネームと言われているM570tへと変わり19ヶ月も正常動作しており、M570での最長記録の約2倍。

ここまで使い倒すとロゴが薄れるようで、右が故障品、左は新品。

m570t

電池マークとロジロゴが消えかけております。初めて見た。

今回の修理交換は返却無しのパターン。

ロジクールからの手紙

やたらと長期間正常動作してしまい、何か変わったのだろうかと疑問に思い検索すると、どうやらスイッチが変わったらしく、それが原因なのだろうというわけで、返さなくて良いようなので分解。

 

分解するもスイッチは相変わらず中華オムロン

裏のゴム足を剥がし、3箇所のネジと見えているネジを1本、電池搭載スペースのシールを壊し隠しネジ1本を外す。

ネジの場所と隠しネジ

壊す場所は電池マークの1.5vの「5」の下辺り。

隠しネジ

トルクスレンチ(ドライバー)のサイズはT6。任天堂のWiiコントローラや3DSを分解した事が有るならそれと同じ。やや緩いけれどT5でも回らない事はございません。

そしてオープンすると何という事でしょう。

どう見てもオムロン

どう見てもオムロン。

どう見てもD2FC-F-7N

どう見てもD2FC-F-7N、メイドイン中華。M570のスイッチと同じ。

M570とM570tでスイッチの違いは無さそう

スイッチ変わった疑惑を持った理由はこちらの画像で、緑色のオムロンでは無い物がM570t分解写真で多く載っていた為で、これになり故障しなくなったのかと予想していたものの私のM570tはM570と同じ。

m570-08.jpg

こちらの画像の解説を引用。

2012年初旬に買ったものはスイッチ部品がやたらカラフル。

source:M570チャタリングの解決 | Frea.Inventory

M570にtが付き発売された時期は2013年9月前後と記憶している為、2012年初旬ならばM570tは存在していないので、上の画像はM570無印。

もう一つ、別のブログより。

M570のマイクロスイッチは中華オムロンが使われていましたが、M570tで中華の怪しいスイッチに戻りました

source:ロジクール Wireless Trackball M570t » tttっちゃtttttったりttttったいね

戻ったという事は、HiMAKE(ハイメイク)の緑色スイッチからオムロンの黒になり、現在は再び緑スイッチが採用されているのかも知れない。

どちらが壊れ易いかと言えば似たようなもので、下記のブログではHiMAKEのスイッチが故障し市販のオムロンスイッチへと交換されております。

1年ほど前に購入した Logicool の M570 というトラックボールマウスが壊れた。症状としてはチャタリングという、ボタンの反応がおかしくなる現象

source:LogicoolのM570、チャタリング修理 - 日々雑文

どちらも故障する時はする、M570も570tも同じ物と見てよろしいかと。

外す箇所はケーブルかボールのカップか?

余談的に分解する人へのアドバイス。クパーしたところ。

クパー

中央に茶色のペラいケーブルが見えており、これがトラックボールの本体とフタ側を接続しているのだけれども、抜くなら画像のように90度近く上手い事倒すと作業が簡単。

私は抜きたくないというか取付が面倒なのでカップ側を外した。

カップ外し

ネジは無く、引けば外れるので元に戻せる自信が有るならこちらがお勧め。

ホイールのクリックボタンはB3F-1000

もう一つ余談というか本題な気がする、今回故障したホイール(中)クリックのボタンはこれのようで。しかし、Amazonでは送料が乗ってしまいボッタクリ価格状態。

b3f-1000

source:Amazon.co.jp: B3F-1000

楽天などメール便に対応している業者を探しましょう。

 

M570系のチャタ率の高さは設計の問題?(まとめ)

何と無くクリック側のスイッチのレビューを見ていると、M570が故障しまくる原因はこれかと思えるレビューを発見。

さて、何故M570ばかりがチャタリングの問題とされるのかは、スイッチの違いではなくボタンの押し込みのアームの強さが、他の製品よりもかなり大きいからなんです。解体すれば一発で判る位パワフルなのですが、その度を超えた力がマイクロスイッチの寿命を縮めてしまっているという、テコの原理を使ったパワーアシストのやりすぎが故にチャタリングが多発するのです。

source:Amazon.co.jp: オムロン D2F-01F互換品 5個セット D2FC-F-7N(20M) 

分解しても私には良く判らなかった。

M570以外でもチャタリングは発生しており、おそらく同じスイッチ。しかしM570は圧倒的に多く、利用者が多いだけと思っていたものの、手元を見て納得。

M570tの正面、クリックボタン部分。

パワーアシストのやりすぎ?

マウスの場合は本体がトラックボールより小さめなので、多くの人がA~Bの部分をクリックしているはず。Cを押すには手前過ぎる上にスイッチはA~B直下なのでCでは無駄に力を要してしまう。

しかしこのM570系はA~Cのクリックする力がほぼ変わらず、AとBを1とするならCは1.2くらい。Cの部分でも全然普通にクリック出来てしまう。大きい上に傾斜もきついので設計として考えられたのでしょう。

ところがこれがまずいのか私の指が悪いのか、手がデカく指も長い方なので、それゆえに手のひら中央付近はトラックボール本体から常に浮いた状態で使用しており、クリックする際は主にB、疲れるとC辺りを押している事に先ほど気付いた。Aはまず無い。

となると、Cで押す際はテコの原理でスイッチへ無駄に力がかかっており、Amazonのレビュー通りならば私の使い方が悪い、または手がデカくM570系に合っていないという衝撃の事実に。通常の使い方をしているので設計が悪いという事にしておきましょうそうに違い無い間違い無く。

M570ばかりぶっ壊れまくるのはスイッチの違いでは無く構造に問題有り、ならば市販のオムロンスイッチへ交換しても故障頻度は変わらないのでは無かろうか。

最新品の保証がまだ1年半残っている為、再来年の5月以降に故障したなら、それまで捨てずに保管しておいたM570tを修理して再び様子見する予定で。

おまけ:エレコムのトラックボールもM570と同じオムロン製スイッチ

分解しようと思ったけれど、既にされていたので写真を拝借。

エレコムのトラボ

source:「トラックボール/M-XT1DRBK/エレコム」 : 2ちゃんねる的レビュー

M570と同じ中華オムロン採用。利用者数はM570の方が多いと思うので分母が違うものの、このトラックボールが3年以内にチャタリングしまくらなければ、やはりM570の設計がまずいのだろうと思う。

今、このトラックボールをクリックしてみたところ、上手くA~B部分がクリック出来るよう作られており、その真下にスイッチが有ると感じる為、自然にM570よりクリックする力が弱まる事に気付いた。

今月のオススメBTOパソコン

コメント(3)

>ここまで使い倒すとロゴが薄れるようで、右が故障品、左は新品
私も1年半以上は使用しているはずですけれど、ロゴの薄れは全く確認できません。

そもそもの疑問ですが、左クリックボタンの左側にある電池マークに、なぜ指が当たるのでしょう。進む・戻るボタンを押す際も、私は人差し指の腹で押すため、電池マークに指が触れる事はありません。もしかして私、アクロバティックな持ち方をしているのでしょうか。

>分解
本体裏側に書いてあるモデル名、商品名は「M570t」でも表記は「M570」のまま変わっていないのですね。M570とM570tを混ぜたら判別は難しそう。

>ホイールのクリックボタンはB3F-1000
1コ単位で注文できるショップが多い訳ではありませんが、電子部品を販売するショップで購入するのが手っ取り早いかもしれません。

チップワンストップ:B3F-1000
http://www.chip1stop.com/dispDetail.do?partId=OMRO-0078751&mpn=B3F-1000
5コ単位、送料450円、クレジットカードOK

マルツオンライン:B3F-1000
http://www.marutsu.co.jp/pc/i/3067/
1コ単位、メール便で240円、宅急便で450円、クレジットカードOK

若松通商:B3F-1000
http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/pageshousai.cgi?code=31020135&CATE=3102
10コ1セット、普通郵便で250円、ゆうパックで500円、クレジットカード不可

個人的には送料込み300円くらいで手に入るマルツオンラインが良さ気。

>クリックする際は主にB、疲れるとC辺りを押している
私は画像で言うと「AとBの間」辺りをクリックしています。進むボタンのほぼ真横。人差し指と中指を軽く曲げた状態でマウスに乗せているため、Cの位置をクリックする事は有りません。

ゲーマーに贈る「トラックボールのススメ」。使い方の基本からゲームに適したトラックボール選びまでを解説してみる
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20151221033/

関連記事にて候
M570t含む6種類が紹介されておりまする

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