HDD値上がりし下げ止まり、HGSTとサムスンのHDD事業売却

2011年11月26日

HDD関連で2つの話題を盛っており意味不明なタイトルに。

1つは、2011年10月末からのHDD価格高騰は依然続くものの、11月下旬の現在では多少値下がり。但し最安当時の2倍を維持して横ばいの話。もう1つはサムスンがSeagateへHDD事業売却、そしてHGSTがWDへ売却保留の続報。

先にHDD値上がりの話、外付けも12月から上がる御様子。

12月から外付も値上がり、単品は高騰後に値下がり

メルコのお便りから御紹介。

Buffaloの外付けHDDが価格改訂、約1.3~1.5倍に値上げ

11月24日のプレスリリースによると、外付けHDDの新製品がタイ洪水の影響により価格が上がったとの事。

ハードディスク11製品の新製品を発売 | プレスリリース
http://buffalo.jp/product/news/2011/11/24_02/

一部引かせてもらいます。

タイで発生した洪水被害の影響により、ハードディスク部材の供給量が減少していること、その一方で需要面はテレビ録画用途などでの需要が旺盛なことから、現在、ハードディスク部材が世界的にもタイトになると共に、価格が急騰

テレビ録画用と入っており、ここが外付けと単品の違い。外付はパソコンのみでは無く、特に2TBを超える大容量はテレビ録画の需要が多いでしょう。PCではいくらUSB3.0が速いとは言え実測は内蔵のSATA2ほど出るかどうか。

テキストの書き直しは面倒なので一覧を撮影。

buffalo-hdd-2011.jpg

実売では無くBuffaloの言い値では有りますが値上がりには違い無し。型番の最後に「J」が付いており、値上げ後製品という目印。Buffaloに言わせると新製品。

値上がり約1.3~1.5倍という率で見ると単品HDDほど上がっていないように見えるものの、それは外付けアダプタ部分が値上げ対象になっていない為。上の一覧で見ると、アダプタと利益の小計は5~7千円という所でしょうか。

外付けと書かれた2機種は3.5インチ、ポータブルと称する下の9機種は2.5インチ。簡単な見方として、型番中央付近の500や1.0などの数値がGBやTB単位の容量。

後方のハイフン手前の2や3はUSB2.0と3.0を表しているようです。上の一覧でいうと外付けは二種類共にUSB2.0、ポータブルは全て3.0。

HDD単品は値下がりするも、最安当時の約2倍の価格

単品価格の推移は価格コム参考。現在の価格を見るなら画像の下にリンクを張るのでそちらからどうぞ。

一番人気のWD20EARX(WD製2TB)から。

WD20EARX-kakaku-2011-11.jpg

source:価格.com - WESTERN DIGITAL WD20EARX [2TB SATA600]

赤が最安、左端は9月1日付近、値下がり率のマイナスをプラスにすると値上がり率という見方となっております。

一時期は17千円を超え、最安時の3倍以上になっていると11月5日の記事で書いておりますが調子に乗り過ぎ。2倍を切らないものの11月15日前後から安定しているようです。

WD以外も似たような推移で2番人気の0S03191(HGST製2TB)。

0S03191-kakaku-2011-11.jpg

source:価格.com - 日立グローバルストレージテクノロジーズ 0S03191 [2TB SATA600 7200]

最安当時は8千円強、一時18千円を超え、現在は13千円。値上げの反応は早くとも、値下がりには対応が遅いショップが複数有り、同じ物を買うなら罠ですな。

3番人気はWD30EZRX(WD製3TB)も同じようなライン。

WD30EZRX-kakaku-2011-11.jpg

source:価格.com - WESTERN DIGITAL WD30EZRX [3TB SATA600]

2TBより容量は1.5倍有るけれど価格差がほぼ無く、3TBがやたら割安に見える理由は3TBの需要が低く2TBが求められる為。簡単に言うとXPユーザの影響でしょう。

私もXPを使っており2TB以上が要らない理由は3つ。

  • 2TB以上を内蔵で認識させるにはBIOSで強引にやるなど怖い
  • 2TB以上でUSB接続の転送をやろうと思わない
  • (XPでは無くとも)2TB以上の容量が必要無い

2TBが最安当時を維持し実売6~8千円で推移していたなら、3TBも既に1万円を切っていたでしょうな。

ラストは4番人気のWD5000AAKX(WD製500GB)。

wd5000aakx-kakaku-2011-11.jpg

source:価格.com - WESTERN DIGITAL WD5000AAKX [500GB SATA600 7200]

最安の時期で約3500円、高騰し9千円へ、今は7500円と微妙。

その他の容量では1TBが約12千円前後となっており、2TBで良いのでは無かろうかという妙な価格。

PCパーツの価格推移に沿うなら、上の推移グラフから徐々に値下がりして行くもの。再度の高騰は再び災害が起きない限りは考え難く、突然値下がりする事は有るかも知れません。

 

HGSTはWDへ、サムスンは既にシーゲートへHDD事業売却

先にメーカーの名前を一覧。

  • HGST・・日立・グローバル・ストレージ・テクノロジーズ
  • WD・・Western Digital(ウェスタン・デジタル)
  • Samsung・・サムスン ※大文字羅列が嫌なので小文字へ
  • Seagate・・シーゲート

現在、日本で売れている3.5インチHDDは上記4社のブランド。

今年の3月上旬にHGSTがHDD事業をWDへ売却というニュースが流れ、予定では9月頃にHGSTがWDになるだろうとされておりました。

これにより3.5インチHDDの主な製造販売メーカーは3社へ。サムスンは単品では人気が無い為に実質2社。シーゲートも微妙と考えるユーザが多く、WDの独壇場になるかと思いきや、今年の4月にサムスンがHDD事業をシーゲートへ売っぱらっておりました。

WDの日立HDD事業買収、条件付きで承認へ|Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/596/(略)

ウェスタン・デジタルとHGSTの話では有りますが、この記事内に書かれている一部を引かせてもらうと。

Western Digitalと日立が合併した組織に競合しうるのは、やはり、最近合併した米国Seagateおよび韓国Samsungのみであるとの結論に達した。

そうだったのかと思いきや、私も4月末のまとめ記事でネタにしておりましたが、どうでも良かったのかすっぱりと忘却。

話をWDとHGSTに戻し、コンピューターワールドに何が書かれているか、タイトルに続きサブタイトルが的確で感心。URLが情弱仕様だけれども。

EC(欧州委員会)の決定により、ウェスタンは生産工場を売却しなければ買収できないことに

何があったのか要約すると。

  1. HGST(現、Viviti Technologies)をWDが買収すると発表
  2. 4月19日にCC(競争委員会)はSeagateとSamsungの合併を許可
  3. HGST買収をWDが4月20日に届け、競争欠如の問題がWD側へ
  4. WDは3.5インチHDD生産施設を売却しなければHGST買収不可に

サムスンとシーゲートにしてやられたのか偶然か、1日遅かっただけで条件が不利になってしまったウェスタン・デジタル。

タイ洪水の影響も有り難航しそうでは有りますが、そんな事より既にHGSTの名前が消えていた事に驚いております。

リンク先本文の最後より。

Western Digital、日立、Seagate-Samsung、東芝のわずか4社に減ってしまった。Western Digitalが認可を求めている日立の取得が成立すれば、競合社の数は全体で3社、一部の市場では2社になる。

2社とは3.5インチ(主にデスクトップ用)、3社は2.5インチ(主にノート、SSDサイズ)の事と思われます。

 

SSDが1GBあたり100円に近付いている件

HDDの話は各項目でまとめになっているので余談としてSSD。値下げの突破口になるかも知れない、というかなって欲しいA-DATAの新製品が安め。

AS510S3-120GM-C-kakaku-2011-11.jpg

source:価格.com - A-DATA AS510S3-120GM-C

1GBあたり100円に近付いており、私やコメント常連殿が書いていた手が出そうな価格。コメントによると、型番の中に有る510はNANDフラッシュがMicron(Crucial)で安め、511はインテル様で約2千円高め。

口コミやレビューにて、HDDが故障したけれど高騰しているのでSSDにしたという意見が有り、デスクトップでSSDを起動ドライブとし、データは別のHDDとするなら120GBは有りでしょう。Win7はメモリ容量に比例し空き容量が減るらしいので注意。

私も先日、HDDが若干壊れてWindowsが被弾してしまった為、ねばるのもここまでかと思っております。

HDDと比較すると容量では遥かに負けるけれど、Cドライブに大容量は不要。価格が同程度ならどちらのストレージにするかという考え方がよろしいかと。

HDDが壊れて何とかした話は後日上げる予定。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

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パソコン工房

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初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

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昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

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10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

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コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

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昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

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※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。