ハードディスクドライブを分解し簡単安全に廃棄処分

2014年12月25日

ハードディスクドライブ(以下、HDD)を分解。

古い捨てても良いHDDが沢山有り1台バラバラにしてみたので報告。HDDの廃棄はデータを消すより分解した方が簡単で安全で早く確実かも知れないので、パソコン初心者も女性も高齢者も是非ご覧有れ。

写真満載で参りましょう。

分解するHDDはデスクトップPC用の3.5インチ

現物はこれ。中央がHDD。大きさが非常に良く判るようルマンドも添えて。

分解するHDD

HDDはネジ穴が花型の特殊な物が使われており、右はヘクスローブレンチ(トルクスドライバーと同じ)という名前の工具。

Amazonで千円くらいで購入した物で、本当はドライバー型の方が良かったけれどHDD側のネジのサイズが不明な上、安く壊れ難い物が良いと判断。ちなみに写真のセットは「PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8」。

全てのHDDで共通かは判らないけれど、今回分解したHDDは全て「T8」というサイズ1本でバラせております。

このHDDは古くIDE接続だけれども、SATA(最近の主流)も同じと思うのでスルーにて。

接続方式はIDE

では、早速分解開始。

 

特殊なネジを外しつつバラバラにして行く様子

HDDの上面にネジが6本見えるので普通に外す。

 分解開始

外している途中でラベルが妙に丸くへこんでいる部分を見つけたので指で押してみるとネジが有りそうな予感。カッターで切り剥がすと隠しネジを発見。

隠しネジを発見

全てのネジを外し、フタとケースの間に爪を入れて持ち上げると、以外にあっさり開いてしまった。少し固かったのでマイナスドライバーを挿した方が良いかも知れない。 

HDDの内部

プラッタとアームを横から。手前はプラスチックで、奥の金属(アーム)の先がヘッド。

ヘッドとプラッタの隙間

アームの根本には強力な磁石が付いており、ネジを外しても手では取れず、マイナスドライバーを使ったほど。 

アームの磁石を外す

アームを下へ避けて横から撮影。このHDDは古いけれど120GB有りプラッタ2枚の構成なのでヘッドも複数の設計。 

ヘッドの拡大

プラッタの中心、回転軸のネジを外す。 

プラッターを軸から取り外す

簡単に外れプラッタの両側を持ち上げると、これまた簡単に取り外せております。下にもう1枚プラッタが有るので持ち上げると外れる。

プラッタを1枚外す

プラッタ2枚目も外したところ。回転軸にもネジが有るので外してみましょう。

2枚目のプラッタを外す 

軸が本体から外れてしまった。接触部分は3本、裏の基板と繋がっております。 

軸を分解 

裏返して基板を外す作業へ。ネジは4本で隠しは無し。

基板の取り外しを開始

これまたあっさり取り外せております。フラットケーブルなどは無く、写真右下に付いている複数の接触面と先ほどの回転軸の接触のみ。 

基板を分解

灰色のクッションが付いていたので剥がしたけれど何も無し。 

カバーをはがす

アームの取り外しはネジ1本で、底面にも強力な磁石がございます。マイナスドライバーを挿し込むと外れて終わり。

ヘッドを外す

全ての部品は以下の通り。意外と部品数は少ないと思った。

分解完了

以上。

上の画像を何かで使うなら、フラッシュとルマンド無しの写真はこちら。横1200pxへ変更した以外は無加工なので編集はご自由に。ブログなどでの転載は可能なら当記事へリンクを貼って貰えると幸い。

 

HDDの分解は想像以上に簡単なのでお勧め(まとめ)

今回の記事用の作業では写真を撮りつつ初めての分解、しかも全部バラしたので1時間近くかかってしまったけれど、開いてプラッタを外し基板を外すのみなら20分かからないはず。

また、私は特に工具の使い方が上手いわけではございません。パソコンさえ故障しなければ普段はドライバーを触る事など無いほど。

データを安全に廃棄する目的なら、プラッタ、基板、その他全部を3週に分けて燃えないゴミとして捨てると完璧でしょう。そこまでしなくて良いと思うけれど。

1点迷うかも知れない部分はアームをプラッタの外へ移動させる工程。

全てのHDDが今回の作業手順と同じとは思えず、最近の製品やSeagete以外のHDDなら別のからくりになっている可能性が有り、そこは勘が必要になるかと。

ぶっ壊すならプライヤ(でかいペンチのような工具)でアームを思い切り曲げても良いかも知れませんな。

以上。次回は「HDDはどこまで分解するとデータが読めなくなるか?」をやろうと思っているけれど、凄く面倒な気がするので気が向けばという事で。

分解途中、プラッタのネジを外している時にひらめいた。「フタを開けて外気に触れるだけでもデータは読めなくなるのか?」と。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(9)

ドリルなんて乱暴なことをせず
本記事のごとくスマートに隠滅し

「分別回収です」
とおすまししておれば検察ににらまれることもなかったろうに。

>大きさが非常に良く判るようルマンドも添えて
「普通に判るだろ要らねぇよ」的ツッコミ待ちの例

>Amazonで千円くらいで購入した物で、本当はドライバー型の方が良かった
それで千円出すならコレのがよくねw
http://www.amazon.co.jp/HENKANMEIJIN-DS45-A-45in1-%E7%B2%BE%E5%AF%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/dp/B004UQAE6A

>全てのHDDで共通かは判らないけれど、今回分解したHDDは全て「T8」
ビット45種類の内容はここにあるけども普通に網羅しとる模様
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B007RJ9KUS/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=diyhit-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B007RJ9KUS#productDetails

>HDDの上面にネジが6本見えるので普通に外す
L型はカクカクしてネジ穴ナメて詰む可能性高いから嫌なのよね(正論)

>アームの根本には強力な磁石が付いており
アレは磁石同士を平面でベタ付きさせると外すの詰むレベルw

>プラッタとアームを横から
>プラッタ2枚目も外したところ
光の加減かプラッタが黒く見えるのだけれどもおそらく鏡みたいに全力で鏡面仕上げになってると思われるw

>全ての部品は以下の通り。意外と部品数は少ないと思った
この頃のHDDのプラッターってまだ金属板とかガラス板な気がするのですけれどもどうやら金属板のようですな
重さと劣化耐性的に考えて畑の鳥よけに最適なやつだw

>データを安全に廃棄する目的なら、プラッタ、基板、
>その他全部を3週に分けて燃えないゴミとして捨てると完璧
今時のHDDはプラッタが金属製じゃないから叩き割ればいいと思うのw
ちな私のバラし実績だと10年前のMaxtor製250GBは金属製プラッタであったのが、5年前のseagate製1TBでは樹脂製プラッタだったんで、昨今のHDDならほぼ粉々に粉砕できるプラッタと考えてよいかと

>HDDはどこまで分解するとデータが読めなくなるか?
>フタを開けて外気に触れるだけでもデータは読めなくなるのか?
アレ? どっかに動画なかった? って思ったら普通にあるがなw
https://www.youtube.com/watch?v=JPToX6UMZ8I
https://www.youtube.com/watch?v=iFoXCa_F8os
実績はあるみたいだしやってみたらエエのではw
いやネタ潰ししてしまったからのフォローとかじゃなくて(震え声)


次はSSDでお願いします(半分冗談

>>Amazonで千円くらいで購入した物で、本当はドライバー型の方が良かった
>それで千円出すならコレのがよくねw
http://www.amazon.co.jp/HENKANMEIJIN-DS45-A-45in1-%E7%B2%BE%E5%AF%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/dp/B004UQAE6A

私が持っているのはそれですね。
電気街で500円だったのでIYHしちゃいました。
そんなにテンションかける用途でないからってのもありますが、これが意外と使えます。

スター型のねじ穴とか「こんなん知らんぞ」ってやつが、意外と入ってるんですよー。
携帯の分解等にも使えますよw

閑話休題

これみて部屋に転がってるHDD分解しようとしましたが、FOXなんちゃらの40GBが出てきたんですが…これ軽く15年ものじゃ(白目

実は私はPC用っていうよか某Panasonic社製のコードレス子機に特殊ネジが使われてて(これの左から2番目のやつ)
http://image.rakuten.co.jp/i-tools/cabinet/new_img/e_dr_img3.jpg
ソレをばらすのに合うソケット型ビット使いたくてコレ買ったんですよw

もっともどれも合いませんでしたが(白目)

>ネジを傷めないなど
まさにコレでして、初めてHDDバラした時にL型のトルクスレンチ使ってエラい苦労(押さえが垂直方向にかかり難いせいかとにかく外れやすいw)した印象があって、私にはむしろL型がトラウマだったりw

手軽に破壊したいなら、1,000円でソフマップに依頼するのも手ですね。

sofmap.com:記憶メディア破壊サービス (データ消去)
http://www.sofmap.com/tenpo/topics/exec/_/id=tp00025

自分で破壊したいなら、電動式ではなく安い手動式でさえ20万円くらいしますが、この手の破壊装置がお勧め。

日東造機-新製品情報-携帯型ディスク破壊機
http://www.nittoh.co.jp/ntz3/topics/tp_hdb15/
http://www.nittoh.co.jp/ntz3/products/oa/hdb15/


>今回分解したHDDは全て「T8」というサイズ1本でバラせております
T8はM2.5のネジ対応ですから、定規で測ってネジ穴の経が2.5ミリなら回せますね。私のWD製3.5インチHDD(SATA)もT8対応でした。

>意外と部品数は少ない
SSDと比べてみると面白いかもしれません(分解してみろとは言っていない)。

そういえばウチの工場、ハードディスクも作ってましたわ。歩留まり悪くて撤退しましたけど。

HDDの廃棄は物理破壊が一番だと思いますが、専用の破砕機はどうしても二の足を踏みますし、業者の利用は信用できるかが問題。やはり、本記事のように分解して廃棄するのがお手軽かも。

プラッタをまんまの状態で棄てることに抵抗があれば二重にしたポリ袋などにプラッタを入れ、貫通ドライバを当ててハンマーで叩けば破片をばらまかずにプラッタにダメージを与えられます。

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ


Windows 7サポート終了は2020年1月14日

カテゴリと更新通知

最近のコメント

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。