富士通LIFEBOOKなどバッテリ発火対策(2018年11月)

2018年11月 5日

富士通  Fire PC  爆誕。

という冗談を言っている場合ではないと思われる、パソコンのバッテリが発火する可能性は昔ながらのあるあるであり、リチウムイオンの宿命まで搭載した機器の一つがノートパソコン。

手短に参りましょう。

元ネタはこちら。

対象は平成22~28年に販売を始めた機種のほぼ全てで、約1712万台に上る。米マイクロソフト社を通じ、発火を防ぐソフトウエアを11月上旬から自動配信する予定

source:富士通パソコン発火の恐れ 1712万台 - 産経ニュース

昨年からさかのぼり約7年間に出荷された1712万台、ほぼ全ての機種な辺りは攻撃範囲が過去最大かも知れない。

なぜマイクロソフト?と思えば、Windowsアップデートで対応すると本家のプレスリリースで書かれておりました。

今回、このアップデートをMicrosoft社のWindows Updateを利用して自動配信することとさせていただきました。 次のような画面が表示がされた場合は、アップデート対象です。

source:【ノートパソコンを安全にお使いいただくために】バッテリ充電制御機能アップデートのお願い - FMVサポート : 富士通パソコン

「Samsungかよ」と思ったなら私も思った。

過去の富士通なら盛大に回収するイメージがあったけれど、さすがに1700万台分となれば1台につきバッテリ1万円くらいとしても1700億円。半レノボ状態な富士通にそこまでの体力は残されていないのか。

富士通といえば私のノートもFMV、LINEBOOKであり、過去この手の不具合に巻き込まれた経験がなかったので新鮮。

バッテリ対策方法

TH90/P、該当しております。右の赤枠の説明を3つ。

  • BIOS・・・PC本体の設定を更新して対応
  • 添付ソフト・・・Windows上のソフトウェアで対応
  • ファームウェア・・・バッテリの管理機能を更新して対応

重い順に、BIOS>ファーム>添付ソフト。BIOSとファームは一度更新を適用すると元には戻せないと思われ、ソフトで対応するなら元に戻せるはず。私のFMVはソフトなので手動でやってみようかと思った。

fmv-bat-tool

source:バッテリ充電制御アップデートツール - FMVサポート

ところがソフト対応なのに元に戻せなさそうな空気を感じて手を止めた。更にこのようなことも書かれており完全に沈黙。

「バッテリ充電制御ユーティリティ」を適用すると、消耗したバッテリをお使いの場合、実際のバッテリ駆動時間(充電量)はアップデートを適用する前の約65%になります。

BIOSとファームは85%に対し65%はひどい、2/3になってしまう。しかも20%切れるとヤバいとうるさい上、0%になる前、確か15%くらいでシャットダウンしてくれるので実質のバッテリ駆動時間が半分ほどになってしまいそう。

現在は14時頃にフル充電が完了し、21~22時までバッテリ駆動しているものが18時頃までしか使えないのは困る。というわけで、100%にしなければ良いのだろうと解釈し、このPCに最初から入っていたバッテリ設定用ツールで80%へ。

fmv-bat-80p

新品バッテリは富士通WebMart価格1.3万円少々、最安のひかりTVショッピングでさえ1.2万円切れる程度。新品にしても対策はされていないだろうから、交換する意味は無いかと。

以下、現在の状況。80%充電モードへ設定する前。

fmv-bat-62c

まだ62回転しかしておりません。交換は300回が目安らしく、仕事で毎日使うと1年もたない計算。さすが家電量販店で買うようなセレブ向けノートは厳しいですな。ちなみに私はこのノート買ったのではなく富士通からの貰い物。

問題はWindowsアップデートで強制的に65%モードにされないかが不安。11月上旬からばら撒かれるらしいので、富士通ノートユーザはご注意あれ。

しかし腑に落ちないことが回収やリコールまではしない件。

単にもうそこまでやっていられないのか、もしくは発火の可能性が低すぎるのでSamsung方式をとったのか。個人的には前者だろうと見ており、少々残念な印象を持ってしまった。

というわけで皆さんにもお聞きしてみるスタイル。

原因はどうであれ発火の可能性があるなら富士通も被害者ながらユーザはもっと被害者。私のFMVはタダなので文句言わないけれど、当時13~18万円もしたノートがこの対応はどう思われるだろうか。

バッテリ発火はリコールするべき

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リンク用ソース

コメント(3)

高い金払って国内ブランド()を買ったんだからサポートくらいしっかりしてほしいですね。

もうメーカーにそんな体力ないのかぁ(*_*)

>発火を防ぐソフトウエア
1,712万台中、発火にいたった製品は45台。約0.00026%の確率。ここまで低いなら「使い方が悪いのでは」と思うレベル。例えばサーバやらマイニングやらで負荷を与え続け、3年くらいずっと充電中で使用し続けていたとか。

>バッテリ駆動時間(充電量)はアップデートを適用する前の約65%に
確かに制御ツールですけれどそれ根本的な問題解決になってないよね、という話。

>仕事で毎日使うと1年もたない計算
さすがに 0%→100% を1年間に300回も繰り返すユーザは居ないでしょう(※メーカによりますが、実際は 0%→100% ではなく 0%→80~90% くらいで1サイクルとカウントする場合が多し)。

300回のサイクルでバッテリが使えなくなる訳ではなく、その時点で60%くらいの充電容量に落ちるという目安ですから、8時間ほど使えるノートなら駆動時間は5時間くらいになるでしょうね。

リチウムイオンバッテリーは、基本不安定な代物。
それをソフトウエアで制御します。
従って、極々まれな条件で発動するバグが制御ソフトウエアに有るんでしょうね。
例えリコールで回収しても、処置としてはソフトウエアの改修ぐらいしか対策は無いかと思われるので、MS様に丸投げしたんでしょうね。

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