日本語対応の自動バックアップ用フリーソフト「FBackup」

2013年6月15日

自動も手動でもバックアップ出来るフリーソフトの紹介。

データのバックアップは面倒などの理由でやらない人が多いけれど、修理現場でHDD内容が消えまくるPCを見た私にはやって当然の作業。簡単、日本語、自動も可、とにかく分り易い物を探し発見したフリーソフトがFBackup

実際に使い、勝手に評価。

バックアップは手動/自動に限らず設定を誤るとデータが消えるなどの危険が有る為、やるなら自己責任にて。

また、FBackupはフリーソフトなのでサポート無し。2013年5月現在は広告や妙な仕掛けなど無いけれど、今後どうなるかは提供元次第なのでこれらも自己責任や判断を。

ちなみに私が勝手に発見し評価しており、提供元と私は無関係。

 

FBackupのダウンロードとインストール

ダウンロードは公式をお勧め。

「FBackup」で検索するとsoftnicが出るかも知れないけれど、インストーラにブラウザ設定をいじる仕組が有るので回避出来ないならスルー推奨。

公式のダウンロードはこちら。

フリーバックアップソフト - FBackupでファイルバックアップ
http://www.fbackup.com/ja/

FBackupのダウンロード

上部の「いますぐダウンロード」をクリックすると fbsetup.exe という約18MBのファイルが落ちて来るので、適当な場所へ保存しダブルクリックでインストール開始。

言語は日本語になっているはずなので、そのまま次へ行くと日本語でセットアップウィザードが開始されるはず。

FBackupのセットアップ

同意する画面は全部英語なので、読めないなら心で感じましょう。

追加タスクの選択は、自分の環境に合わせて変更どうぞ。下のチェックは、私がこれを使い続けるならこうするという例。

追加タスクの選択

Start on~は、Windows起動時にFBackupを同時起動するか否か。後で出るけれど、日時指定で自動化するならチェックしておきましょう。

インストール開始直前に再度言語選択。こちらはFBackupを何語にするか。

ソフトウエアの言語選択

この後、インストールが開始され、完了すると同時にFBackupが起動。

  

FBackupを設定し手動バックアップを試行

初めての起動直後はこのような画面になるはず。

FBackupの起動直後

手動でバックアップ設定するなら、左下の「次回起動時に~」のチェックを外し「閉じる」。今回はウィザードを使い設定して参ります。

でかい「バックアップ」ボタンを押すと下のような画面へ。バックアップしていないので「新規」をクリック。

新規バックアップを選択

次は、バックアップ名とデータの退避先を指定。

データ退避先のフォルダ選択

バックアップ名は、例としてマイドキュメントの写真フォルダのみなら「写真」とかで良いと思うけれど、今回は変更せず「新規BU」で。

後の説明では「新規BU2」になっているけれど、中断するとどうなるかテストした為の名残。気にせず。

バックアップ先はローカル(手元のPC)とネットワークが指定可能。サーバなどへ退避するならネットワークからログイン設定などどうぞ。

上の例では、Eドライブのルート(一番上、Eドライブ直下)を指定しております。外付HDDがDドライブとかなら環境に合わせたりフォルダを作るなど適当に。

ここでバックアップ元と同じドライブを設定すると、ストレージ(HDDやSSD)故障時にバックアップも同時にぶっ壊れるので注意。

次はバックアップ元の指定。

バックアップしたいフォルダやファイルの指定

上の状態は、「フォルダ追加」をクリックし、Cドライブ内の「Documents and~」を突っ込んだところ。

「マイドキュメント」にすると「デスクトップ」などが入らない為、良く判らないなら個人的にはこれをお勧め。しつこいけれど自己責任で。

右の禁止マークはテンポラリファイル(一時ファイル)が標準設定で除外されており、容量や時間の無駄を回避する親切設計。一時ファイルのバックアップも必要なら外しましょう。

Cドライブ全部とか設定するとえらい事になりそうなので、テスト用に当サイトの古いデータが入ったフォルダを使用。

テスト用フォルダ

見ての通り、容量は2GBくらい、ファイル数4万以上の細切れ状態。

次はバックアップの方法を指定。

バックアップのタイプなどを選択

フルにするとバックアップ先には圧縮されたzipファイルが1つ作成され、ミラーにするとフォルダのツリー構造そのまんまをバックアップ先で再現する作り方の違い。

設定の最後はタイミングの指定。

バックアップ日時などの指定

月や日時以外に曜日も指定可能。パスワードは設定すると復元の際に必要になると思われ、今回は空白で。

説明用なのでマニュアルにて。

設定を保存しバックアップを開始

右下の「保存」を選択するとバックアップは開始されず設定が保存されるのみ。「保存実行」はバックアップを今すぐし、後は設定の通り(スケジュール通り)に動作するという意味。

保存実行をクリックするとバックアップ開始。

準備中の画面

準備中>コピー中>テスト中の3段階。

約2GB、4万ファイル以上で私のPC環境では3分ほどでバックアップ完了。

バックアップ完了画面

CPU性能やメモリ容量、ストレージの速度により時間は変わると思う為、性能の低いPCやUSB2.0で外付HDDとかなら先に1GBくらいでテストした方が良いと思う。

ちなみにバックアップ中に停止ボタンを押すと固まってしまい、10分経てど固まり続けたので、一度始めたなら終わるまでやった方がよろしいかと。 

私のPC環境を一応。

  • CPU:Core i7-950(3.06-3.33GHz、4コア/HT、8MB)
  • メモリ:約3GB ※XP 32bitの為
  • Cドライブ:SSD、SATA2接続 ※バックアップ元
  • Eドライブ:HDD、SATA3接続 ※バックアップ先

HDDがSATA3になっている理由はマザーボード側の都合なので気にせず。

 

FBackupでの復元とオプションの簡易解説

フル作成でバックアップした場合のスクリーンショット。表示されている容量がおかしいけれど気にせず。本当は2GB近くございます。

フルモードでバックアップするとZIP圧縮

フルの場合は、指定したドライブやフォルダへ「バックアップ名」と同じ名前のフォルダが作られzipファイルが保存される仕組。

ミラー作成の場合はこちら。

ミラーモードでバックアップした時のフルパス

バックアップ先とし指定した場所へドライブ名(この場合「C」)のフォルダが作られ、その中でツリー構造を再現しzip圧縮されず素のファイルが保存。

単純にバックアップするだけならフルの方が容量節約。バージョン管理(古いファイルを取り出す)したり、圧縮/展開時間が気になるとか退避先容量に余裕が有るならミラーでしょうな。

話を戻し、復元ボタンを押して復元開始。

FBackupの復元ウィザード

選択肢は変更せず標準にて。今回は左下に有る優先度を「最高優先度」へ変更し、どの程度の負荷になるか、また、時間はどのくらい短いか試行。

復元中のCPUの様子はこちら。

タスクマネージャよりCPUやメモリの状態

1スレッドのみ半分以上になっておりますが他は使っていないに近い状態。マルチコア、マルチスレッドの意味は薄いと思われ、1コアの古いCeleronなどでも安心かも知れない。

復元完了までは約2分。復元はバックアップ時の準備やテストが無く、更に優先度を上げていたのでバックアップ時より速かったと推測。

設定はバックアップ名を選び「プロパティ」ボタンで変更可能。

FBackupプロパティ

全体の設定は、「ツール」から「オプション」で変更。

FBackupオプション

以上。使ってみるなら、いきなりCドライブ全部とか数百GBとか設定せず、数GBでどのくらい時間を要するかテストを。

特にUSB2.0接続の外付はしゃれにならない遅さと思うのでご注意有れ。

 

バックアップ用フリーソフト「FBackup」総評

日本語で分り易く設定も簡単。5千円くらいで市販されていてもおかしくない、と思ったけれど最大の難点は差分バックアップが出来ない事。差分バックアップとは、全く同じファイルを無視し、新規や変更されたものだけをバックアップ(コピー)するという意味。

なぜフリーソフトなのかは、有料版なら差分バックアップも出来るという誘導としての試用に近い状態。

しかし、丸ごと全部で良いなら普通に自動バックアップ用として使える為、このような環境ならフリー版でも有りかも知れない。

  • PCの電源は落とさない
  • データのバックアップ先はHDD
  • バックアップ元のファイル容量が少ない

パソコンの電源を落とさない派なら寝ている間、会社なら就業時間外にタイマーを入れておけば良く、ファイル容量が少ないなら週一のバックアップでもよろしいかと。データ退避先がHDDならSSDのように書込量を気にする必要も無し。

私が愛用しているフリーのバックアップソフトは設定が難しいというお便りが有り、引き続き分り易いバックアップ用フリーソフトを探しております。タレコミはこちらまで> btopc.com@gmail.com

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。