メモリが更に値下がり、初心者用にメモリ交換や増設を解説

2011年11月17日

メモリの価格がいつの間にか更に値下がり。

今年の1月にはDDR3が800円を切ったという記事をやっており、2月頃には値上がり予想のニュースが出たものの上がらず。あれから10ヶ月経過しどうなったか見ると、半値と言える程に値下がりしていたのでお知らせ。

自分のPCに合うメモリの見方と交換、増設方法も初心者用にご案内。

メモリの価格が更に値下がり、1GBあたり400円前後

1月との違いは既に2GBが終わりかけており、現在は1枚4GBが普通。時間の経過以外に先々月辺りから8GBメモリが市販されており、その影響も有るのでしょう。

価格コムのメモリ売れ筋ランキングより、上位20件から引かせてもらいます。ノーブランドを除く最安。自動的にヒートスプレッダ付などは除外される仕様。

現在はDDR3の8GB(4GBx2枚)セットが主流

完成品PCやBTOメーカーのカスタマイズでは現在も2GBx2枚、安物は2GBx1枚などが構成されてる事があるものの、自作や改造ユーザには4GBx2が普通のようです。

太字が2011年11月現在の最安価格。

  • 4GBx2(DDR3 SDRAM 10600)・・2,770(346/1GB)円:S.Power
  • 4GBx2(DDR3 SDRAM 12800)・・3,369(421/1GB)円:A-DATA
  • 4GBx2(DDR3 SODIMM 10600)・・3,080(385/1GB)円:A-DATA
  • 4GBx2(DDR3 SODIMM 8500)・・3,428(429/1GB)円:CFD

先に見方を簡単に説明すると

  • 4GBx2・・メモリの容量と枚数(この場合、4GBメモリ2枚セット)
  • DDR3・・メモリの規格。マザーボード(チップセット)による
  • SODIMM・・SDRAMはデスクトップ、SODIMMはノート用で結構
  • 10600・・転送速度。CPUやチップセットにより対応上限が変わる

話を戻し、2GBx2枚の間違いでは無いのかと思える程の暴落っぷり。

一般的なデスクトップ用では3千円を切っておりノート用も同程度。約1割高いと言われるとその通りでは有りますが、メーカーやショップによりブレが有るので数百円は誤差のようなもの。

今後、大容量メモリが必須になるソフトウェアが多くなると、単純にそれだけでも64bit版OSの価値が上がりますな。

ノート用メモリは4GBの1枚売りも人気有り

S.O.DIMM、ノート用は単品でも人気が有る御様子。

  • 4GBx1(DDR3 SODIMM 10600)・・1,780(445/1GB)円:CFD
  • 4GBx1(DDR3 SODIMM 8500)・・1,670(418/1GB)円:Trancend

2枚セットと価格が大差無し。何故1枚も人気が有るかは、ノートは増設という考え方が多い為かと。

標準でメモリ4GBx1の場合、空きスロットが1とか。デュアルチャネルを無視すると2GBx1 + 4GBx1も有りでしょう。やや古めなノートやネットブックなら1GBx1 + 4GBx1、では意味が無さそうなので元のメモリを抜いて4GBx1枚のみにするなど。

DDR2も結構安め、充分現役で行ける容量と価格

DDR3の1つ前の規格、年数で言うと3年以上前辺りでしょうか。

  • 4GBx2(DDR2 SODIMM 6400)・・3,449(431/1GB)円:UMAX
  • 2GBx2(DDR2 SDRAM 6400)・・3,080(770/1GB)円:S.Power

ノート用の価格はDDR3と同程度。下段のSDRAMがPCパーツ価格の良い例で、需要が低くなり過去の物になって来ると価格が下がらず、性能の割に高めになるもの。

私も昨年の今頃まではDDR2メモリでパソコンが動いており、DDR2搭載PCの多くはWindows XPまたはVistaでしょう。そう考えると2GBx2は需要が有れど4GBx2は無駄という事かと。いずれも一般的には32bit版なので4GBも認識しないという意味。

 

自分のPCに合うメモリの確認方法

分解してラベルを見ると書いてあるものの、DDRの何かが判らなければメモリの交換や増設などする気が起きない場合。

簡単に規格のみを調べるなら、CPU-Zという海外のフリーソフトを起動してみましょう。自作ユーザの間では有名なソフトウェアなので御安心有れ。

CPUID - System & hardware benchmark
http://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html

cpu-z-dl-3.jpg

デザインが変わるかも知れないけれど、現在なら右の赤枠3種類いずれか。

32bit版Windowsなら3番目、64bit版は2番目。どちらか判らない、または圧縮ファイル(zip)の展開が判らないなら一番上のインストーラ付をクリックしてダウンロード。

CPU-Zを実行(起動)し、memory と書かれたタブをクリック。

私が今これを書いているPCの例。

cpu-z-memory-ddr3.jpg

バージョンがやや古いのでデザインや配置が多少違うかも知れないけれど、左上に有る Type と書かれている項目にDDR3と出ております。

ここがDDR2なら少し古めの規格なので割高かつ性能低め。DDRならパソコン本体を買い換えた方が良いかも知れない。昔は相性問題が結構有り、PC本体とメモリどちらも正常でも動作しなかったりエラーが出るなど。

DDR3として話を進めると、これだけでは詳細が判らず残りは3点。

  • 速度はどこまで対応しているか
  • スロットの数や空き、分解位置
  • ピン数は一般的な物か(DDR3 SODIMMなら普通204pin)

価格差がほぼ無いので速度は適当に。PC3-8500対応でも10600のメモリは動作し、上限が8500になる程度。交換では無く増設なら、先に挿さっている物に合わせましょう。

メモリ貼付のラベルで数値表記が違う場合

  • PC3-10600≠1333MHz(x8)
  • PC3-8500≠1066MHz(x8)

このように右側の数値が書かれている事も有り。ちなみに価格コムのデータで出したデスクトップ用のPC3-12800はオーバークロック用なので、普通の人が購入しても意味がございません。

メモリスロットの場所や空きは、普通のデスクトップケースなら向かって左側板を開けるとマザーボードが見えるかと思われ、ノートは裏返して小さいフタが有れば片っ端から開き、メモリらしき物が無ければおそらく本体の分解になるので諦めましょう。

ピン数はノートの場合は204ピンでは無いかも知れないので一応御注意有れ。私の知る限りでは、ネットブックやモバイルノートでMicroDIMM仕様も有り、物理的に大きさが違う事もございます。

色々とやり方を書いたけれど、最も正確な情報はPC本体のマニュアルやカタログのスペック一覧。最大搭載容量もマザーボード(チップセット)により限りが有る為、どこまで盛る事が出来るか確認した方が安全。

 

デスクトップとノートのメモリ交換方法(動画)

以前撮った動画が有るのでこれをどうぞ。デスクトップ用。

ノートも構造が判れば難しくは無く、誰にでも出来る簡単な作業。

一つ注意する事は、私は自作PC丸ごと組立または他人のノートで作業している為に軍手を付けておりますが、普通は素手の方が簡単。

下手に手袋をして糸や毛やホコリが挟まると動作不良の原因になる事も考えられ、初めてなら感触が判らず留め具をぶっ壊す可能性も高まりましょう。

ちなみに英語は冗談で入れているエキサイト先生の翻訳。訳し方に小細工をしているので、受験生などは間に受けないよう御注意を。

詳しい解説はこちら。

ノートPCのメモリの交換や増設の手順を動画で解説 - BTOパソコン.jp
https://btopc.jp/repair/how-to-install-ram-laptop.html

 

メモリ増設が本当に必要か考えて作業を(まとめ)

メモリは交換を含め、目的は容量を増やす事。

価格コムで4GBx2のような8GBという大容量、更にこれを2セットで16GB積むユーザがなぜ居るのか、その理由として多そうな順で勝手に妄想すると。

  1. 今安いからとりあえず満載しておきたい
  2. Windows7の64bit版を使っている為
  3. 余剰分をRAMディスクとして利用

RAMディスクはマニアック過ぎるものの、多くは1や2のような理由で購入するユーザが多いと見ており、メモリが足りないという理由で購入している感が無し。

ネットブックや法人向けアンバランスPCは除き、DDR3採用のチップセットからは最低でも多くは2GB搭載されていると考えると、趣味や将来性の不安から今購入していると個人的には思う次第。

メモリ増設の難点を強引に3つ挙げると。

  • 改造扱いになるのでメーカー修理は元に戻して依頼
  • マザーボード以外でも、追加ならメモリ同士の相性問題
  • 相性によるエラーを知らずに使い続けデータを破壊

これらが無いとは言えず、費用は安く作業は簡単でもメモリも無料では無し。自作ユーザが日常的に楽しんでいる「取り付けられなかった件」を楽しむ事になるやも知れず。

私も漏れず、OSがXPにも関わらずメモリを18GBも載せ、ブログを書く程度の用途の割に4コア8スレ3GHz超えのCPUを搭載。

何故かは10年以上前からの高性能将来性病の後遺症。

当時は、 ※OC=オーバークロック

  • CPU・・1コア2スレ3GHzで4万円以上、OCは温度との戦い
  • メモリ・・デスクトップは256MBx2以下で普通、512MBx1は2万円
  • HDD・・80GBでさえ1万円を下らず、バックアップはCD-Rに焼くが普通

現在はオーバークロックは遊びや趣味。メモリは最低2GB、普通に4~8GB搭載。バックアップはHDDの他にオンラインストレージなど。

時代は変わっているものの、当時の癖が抜けず漠然とオーバースペックへ。このような人間は私以外にもごろごろと存在する為、そのメモリ増設が本当に必要かを考え、おかわりは困った時で良いのでは無かろうかと冷静に考えてみましょう。

そして8GBの値下がりも来ております。

メモリ最安値情報(調査日:2011年11月11日 )
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111112/p_mem.html

今月のオススメBTOパソコン

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