グラボ無しの3Dゲーム用にVRAM容量を手動で変更

2017年4月25日

グラボ非搭載で3Dゲーム。

普通はグラボ搭載するか無いならDirectXのゲームとかしないと思うけれど私はしてしまうので、メモリをVRAMとして共用する際の注意点や手動でVRAM容量を変更する方法の例を紹介。

誰得と思ったなら私も思った。

グラボ無しで3Dゲームはまともに動くのか?

DirectXが必要でも画質落とせば何とかなるゲームが割と多い。グラボ無しで何とかなったSteamのゲーム。

  • WARGAME・・・画質落とせば快適
  • Salt and Sanctuary・・・落とさなくてもカクカクしない
  • Momodora・・・グラフィックがスーパーファミコン並なので関係ない

この「画質」を落としたくない、むしろ最高レベルまで上げて楽しみたいからこそゲーマー達はこぞって高性能なグラボを載せるのでしょう。

ところが今回は画質を落としても上手く行かなかった、そのゲームがこれ。

システム要件の推奨と最低

source:Steam:Bayonetta

右の推奨に対しグラフィック以外ギリでクリア。以下、現行機の仕様。

  • OS:Windows 7 Pro~64bit
  • プロセッサー:Xeon E3-1226 v3 ※Core i5-4590相当
  • メモリー:8GB(4GBx2)
  • グラフィック:Intel HD Graphics P4600 ※CPUに内蔵
  • 以下略

問題はどう見てもグラフィックで最低要件さえ満たしておりません。

インテルの公式によると、インテルHD~P4600のベースクロックは350MHzながらブースト時最大1.2GHzなので昔のオンボード時代とは比較にならないほど性能アップ。

VRAMはメインメモリと共用にて最大1.7GBなので、最低の768MBは超えており推奨の2GBに近い容量のはず。

CPUの仕様よりVRAM最大

source:製品の仕様情報 - Intel Xeon Processor E3-1226 v3 (8M Cache, 3.30 GHz)

ところがゲームの設定画面ではこうなる。

横1600pix 

現在使用中の設定で見ての通り、解像度1600x900、ウィンドウモード、グラフィック品質は低。これ以上解像度を落とすと見づらく、ウィンドウが最も軽く、品質低はいわずもがな。

問題は画面下部のメモリ使用量、上の状態では569MB。MAXになっているのは足りているのでは無く、実際には赤い棒がMAXより左に無ければ空き容量が足りていないという意味。

これでも時々ラグ(遅延)してしまう。例としてこのような状況。拡大は原寸の横サイズ約1600pixご注意。

ラグる

画面中央やや上がプレイヤー、下の黒い棒状のデカいパンチが出している技、加えて背景で炎が動き雑魚3~4匹出ると多分30fps切っていると思う。さすがに30を切ると私でも判る。※1秒間30コマ、このゲームは標準で60コマ

フルHDにすると当たり前にメモリ必要量が増加。

フルHD

更にグラフィック品質を高にした最高設定にすると1GB切れるくらいなので、フルHDのフルスクリーンで高画質にするなら最低1GB必要。

高画質

解像度などを最低まで落としても509MB必要なので横1600と大差無し。

1024pix

CPUのスペック的には最大1.7GBまでVRAMとして使うけれど、もしかしてマザーボード側のBIOSで抑えられているのかと疑うと当たりのようで。

VRAM使用量

そら384MBでは足りませんわ的な。最低要件の約半分。

 

CPU内蔵GPU用のVRAM容量を手動で変更

結論からいうとできなかった。

シェアメモリサイズ

BIOS(UEFI)設定へ行きShare Memoryの項目を開くと変更可能だけれども、最大の512MBが既に設定されており、Autoにしても変わらないので512MBまでしか無いのだと思う。

このマザーボードはZ97 Extreme6という2万円を超えるやや高めな品なのでビデオカード搭載する前提のようなものとして、マザーの映像出力は予備とかオマケ感覚なのかと予想。

ここを1024MBまで上げられるならば、フルHD、フルスクリーン、グラフィック品質高で快適に遊べるはず。 

おまけ:CPU性能の違いはゲームに影響するか?

ならばCPUをブーストすればGPUのクロックもブーストされないのだろうか?という、良く分からない理屈を考えてみたので実行。VRAM不足でもクロック上がればラグりが多少改善されるかと思い。

サーマルスロットリング 

変更は以下の通り。クロックはアンダークロックで2.0GHzにしていただけ。

  • コア数:4 -> 1・・・ターボブースト状態にするので減らした
  • クロック:最大2.0GHz -> 3.7GHz固定・・・GPUも連動して上がる?
  • サーマルスロットリング:有効 -> 無効・・・高熱になると性能落とす為

結果、遅くなったので4コアへ戻すも以前と変わらず、ここであきらめた。

ラグる件はプレイヤーの私にも時々リアルなウィッチタイムが発動していると考える事に。※攻撃をギリで回避すると敵の時間が超スローになるスキル

 

ゲームするなら素直にビデオカードを搭載推奨

当たり前だろうと思ったなら私も思った。

しかし、現在の私はにわかゲーマー状態で、偶然知ったSalt and SanctuaryやBayonettaが安く売られていたので試してみた程度。

これら2つに合うグラボならばGTX 1060で充分、もしかすると1050くらいでもまともに高画質設定でも動くかも知れないので、予算は2~3万円程度。

ところがまた同じ状況になった時、Steamは時々セールをやるのでダークソウル系が9割引きとかで出てしまったなら多分買う。そして1060程度ではグラボ性能が足りず後悔する可能性を考えると腰が重い。

また、今はゲームに対する価値観の比重がスポンジのように軽い為、どうしても2万あれば、3万円あるなら、と別の物を購入出来るなどと考えてしまう。ゲームしたいならPS Nowで良いのでは?とか。

話を戻すと、ゲーミングPCを買う場合に低予算なら10万円切れるGTX 1060搭載くらいとして、もしフレームレート落ちるようなら画質を下げたりで対処。10万円超えても良いなら中途半端を避けて性能は上を目指すべきと思う。

おまけ的には、私の環境はモニタ3枚のトリプルディスプレイなのでデジタルの3画面出力が必須であり、それが可能なグラボなのか、DP->HDMI変換は手持ちのアダプタで行けるのか調べる点でも腰から下が全部重い。

ゲーマーならば4K解像度モニタ+GTX 1080以上のグラボが良いと思う。私が現役ゲーマーならば、ゲーム専用に別途4Kモニタを買いデスクトップPCを自作していたかも知れない。

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リンク用ソース

コメント(1)

>右の推奨に対しグラフィック以外ギリでクリア
ベヨネッタはそれなりに重めなゲームなのですね。推奨グラボがGTX 760という事は、今どきのカードだとGTX 1050で少し上回るくらいですね。RadeonだとRX 560あたり。グラボ搭載の10万円クラスなら、何とか推奨を超えられるだろうレベル。

目安としては、マウスの「NEXTGEAR-MICRO シリーズ im570BA8-TV」が近い。

G-Tune - NEXTGEAR-MICRO im570BA8-TV 仕様詳細
http://www.g-tune.jp/ws_model/tv/im570ba8_tv_2.html

見た目がデビルメイクライそっくりだから、動作環境も同じくらいだろうと思ったら、デビルメイクライの推奨環境が、ベヨネッタの最低動作環境と似たようなモノだったという。時代の進化とは非情。

CAPCOM - DmC Devil May Cry Windows PC版
http://www.capcom.co.jp/dmc/info/pc/

>グラフィック:Intel HD Graphics P4600 ※CPUに内蔵
性能的にはHD 4600とさして変わりませんけれど、これ甘めに見てもGTX 750の半分くらいしか性能はありませんからね。ちなみにGTX760の性能を100とすれば、GTX 750の性能は60~70くらい。

>フルHDにすると当たり前にメモリ必要量が増加
それでも「569MB → 579MB」ですから、10MBしか増えていませんね。解像度の大小は、あまりVRAM容量に影響しないのですね。

>CPU内蔵GPU用のVRAM容量を手動で変更
そこらへんの操作、XP時代に「OSが専有するVRAMを64MBくらいに制限して、使用できるメインメモリ容量を増やそう」とか言う力技で、メモリ不足をしのぐ方法まで模索されていた記憶が。

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