ノートPCのリペア費用(修理料金)はこんなに高い-

2008年10月29日

パソコンの修理費用、パート2です。
デスクトップPCの修理費用はこちら

今回は、皆さんお待ちかね、ノートパソコンの修理代です。

・ BTOノートPC修理料金(参考値)

不具合箇所修理内容修理料金
OS(Windows)不良OS再インストール・・・1.0~1.5万円
マザーボード故障マザーボード交換・・・3.5~8.0万円
ハードディスク故障ハードディスク交換・・・1.0~2.5万円
メモリ故障メモリ交換・・・1.0~2.5万円
液晶(バックライト)故障LCD交換・・・4.5~7.0万円
液晶(パネル)破損LCD交換・・・4.5~7.0万円
液晶(インバータ)故障インバータ交換・・・1.5~2.5万円
光学ドライブ故障光学ドライブ交換・・・2.0~4.5万円
カードリーダー故障カードリーダー交換・・・3.5~8.0万円
外観破損ケース交換・・・2.5~8.0万円


ここで私はひとつ疑問があるのですが、皆さんなぜノートPCを買うのですか?

ノートの利点=持ち運び、だと思いますが、家庭や職場で定位置から動かさない、プリンタやスピーカーが付いちゃってるノートもよく見ます。見た目が良いから、場所を取らないから、インテリア、使わない時たためる、など色々あるとは思うのですが、ノートPCはこんなに損です。


・ 性能に比べて高価

 最近は安くなりましたが、それでもデスクトップと比較すると2万円は差がある ような気がします。何と言ってもビデオカードが確実に性能低くなりますし、それにCPUの性能も合わさって、軽く10万超えたりもします。


・ 画面が小さい

 去年頃から、17インチ液晶のばかでかいノートPCがマウスコンピュータなどから 出ましたが、当時デスクトップの液晶の主流は19インチが当たり前でした。 これ書いてる今なら、22インチあたりの液晶ディスプレイもお買い得です。


・ キーボード、タッチパッド使いにくい

 これは慣れですが、キーストローク(キーを押した時の深さ)が少なく物足りなかったり、タッチパッド無視してマウス付けて使ったりザラです。 関係ないですが、外付けキーボード付けてる人がいて、笑うの通り越して感動した覚えがあります。


・ 構造が壊れやすい

 デスクトップのキーボード程度の厚みの中に、A4とかB5、最近は12や10インチでパソコンの機能が全部入ってるとかすごすぎます。無理しすぎでしょう。 ホコリを少しでも吸えばエアフロー(空気の流れ)が悪くなり、それが原因で中に入ってる色んなものが熱のおかげで壊れやすくなっております。


・ 物理的にも壊れやすい

 キーボード外付けして、トップケースに液晶付けたら、小型液晶パソコンになるんじゃないかというのは置いておいて、液晶付いてるのにたためるのがよくないです。 ボールペンはさんで閉じたり、コーラぶっかけたり、挙げ句の果てには踏んだり落としたり。そりゃ故障というより、まさに壊れる。


・ ほとんどアップグレードや拡張できない

 ハードディスクを大容量に変更、メモリを変更(時々増設)、マニアな人はCPUも? デスクトップなら、ハードディスク3本追加、メモリ増設、CPUはちょっと難しいかも知れないけれど、安くなった光学ドライブや、超マルチになったカードリーダーは結構簡単に性能上げて交換できます。ビデオカードやPCIボードも大丈夫。ノートは限られすぎているので、極端に言えば使い捨てパソコンです。


そして修理代が超高額

CPUはピンキリなので書きませんでしたが、ノートPCは「作業の面倒さに比例して高額になる」が、我ながら的を得ているような気がします。


BTOメーカーも街の修理屋さんではありませんから、バックライトは交換しません。LCD丸ごと換えます。割れようが何しようが、製造メーカーへ修理に出すか捨てます。

液晶とマザーは、ベアボーン(ノートパソコンの本体)なので、十中八九は海外製。ベアボーン自体は、輸送コストや製造ラインの確保などで極限まで安くするのですが修理用パーツは単体で少しずつ入ってくるので、ベアボーンより高くなったりします。

例:ASUSのノートベア1台が液晶パネル1枚より安くなったり

また、ベアを解体する作業時間や契約によって、ベアボーン部分の故障は全部本体を交換することもあります。製造メーカーと「分解しません」と約束していたり。


これでマザーボードや液晶が高額な理由がお分かりになったでしょうか。その修理代は、修理というより本体交換の料金かも知れないのです。

ハードディスクやメモリもデスクトップPCと比較してやや高価ですが、これは部品がデスクトップ用より高いことと、分解が多少面倒ということからです。(モノによっては、とても交換が楽なベアボーンもあります)

光学ドライブは交換作業自体は簡単ですが部品そのものが高いです。
カードリーダーは、ほとんどがマザーボード直結なので高い。

一番高く付くのは、液晶交換+マザーボードのパターン。
これ最強。

部品高いわ、修理交換と言っても実質8割以上分解するようなものなので、買った以上の請求が来ること間違いなしです。最近は5万円前後でそこそこの性能のノートPCがありますが、個人的にはデスクトップをおすすめします。

ノートPCを否定するわけでは全然ありませんが、ノートを使わざるをえないような環境でなければ、高額修理を前提にすることないものを、と思うのです。

安い買い物ではないですから、自分の気に入ったものが後悔しないポイントです。ちなみにこれ書いてる今、ノート需要がパソコン全体の6割以上だそうです。


余談ですが、修理屋を検索していた時に良いサイトを見つけたのでご紹介。

パソコン修理その前に

これ作った人、多分メーカー修理経験者です。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。