BTOパソコン.jp推奨おすすめノート(2021年5月号)

2021年4月27日

2021年5月号ノートPC編。

BTOパソコンは種類が多すぎて選べない、自分の用途に合うモノがわからない、文字が小さすぎて読めない、そんな貴殿へヒツジ先輩が厳選したPCをエアコンシェルジュする月刊情報。

デスクトップは別記事にて。

本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

※毎月同じテンプレ部分は文字を灰色でお送りしております。

 

BTOパソコン.jp推奨PCノート編

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けノート
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲーミングノートPCでもコスパ重視
  4. 営業担当向きモバイルノートはこれ

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けノート

bto-lt-2021-05-1.gif

在庫が復活していたのでツクモのこれで。

赤い文字で1万台出荷記念とある箇所はウソではないと思われ、このノートのベアボーン(SSDなど内蔵する前の本体部分)の数がさばけており、ノートの場合は数千台単位で発注するので全然あり得る話。

一応構成を見ておくと、14型はモバイルと据え置きの間くらいの大きさながら、重量1.5kgあるらしいのでモバイルには向かない、固定設置前提。

CPUはAtom系ではないCeleron Uでクロック1.8GHzのデュアル(2)コアは最低限としてギリセーフとしております。内蔵のHDグラフィックはどうでもいい。

メモリ4GBは多くの自作達人から文句を言われそうながら、1.8GHzのCeleronで8GB盛る方が私には意味がわからない。価格重視なので無駄に盛り数千円高くなる方がNG。

ヤバいところはeMMC SSD(記録容量)が64GBしか無いところで、Windowsが20GB、大型アップデート来ると+数GBが一時的に必要なので使用できるのは30GBくらいが目安。大量に動画などのデータを入れまくると詰む。

※当日23時頃訂正:eMMCではなくSSDなので容量は別として速度は別格(ランダムがeMMCやHDDとは桁違いに速い)。コメントにてご指摘ありがとうございます。

Windowsはなぜか以前から上位のProが採用。この辺りはPCメーカーとMicrosoftの契約なのでなぜ安物PCにProなのかは、私らには秘密なのでわからない。※PCの形状や価格に対するライセンスの種類のはず。

このノートのおかしなところは、CPUが107ドル、メモリ2千円、OSがOEMとしても9千円くらい、ベアボーンが・・・と足し算して行くと30,700円では利益出ないどころか生産さえできないのでは?と感じるところ。

アイリスオーヤマやドン・キホーテPC買うくらいならこちらを。CPU性能が決定的な差。 

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

bto-lt-2021-05-2.gif

日本HPの場合は送料が3千円もするので無料は割とデカい。

後で出る営業用のノートもそうだけれども、HPやDELLは表示されている機種のみではなく画像右の「>」を押すとどんどん性能も価格も高くなる仕様。また、打ち消し線の入っている通常価格風な二重価格はスーパーウソなので見なかったことに。

その中より左(最安モデル)から3つの違いを。

  • CPU Core i3、SSD 256GB
  • CPU Core i5、SSD 512GB
  • CPU Core i7、SSD 1,000GB

まず、ゲーム用のグラボとか搭載していないのだからCore i7は無駄に高くコスパ悪いだけなので消去。

最安モデルはおそらくCPUの在庫切れと思われ、SSD容量が256GBで足りるならこの機種がおすすめ。真ん中との1.2万円差の価値は無いとは思うものの、SSD容量2倍化と長く使うつもりでCPU性能を盛りたいなら真ん中もアリ。

今までの税別表記に見慣れていたり、いざカスタマイズ画面へ行くと後出し送料で更に高くなるアレが今回は全く無く、Core i3が税別で送料3千円込だとすると6.5万円(74,800-3,300/1.1)なので充分割安。

これもPC変態に言わせるとメモリ8GBが少ないと言いそうだけれども、ブラウザ開いてYouTube再生しながら回覧板や年賀状作る程度の用途にメモリ8GB超えは要らないでしょう。

用途は、1番の低価格ノートと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲーミングノートPCでもコスパ重視 

bto-lt-2021-05-3.gif

フロンティアも隠し玉(GTX 1650搭載ノート)を持っていたとは。

このグラボに対してCore i7はやりすぎのような気がしないでもないけれど、モバイル版CPUとデスクトップ用は名前が同じでも性能が段違い、ノートは省電力などで性能抑えられる傾向があるのでヨシ。

余談ながら、ノートPCのベアボーン(本体部分)というモノはどこまでベアボーンに組み込むかの違いがございます。

  1. 本体+CPU(交換不可)+メモリ(交換不可)
  2. 本体+CPU(交換不可)+メモリ(交換可)
  3. 本体+CPU(交換可)+メモリ(交換不可)

きりがないのでこの辺りで。交換不可とはオンボード(メイン基板に溶接されている)なことがノートではあるあるで、1番のツクモのメモリを見ると「4GBx1(オンボード)」と書かれているので溶接。

ツクモのノートの場合は同じベアボーンに見えるけれどCPUが違うモデルもあり、推測ながら3番の可能性。対してフロンティアのこのノートがCPU交換不可ならば2に該当している可能性、ならばCore i5などへ落とせない。

話を戻し、画像のフロンティア3機盛りの違いはSSDの容量差と右2つはNVMeなので左の無印(2.5インチSATA)より高速。そして右端はメモリ倍増が標準構成。

ここでは安さ(コスパ)重視なのでもちろん左端を推奨。ただしストレージ容量絶対足りない予感がしたり、不安なのでメモリ16GBにするのもアリでしょう。ところがそれやって行くと上位グラボ搭載機の価格へ近付いて行く。

ゲーミングノートとしては最低限の構成なので、高画質設定やぬるぬるなfpsに期待してはいけない。どうしてもノートでゲームしなければならない人向け。

用途はデスクトップPCでグラボ性能盛りまくっているゲーマーがサブ機として持つとか、どうしてもノートPCでもデスクトップ並な性能が欲しいと思うマニア向け。

使う人のイメージはPC変態あるいはゲーマー。クリエイターなどグラボ性能を要する職人が出先でプレゼンとかする用としても活躍しそう。

4.営業担当向きモバイルノートはこれ

bto-lt-2021-05-4.gif

営業向けと限らず、学生やテレワークなどでモバイルノートが必要なら今月はこちらをおすすめ。

重量は999g、バッテリ駆動が最大18~23時間(搭載する容量で違う)という本当かよと疑いたくなるモバイルの真打ち。

安い方から3機種を見ると、まず真ん中のやつが消える。左のやつよりCPU性能が下、SSD容量が半分、ただしWindowsはProなので上という妙な構成で左より3千円高い。

なぜかは仮にWindows HomeとProとの差額が1.2万円とすると、CPU性能とSSD容量を下げて9千円分削ったが3千円アシが出て87,780になってしまった、とでも言いましょうか。

ところが通常価格は左の方が6,600円高い点で意味不明ですな。この混乱状態はDELLなど外資系でよく見られるので日本HPの中の人もわからなくなっていそう。

というわけで単純な話。

  • Windows Homeで良いなら左
  • どうしてもProで安く買うなら中
  • 性能や容量を落とさずにProなら右

全部の「購入はこちら」を押して確認すると、HomeとProの選択はできない固定。右モデルは+1.1万円でSIMカード挿せるようになる付加価値アリ。

私がやたらと1kg切りにこだわる理由は、例として999gの14型と1.3gの15型では本当に301gしか変わらないのか?と感じるほど13~14型クラスの1kgは体感差デカいほど軽い。マジで。

1つケチを付けておくと、有線LAN端子(RJ45)は本体に付いていないため、やたら高いドックを同時購入してモバイルを台無しにするか、Amazonなどで販売しているUSBで変換できるやつを使うか、他の機種にしましょう。

無線はWi-Fiが全部入り、Bluetoothは最新で文句なし。

用途はモバイル、社内以外でもノートPC持っておきたいとか、頻繁に会議室への移動がありノート必要な環境。

使う人のイメージは、外出時にもノートPCが同伴する営業職や役員の出張用とか。ビジネス向けとはいえども経理事務など、そういった室内から出ない部署用ではなく、そういう事務系は最初の安いやつ実用的な機種がおすすめ。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOノートPC所感

今月はパソコン工房が1つも無かったので毎月見ている人は「?」になったかと。理由は簡単、総額表示の便乗値上げなのか高かったので勧められなかった。

また、税込と税別が逆なので非常に見づらい、まぎらわしい。デカい赤が税別80,980円、小さなカッコ内が税込89,078円。

bto-lt-2021-05-5.gif

これでも表記としては違法ではないのだけれども、他のメーカーが揃えるかのごとく総額表記の方を目立たせているか税別記載やめているのに、パソコン工房とマウスコンピューターは逆。

パソコン工房はまだ20%還元祭をやっているため、ポイント狙いでパソコン工房内で何か買う前提なら実質安くなるとしても、そこまで行くと普通の人にはわかりにくすぎる。

今後いつか価格が逆になると期待したいけれど、同じMCJグループのマウスもそうなので方針ならば無理でしょうな。ユニットコム(パソコン工房の会社)のArkは税込。そこは統一しないのか。

私は接客現場や事務職が長いのでその道のプロから言わせてもらうと、税別表記は売る側の都合、買う側は税別いくらなのか興味ないし内税いくらなのかも気にしない。

もっというと、販売した時の消費税(勘定科目でいうと仮受消費税)は売る側の経理にしか関係ないとすると、なぜ売り場で税別(消費税分)を明示する必要あるのか?と言えるのでは。となると過去の特例措置に甘えすぎ。

例外としては、購入した側が税別方式で会計しており、仮払消費税が必要な場合は総額表記ではなく、明細や領収証に内税分を明記し、買う側にも消費税がいくらなのか教えて差し上げるのが親切と書きつつAmazon思い出した。

左は私個人のアカウント、右は会社(法人)用でログインした同じ商品。

ama-fire-4980.jpg

source:Amazon.co.jp: Fire TV Stick

せめて個人向けPCコーナーだけでも税別ドヤりはやめて欲しい。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

コメント(3)

>1.安さ重視のライトユーザ向けノート
このノートに採用されている「Celeron 3867U」とやら、対応メモリが「DDR4-2133、LPDDR3-1866、DDR3L-1600」と幅広いので扱いやすいですね。このPCはオンボードですからユーザの選択肢はゼロですが。ちなみに搭載されているのは「LPDDR3-1866」にあたります。

>ヤバいところはeMMC(記録容量)が64GBしか無いところ
このPCはeMMCではなくM.2のSATA-SSDですよ。

>2.だいたい何でもできる実用的本命機
SSDが256GB~1.0TBなのはその通りですが、このモデルはすべてNVMeなのが少し驚き。

逆に難点は光沢液晶なため、事務作業にはあまり向かないところでしょうか(ディスプレイスペックの「ブライトビュー」は光沢・グレアタイプのこと)。

>税別表記
アスクルとかたのめーるとか、事務用品の販売サイトは税込み税抜を併記していますね。アスクルは税抜、たのめーるは税込みを目立たせているくらいの違いはありますが。

>マウスはここから落ちるはず。
マウスも非推奨メーカーになるんでしょうか?

逆にフロンティアは非推奨メーカーを外れたのでしょうか?

https://twitter.com/1amageek/status/1386821029662625792
https://twitter.com/search?q=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2F1amageek%2Fstatus%2F1386821029662625792
ヒツジ先輩は大学生にはLet's noteよりMacBookを勧めますか?

コメントする ※要ユーザ登録&ログイン

BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
格安SIMなb-mobileを勝手に評価
格安SIMなLinksMateを勝手に評価

カテゴリと更新通知

プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。