BTOパソコン.jp推奨おすすめノート(2021年4月号)

2021年3月16日

2021年4月号ノートPC編。

BTOパソコンは種類が多すぎて選べない、自分の用途に合うモノがわからない、文字が小さすぎて読めない、そんな貴殿へヒツジ先輩が厳選したPCをエアコンシェルジュする月刊情報。

デスクトップは別記事にて。

本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

※毎月同じテンプレ部分は文字を灰色でお送りしております。

 

BTOパソコン.jp推奨PCノート編

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けノート
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲーミングノートPCでもコスパ重視
  4. 営業担当向きモバイルノートはこれ

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

今回の画像は3月中旬のスクリーンショットなので4月になると税込表示義務化となり価格変わると思うため、どのくらい便乗値上げしたか・しなかったかの参考として。パソコン工房が税別、HPとフロンティアは税込。

1.安さ重視のライトユーザ向けノート

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早速の税込表記と思ったけれど、HPは以前からだった気がしないでもなし。

上の3つの内、左端を今回はおすすめとしております。右はCPUが型落ちなのでおそらく生産終了の廃盤なので完売、左と中は全く同じ内容で値段と送料が違う二重価格状態。DELLやHPなど外資系のあるある。

注意することは1点、WindowsではなくChrome OSでありChromebookというノートなのでWindowsのソフトやアプリは使えない

その代わりにChrome OSはいつからかAndroidのアプリが使えるようになっており、普段使うスマホやタブレットがAndroidならば親和性が高く、同じGoogleアカウントでログインするとデータなど引き継げるはず。

それを踏まえてもうひとつ注意することは、スマホと同じアカウントでログインするとプライベートな写真やヘタするとクレジットカード情報なども共有されてしまうため、もし他人と共用するなら新規アカウントを作成した方が安全。

中身は安いなりの性能や容量で、CPUはPentiumなので見栄えは良いもののN付なのでAtomの流れをくむクソ性能、メモリ4GBは今どきとしてはやや貧弱か、ストレージのeMMC 64GBも安いので少なくとも仕方ない状態。

ところがWindowsではない、Androidの親戚ともいえるChrome OSなのでこれら性能は悪いとか低いとは言えず、データは基本Gogleドライブに保存されるのでeMMCが小さくても問題なし。

スマホやタブレットでCPUが4コア、最大3.1GHz、メモリ(RAM)4GB、ストレージ(スマホ表記でROM)64GBは悪くない。それが大画面になりキーボードが付いて税込4万は納得の安さでは。

税別にすると36,000円、送料を2千円くらいと考えるなら3.4万円のWindowsではないノートPC。Chromebookにはもっと安さを期待していたので個人的には3万切れよとは思う。少し変わった性能も容量もあまり不足しない安いノートPCと思えばよろしいかと。

今までパソコンを持っていなかった(Windows用ソフト持っていない)とか、子どもが小中学生で高性能ではなく安物からPC慣れさせたいとか、主にブラウザしか使いそうもない、Androidアプリ動く付加価値アリと思えるなら。 

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

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パソコン工房がまたやらかしている件。

悪い意味ではなく価格間違えていないか?と突っ込みたくなる内容で、税別ながらこれで9万はおかしい。税込10万切り、送料で10万を少し超える。

以前も似た内容で14インチを出していたけれど、今回は15.6インチやらかし版となっており、この価格でこれら3点が意味不明な高性能かつ大容量。

  • CPU:Core i5 ※第11世代なので最新版
  • メモリ:16GB ※ノートでここまで要らないと思う
  • SSD:NVMe 500GB ※無駄になりそうなほどの超高速

SSDが順調に値下がりしており、メモリも少し高くなったとはいえ16GBならば影響はプラスの千円程度と推測。税込表示後は10万円を超えると予想、超えていなかったら引き続きおすすめ。

また、CPUが第11世代Core iシリーズなのでグラフィック機能にIris Xe Graphicsを内蔵しているため、ゲーム側の設定を最低まで落とせば3Dゲームも何とか動くはず。

15.6型の1.68kgは持ち運ぶような大きさではなく、バッテリ4.1時間も無停電装置レベルのようなオマケ機能。代わりに大画面で見やすくキーボードも打ちやすい、室内で移動する程度な半固定設置用として。

用途は、1番の低価格ノートと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲーミングノートPCでもコスパ重視

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左のLNシリーズを推奨。

前月のパソコン工房ノートがGTX 1660 Ti搭載で12.9万円に見えるので1650の12.7万円は価格ほぼ同等で結構見劣りするかも知れないけれど、フロンティアはいつからか税込表記。

ということは税別115,273円となり差額は1.4万円と広がり、SteamでゲームやるならSSD容量が2倍の1TB、しかもNVMeは余裕がございましょう。

ここであえてRTXを選ばない理由は、2chまとめで多くの人がRTX(レイトレーシング)に価値を感じていないことと、これを書いている今はまだRTX 3千番代のモバイル版が出ていないため。

3070~3080辺りが出たならRTX 2060で16万だとか2070 SUPERの19万円オーバーはコスパ悪くなる予感しかせず、半導体不足らしいのでここはGTX 16シリーズ止め。どうしても今必要なら、そう、今は時期が悪い。

ゲーミングPCのメインとしてはGTX 1650ノートでは力不足と思われ、画質落としてFPS(秒間コマ数)稼ぐ補助的な立ち位置。

半導体不足に加え、デスクトップはグラボが全体的に不足しているのでこれまた今は時期が悪うございます。Radeonさえ品不足+値上がりしまくり。

NVIDIAがマイニングのリミッターを付けてみたり5年前のデスクトップ版GTX 1050を今さら新発売とか無茶しているため本当に時期が悪い。ここまで時期が悪いゲーミングPC供給は軽く10年以上見たことがない。

なお、フロンティアはバランスの悪さや価格設定のデタラメさは量産系BTOの中でも突出している上、生産工場の現場がカッパ寿司のコピペ状態らしいのでサポートなどに不安があるならスルー推奨。

参考:かっぱ寿司が安い理由 : 2chコピペ保存道場

用途はデスクトップPCでグラボ性能盛りまくっているゲーマーがサブ機として持つとか、どうしてもノートPCでもデスクトップ並な性能が欲しいと思うマニア向け。

使う人のイメージはPC変態あるいはゲーマー。クリエイターなどグラボ性能を要する職人が出先でプレゼンとかする用としても活躍しそう。

4.営業担当向きモバイルノートはこれ

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じわじわと値上げしつつ性能や容量が落ちて行くものの1kg切りは貴重。

2番で挙げた89,980円の15.6型より千円しか安くないものの、CPU性能やメモリとストレージ容量が半分しかございません。しかしこちらの価格設定の方がだいたい合っており、2番の15型の安さがおかしい。

たったの千円しか安くない割に何かと削られてはいるけれど、モバイルなのにCPUがCore i3では不足なのか、メモリ8GBで足りないか?SSD256GB超え必要なのかと考えて行くと2番がオーバースペックと言えましょう。

それよりも軽さ、そしてモバイル目的なのでコンパクト、ACアダプタも本体も実測すると仕様表記よりかった、BTOメーカーの適正価格なノートとしては希少なベアボーン。 

用途はモバイル、社内以外でもノートPC持っておきたいとか、頻繁に会議室への移動がありノート必要な環境。

使う人のイメージは、外出時にもノートPCが同伴する営業職や役員の出張用とか。ビジネス向けとはいえども経理事務など、そういった室内から出ない部署用ではなく、そういう事務系は最初の安いやつ実用的な機種がおすすめ。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOノートPC所感

予想通りパソコン工房のポイント還元しまくりは3月末まで続きそうなので、保証の延長のほか、9万円のように中途半端ならば10万円をギリで超えるようなカスタマイズが実質得しそう。

昨年の記事なのでやや古くポイント還元の条件が変わっているものの、ポイントの使いみちがわからなければこちらの記事もどうぞ。

パソコン工房ポイント還元が割と凄い(~2020年11月)
https://btopc.jp/select/pc-koubou-pb-2020.html

今回気付いたことはパソコン工房は棚卸在庫を気にしているのか在庫切れしまくり。「通販から撤退するのか?」と憶測するほど。おそらく3月決算に備えての在庫処分とは思うけれど。

また、最近マウスを推さない原因はパソコン工房のポイントばら撒きがデカい以外に昨年の秋頃からなぜか高く、特に12万円を超えるようなゲーミングPCは値段間違えているのかと感じるほど割高なため。

なので個人的には従業員いじめが横行していたり、私に直接ケンカ売るようなフロンティア(インバースネット)製品はおすすめしたくはないけれど仕方なく。何度も書くけれど今はノートもデスクトップもゲーミングPCは時期が悪いのは承知の上にて。

HPのChromebookは、私の周囲では仕事以外でWindowsはそろそろ必須ではなさそう、むしろAndroidスマホと連動する方が便利なのやも知れずと思い。ただし私は純粋なChrome OSは使用したことがございません。

冗談で1台所有してみたいものの、Mac並な年に2~4回くらいしか起動しない未来が見え見えすぎてコスパひどくなりそうで怖い。


※2021.03.17 午前1時頃 追記/訂正
2番のリンクが4番とかぶっているとメールにてご指摘ありがとうございます。


以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

コメント(2)

>スマホやタブレットでCPUが4コア、最大3.1GHz、
7型~8型のAndroidタブレットで最大2.20~2.50GHzくらいの4コアモデルを何台か使ったことありますけれど、どれも放熱性が悪く、フルパワーで動かす(重めのゲームをプレイ)と5分と持たずに900MHz×4コアくらいまで落ちましたよ。いわゆるサーマルスロットリング。

14型のノートならけっこう冷えそうですからそこまで酷くないでしょうが、そこまで大きな期待は持たない方が良いです。最大3.10GHzなら「30秒くらい3.10GHzで動かすことも可能だが、負荷をかけ続けるなら70%前後の出力(2.00~2.40GHzくらい)でまかなえる程度の負荷に抑えた方が無難」が私の意見。

>子どもが小中学生で高性能ではなく安物からPC慣れさせたい
【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】Chromebook、GIGAスクールでシェア43%の衝撃! - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1307134.html
GIGAスクールではChromebookが4割以上採用されていますので、学校と合わせるという意味ではChromebookのほうがいいのかもしれません


>HPのChromebookは、私の周囲では仕事以外でWindowsはそろそろ必須ではなさそう、むしろAndroidスマホと連動する方が便利なのやも

鈴の音情報局blog 2020年はChome OS機がMacの2倍売れていた(世界市場)、日本はこれから抜かすところ
https://suzunone.fc2.net/blog-entry-7944.html

鈴の音情報局blog Chromebookが売れているとかmacOSを上回ったって記事めっちゃ増えましたね
https://suzunone.fc2.net/blog-entry-7949.html

海外ではChrome OS機がMacより売れているようですよw
「安さ重視のライトユーザ向けノート」ならChromebookで十分なのかも知れません

ただしiPhoneはiTunesがWindowsとMacにしか対応していないので注意が必要ですが
数年後Chrome OSがユーザーベースのシェアでも無視できないくらいになったらAppleも対応せざるを得ないと思いますが

ところでリンク先の記事で書かれているExcelの編集は自宅でしかしませんので気にしたことがありませんね
Web版Excelでマクロが使えないのは知っていましたが、カスタムの表示形式も使えないんですね


https://twitter.com/mykz_n/status/1371303916730601474
推奨PCの話なのでここでw
ヒツジ先輩は新入生は生協PCを選択したほうがいいと思いますか?
生協PCの強みは4年間保証があるところだと思います

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。