今月おすすめBTOパソコン.jp推奨PC(2020年9月号)

2020年8月26日

2020年9月号デスクトップPC編。

量産系BTOパソコンはPC初心者向けと言いつつも、性能の見方不明とか用途への提案がないので選び方が難しく感じてしまう。そんな貴殿へBTOソムリエなヒツジ先輩が厳選したオススメPCを提案する月刊企画。

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本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

※毎月同じテンプレ部分は文字を灰色でお送りしております。

 

BTOパソコン.jp推奨PCデスクトップ編

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けなPC
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲームするなら最低でもこのくらい
  4. ゲームが趣味で予算あるならこれで

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けなPC

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1ヶ月置いて再びマウスのこれが安くて何かと最低限。

先月のパソコン工房のCeleron搭載PCが3千円高いながらIntel入ってるだったけれど、CPU切らせたのか完売表記となっており、Intelにこだわらない普通の人はこちらのAMD仕様でも全然よろしいかと。

AMDのAthlonシリーズはIntelでいうPentiumクラスに位置する性能で、AMD製品の中では下位にあたるものの、安価ながら最大2コア/4スレッド、クロック高めな3.2GHzなので一昔前のCore i3相当といえども過言無いかと。

メモリは最低限度としている4GB、SSDは128GBなのでWindows 10容量などを引き算すると空き容量は100GB切れるくらい。Office入りにすると当然もっと減る。

価格が同じくらいな4万円程度のノートと比較すると性能は1~2ランク上で、なぜかはノートが液晶パネルや外装にカネがかかるとしても、デスクトップは数千円の箱に入っているだけなので、その分中身が良くなる。

今後ノートではなく画面デカいデスクトップが良いなどなら、最初はこのくらいの安いPC+1.5~2万円くらいの23.5型モニタくらいを買い足し、次回からはモニタそのまんまでPC本体だけ買い替えて行けばコスパ良好。

ちなみに私のデスクトップPCにはモニタ(当時2~3万円の比較的安い23.5型)が3枚つながっており、いずれも10年を超える長寿なので、PC本体よりモニタの方が高確率で長く使うと思うべし。 

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

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やはりAMD構成にするとコスパが素晴らしく良くなりますな。パソコン工房はバランス良い仕様がなかったのでここでもマウスをおすすめ。

CPUのRyzen 5 3400GはIntelでいうCore i5相当に近い高性能で、4コアで3.7GHzという、グラボ挿せばゲームもできてしまえるほど。なぜ6万円切れているかは単純にCPUが安いためで、Core i5より1万円近い低価格といえばご納得か。

一点、気に入らないところはSSD容量の低さで、ここを500GBクラスの標準構成にすると無駄にグラボが挿さってしまい価格が跳ね上がる。

とはいえカスタマイズすると割高。

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上段のSSD(M.2)を変更するなら4番目の512GBがまあ妥当か。しかし割高なことには変わりなく、では下段のSSD無しを変更するかといえば、500GBが12,800円とか市販の2倍以上は足元拝見しすぎ。

256GBで足りないなら別の機種にするか、増設するならパソコン少し詳しい人にSSDおかわり依頼か。SATAと電源コネクタの計2本接続してフォーマットするだけ、ながら自作できるくらいの知識は必要だろうか。

用途は、1番のライトユーザ向けと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲームするなら最低でもこのくらい

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これまたAMD仕様ながらグラボはNVIDIA優遇ゲーがあるのでAMD一色ではなく、但しグラボは今どきGTXの下から2番手と言える1650 SUPERとして極限までコスパを追求しているモデル。

仮に私が月2~3万円のバイトをしている高校生だとしたなら8万でも厳しいし、税込9万円はプレステ4と任天堂Switchが揃うレベル。

ここから更にゲーミングモニタが3万とかやり始めるときりがないため、モニタやキーボードがそれなりに揃っている環境で安くゲーム用PCをとりあえず置きたいならば的なガチの安さ重視。

Steamで利用者の多いグラボの中心と言えるGTX 1650~1660の中間にあたる1650S搭載。無駄にIntel入っていないRyzen 5で更に無駄金を無くし、メモリ8GBとSSD480GBまで削られたバランスは、価値がわかっている貧乏人の自作PCかよとツッコミを入れたくなる攻めた構成。

PCゲーはやりたい、しかし金持ちオヤジほどの予算はない、画質は後回しでラグらずに何とか動けば御の字的な生粋の節約ゲーマー向けとして。 

用途はもちろん3Dゲーム。

使う人のイメージは、これ以上の予算はひねり出せない学生やフリーターや自宅警備員、高画質にこだわらないゲーマー、またはあまりにもな高性能を要しないゲームをする人。

4.ゲームが趣味で予算あるならこれで

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実質値下げとも思える約19万円でRTX 2080 SUPER搭載の割とワケガワカラナイヨ的な価格設定。

なぜかは先月までRTX 2070 SUPER搭載のこれを勧めておりました。

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以下、右が今月、左は先月の↑こいつ。

  • CPU・・・Ryzen 7 3700X:Core i7-9700K
  • メモリ・・・16GB:16GB
  • SSD・・・500GB NVMe:480GB SATA
  • グラボ・・・2070S(8GB):2080S(8GB)
  • 電源・・・850W:700W

おそらくCore i7の第9世代を在庫処分しており、9月にはRTX3千番台が発表の噂がマジだとして2千番台を処分している気がしないでもなし。

他のパーツはドングリの高さくらいな誤差レベルであり、私ならグラボ最重視としてここではあえてIntel入ってるの方を選ぶ。Ryzen 7モデルが悪いとは言わないけれど、CPU性能を要するゲームは少ない、グラボ優先として。

用途は当然3Dゲーム、精細な描画やフレームレート、高解像度にまでこだわるゲーマー向け。

使う人のイメージは、大人の趣味の道具として普通のパソコンではなく、わからない人には意味不明なほど高額でもOKなゲーマー。または単なる金持ち。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. 静音パーツにしたい
    おそらくコスパ悪くなるだけ。最近のCPUは発熱が低め、ケースファンはメーカーがエアフロー考えて最低限で構成、高性能グリスにしても体感で差はわからないレベルなはず。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOデスクトップ所感

海外(主に情報源が中国)による2chのおっさんらを経由した噂レベルなので当サイトではまだ一度もネタにしていないけれど、2020年9月にNVIDIAがRTX3千番台のリリースを告知するらしい。

私は「決定してから言え」派なので噂の段階ではリソースや資源など何かと無駄遣いと思うので待機中ながら、この手の噂は過去十中八九当たっているので本当になるはず。

となると「今は時期が悪い」おじさんが出回りそうながら、個人的には(3千番台リリースが本当ならば)今こそ2千番台の処分、そしてAMDに負け越しそうなAMD構成がナウと感じる。

世代違いといえばグラボ以外にi7-9700Kもそう。

たかが1世代の違いで性能差が体感で判るかといえば別の話で、RTX3千番台上位は日本円で軽く10万円オーバー、20万円超えるかもとかアホな話も散見。そういうのは普通の人はご祝儀タイムが終わるせめて3ヶ月、普通に半年以上は待つべきと考えております。

グラボ非搭載機はAMDの技術の追い上げ(スケール微細化、nmの部分)の先手、NANDフラッシュ相場(DRAM、メインメモリ、SSDなど)の再暴落により再び低価格化の傾向が見られ、Windows 7終了祭り終了やテレワーク需要打ち止めによりPC本体価格は値下がりまだ途中と推測。

という私の意見は第三者の見方として、必要な時が買い時、自分の判断を最優先するが後悔しないパソコン選びなので冷静に。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>SSDは128GB
私もCドライブは128GBのSSDですが、現在の残容量は61GBほど。約半分。画像とか音楽とか雑多なデータファイルは別ドライブ。Cドライブには日常的に使用するソフトのみインストール。ゲームのキャッシュファイルとかKindleの本データとか、ソフトの設定を変えることで保存データや一時保存データなどを他ドライブに移動するような節約術はまったく使わない状態でこれくらい。

データをまったく保存しないPCなら十分。データドライブ無しならまったく足りない。それが128GB。

>1650 SUPER
Ryzen 5 3500 に合わせるグラボとしては頑張っているモデルですね。とりあえず釣り合いは取れています。

私的にゲーミングPCの最低ラインなら「Ryzen 3 + GTX 1650」あたり。GTX 1650なら快適とは言えないまでも、だいたいのゲームがHD解像度・低~中画質までなら30FPS以上を維持するくらいの性能があります。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。