今月おすすめBTOパソコン.jp推奨PC(2020年7月号)

2020年6月26日

2020年7月号デスクトップPC編。

量産系BTOパソコンはPC初心者向けと言いつつも、性能の見方不明とか用途への提案がないので選び方が難しく感じてしまう。そんな貴殿へBTOソムリエなヒツジ先輩が厳選したオススメPCを提案する月刊企画。

ノートPCはこちら

本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

※毎月同じテンプレ部分は文字を灰色でお送りしております。

 

BTOパソコン.jp推奨PCデスクトップ編

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けなPC
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲームするなら最低でもこのくらい
  4. ゲームが趣味で予算あるならこれで

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けなPC

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スマホ時代な今、パソコン使う頻度が低いならこのくらいでよろしいかと。

何かと最低限度なバランスとなっており、メモリ4GBで無茶はできないし、SSD 128GBは何でもパソコンに保存するなら少なすぎるやも知れず、ならばこの後に出る実用本命機にしましょう。価格差2.6万でしかない。

それでも2.6万円差はデカい、とりあえずパソコンとして普通に動けば良いならこの4万円PCも充分。ブラウザで2chまとめ見るとか、YouTube垂れ流すくらいなら全然可能。

CPU(APU)がインテルではないのでわかりにくいならば、インテルでいうPentium Gくらいと思えばOK。デスクトップ用のPentium Gは、私がメインPC用にしても構わないと思うくらいの性能なので普通の人はこれで足りる。

付加価値としてはAMD製品なので内蔵グラフィックがインテルより高性能。それがどうしたと言われても困るけれど、Pentium Gよりグラフィックは上とするとお得感があるような無いような。

ゲームとかデザイン、RAW現像、動画編集のようなあからさまにCPU性能を必要とする用途ではないなら、何となくだけれども日本国内の一般PCユーザの9割くらいはこれで良いのでは?くらいに見ております。

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

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残念ながらこちらを推奨。

何が残念かは、以前まで実用本命として来たASRockベアの手のひらサイズ小型PCが謎の6千円値下がりの後、現在は再び謎な8千円値上がりしており68,980円に。

というわけで、CPUはCore i3しかも第8世代まで落ちてしまうものの、ゲームしないならi5はオーバースペックとして、デスクトップ用CPUかつグラボ非搭載ならi3が限度と考えたい。

メモリ8GBとSSD480GBは意図してここを最低限としており、本当はメモリ4GBで良い人も居るだろうし、ストレージ480GBいっぱいにできる一般PCユーザは相当限られると想像しつつも余裕を持ち。

よく「同じ性能ならノートの方がモニタ付いている分安い」とか見るけれど、昨日上げたノートPC版の実用機は約9万円。こいつは6.6万円、差額2.4万円もあれば23型モニタ2万もしないし、こちらの方が実測で全体的な性能は上。

というわけで、モニタが既にあるならデスクトップの方がコスパ良く、買い替え時にモニタごと毎回セットで丸ごと捨ててもノートが良いならそれでもよろしいかと。

1点注意することは見た目。このパソコンと同じケースを会社で使用しており、写真のように正面5インチベイ(上部の横長長方形)はプラスチックではなく、メッシュ状になっており、フロントパネル内が見えてウザい。気にしないならアリ、するならナシかも。

用途は、1番のライトユーザ向けと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲームするなら最低でもこのくらい

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マウスの8.2万円GTX 1650が完売してしまいコスパと安さで探すとこれ。

価格が1万円高くなるけれど、グラボは1650より1ランク上のSUPER付。そのグラボに見合うCore i5-9400はバランスが良く、Fが付いていないのでグラボ故障したなら抜いてもマザーから映像出力可能。

メモリはゲーミングとして最低限かも知れない8GB、ストレージ480GBでSteamゲー積むには無理があるため、やるゲームだけ入れて他はSteamへ預けるスタイルにて。

ゲーミングPCといえば10万円オーバー当たり前の世界で9.2万程度のモノで本当に大丈夫かと問われるならば、画質の高精細を求めないなら、純粋にゲームが目的ならば問題なし。

私がそれ派で、グラフィックのために25万円とかするパソコン買う方が意味がわからない。コマ落ちせず普通に見えるならば良いだろう、そういう人向け。

但しやりたいゲームがミラクルな性能を求めるタイトルならば全然話にならない可能性が無きにしも~なので、動作要件がRTXやGTX1660以上ではないかの確認は必要。

GTXとかRTXと付いていない、もしくはGTX 3桁や3千番台以上ならば1650 SUPERより下、古い世代なので大丈夫。RTX3千番台はまだ噂の段階、もしそれが最低スペックなら現代のパソコンでは普通に動かないのでまずありえない。 

用途はもちろん3Dゲーム。

使う人のイメージは、これ以上の予算はひねり出せない学生やフリーターや自宅警備員、高画質にこだわらないゲーマー、またはあまりにもな高性能を要しないゲームをする人。

4.ゲームが趣味で予算あるならこれで

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メーカー問わず機種も問わず全体的にコロナ前より値上がり傾向。

以前はこのくらいの値段ならばグラボはRTX 2070SUPERではなく2080 SUPERがパソコン工房の当たり前。見間違えかと思うほど、特に高価格帯のパソコンは以前より高くなっております。

ならば今は時期が悪いのかと言えば、以前よりは良くないとしても、今後値下がるのかは誰にもわからず、値上がる可能性が無いとも言えず。北朝鮮や中国次第とも言えそう。

CPUがRyzen 7ばかりになっていたのでハイスペックでもコスパを重視するパソコン工房らしい構成。メモリは豪華に16GB、SSDは超高速で500GB、プラスHDD 2TBも完備なのでロードの速さなど求めないゲームを積むならHDDへ。

Steamの統計では主流はGTX 1650~1660辺り、2chまとめを見ているとRTX なら2070あたりで止めている人が目立つあたりも参考にしております。

ゲーミングPCはよほど変なCPU(Core i9やThreadripper)でもなければ、値段が高ければ高いほどグラフィク性能も高いもの。ただ、RTX 2080 Tiになるとコスパがウルトラ悪くなるので上げるとしても手前(2080 SUPER)までがよろしいかと。

宝くじ当たったとか年収1千万円とか親の遺産があるなら2080 Tiでも好きにすれば良いでしょう。プロゲーマー目指していたり、寝たきりとか、プロの自宅警備員でもアリかも知れないけれど。

用途は当然3Dゲーム、精細な描画やフレームレート、高解像度にまでこだわるゲーマー向け。

使う人のイメージは、大人の趣味の道具として普通のパソコンではなく、わからない人には意味不明なほど高額でもOKなゲーマー。または単なる金持ち。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. 静音パーツにしたい
    おそらくコスパ悪くなるだけ。最近のCPUは発熱が低め、ケースファンはメーカーがエアフロー考えて最低限で構成、高性能グリスにしても体感で差はわからないレベルなはず。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOデスクトップ所感

ノートもデスクトップもコロナ前より値上がり。

原因はWindows 7終了祭りが1~2月頃で終わり、それを引き継ぐかのごとく今度は2~3月からテレワーク需要が高まり始めたため、メーカー側も品薄からの値上げか。

そのような一時的な要因ならば再び値下がるまで待てば良いものの、もし国際情勢が影響しているならば、もし朝鮮戦争がリピしたり、アメリカがガチで中国潰しで本気出したなら、まだまだ値上がるでしょう。 

現在はコロナ騒ぎで3月頃から売り切れ完売、納期2週間オーバーがザラで、パソコン工房やマウス以外も品薄なので、必要ならば早めの決め打ちを推奨。

5月に高校生用に代理で購入したマウスのノートが納期3週間と書かれており、「余裕を見て3週間で草、実際には2週間以内だろう」とタカをくくっていたら本当にピタリ3週間後に出荷されて驚いた。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(4)

ドスパラのデスクトップBTO、いつの間にかミドルタワー以上の大きさが消えてますね。
それほどまでに売れなくなったのでしょうか。

ゲーミングデスクトップの方はデカイの生き残ってますが。

“ゲーミングPC”は勘違いされがちだけど『ゲームしか出来ない』のではなく『大抵なんでも出来る』のである「というか一番負荷が高いのがゲーム」 - Togetter
https://togetter.com/li/1545198
これは正しいですか?


ASCII.jp:「ルパン三世」シリーズのスタジオであるテレコムと、AMDが選定したアニメ制作用PCとは
https://ascii.jp/elem/000/004/015/4015987/

サードウェーブ、「raytrek」からテレコム・アニメーションフィルム使用モデル | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20200626-1069486/

TSUKUMO、Ryzen Threadripper搭載モデルも用意したデジタルクリエイター向けPC計4モデル - ITmedia PC USER
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2006/26/news084.html

AMDプラットフォームを使用したアニメ制作用PCが発表されていますよw

>安さ重視のライトユーザ向けなPC
AMDのAthlon 200GE。こちらは「高性能なCPUを使ったことが無い」なら、価格が安いのでおすすめですね。

実機を5~6時間くらい使った経験からすると、性能はCeleron超えCore i3未満。ブラウザで複数タブを開いたままオフィスソフトを使うとき、Celeronならブラウザを終了しないと動作の引っ掛かりを感じるところ、200GEなら感じない程度の性能。なおPentiumGとの性能差はまったく感じません。いくつかのゲームタイトルは「PenGは動かないのに200GEだと動く」ようですが、動いたところで紙芝居レベルのガクガクですから無意味です。

問題なのは、一般的なPCユーザにとって「問題なく動く」は「快適に動く」とイコールなこと。PCに詳しい方が「(快適さを求めなければ)問題なく動くよ」と伝えた場合、一般的なPCユーザは「(どんな作業を行っても)問題なく動く」と解釈します。自作ユーザにとっての「動く」が「電源が入る」である一方、BTOパソコンユーザにとっての「動く」は「OSが立ち上がる」の意であることと似たようなモノです。そのへんのニュアンスに気をつけないと、いたずらにキチガイクレーマーを増やす原因になりますから注意です。

私はPC知識が無いユーザにならRyzen3あたりからがお勧め。良くも悪くも普及価格帯。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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格安SIMなb-mobileを勝手に評価
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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。