今月おすすめBTOパソコン.jp推奨PC(2019年8月号)

2019年7月27日

2019年8月号デスクトップPC編。

量産系BTOパソコンはPC初心者向けと言いつつも、性能の見方不明とか用途への提案がないので選び方が難しく感じてしまう。そんな貴殿へBTOソムリエなヒツジ先輩が厳選したオススメPCを提案する月刊企画。

ノートPCはこちら

本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

※毎月同じテンプレ部分は文字を灰色でお送りしております。

 

BTOパソコン.jp推奨PCデスクトップ編

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けなPC
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲームするなら最低でもこのくらい
  4. ゲームが趣味で予算あるならこれで

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けなPC

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先月おすすめとしたマウスのAMD APU搭載PCはAPUが終息したらしく完売にて、今回はパソコン工房のCeleron搭載が低価格かつ普通に使えるとしておすすめ。

CPUはCeleronながらデスクトップ用のG付であり、U付きのノート用とはモノが違う。こちらはクロック3.1GHz、ノートは1.8GHz、この差はデカい。名前同じでも別モノ、デスクトップ用Celeronは廉価版Pentium Gとか、コア数少ないくらいのCore i3的な認識でよろしいかと。

用途の具体例をいうと、私のメインPCは別にこれでも良いくらいの性能のCPUで、今はXeon E3-1226 v3という、4コアで3.3-3.7GHzのCore i5相当の変なCPUを搭載しているけれど、多分このCeleron 4900Gでも体感そう変わらない。

但しメモリは4GBなのでここで分かれる。やはり私を例にすると、画像編集やその編集をバッチ処理(複数の画像に同じ加工を連続して自動で処理)したり、Excelのピボットテーブルで大量のデータを集計しつつYouTube垂れ流しながらブログ書くので4GBでは足りず8GB。

という感じで、単体型デスクトップ(一体型でも小型でもないタイプ)のCPUは今は何でも高性能。メモリ足りるか?だけ気にして判断すればよろしいかと。

SSD 240GBでは足りないなら、次の2番で挙げるもう少しお高めなやつも検討するか、デスクトップなのだから足りなくなった時に外付HDDで良いのでは。 

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

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実用本命機の個人的な基準がCore i3でございます。

ただ、Pentium G、Celeron Gシリーズがあまりにもクロック的に高性能なため、Core i3である必要性が薄れているとも感じる。

しかし量産系BTOパソコンの場合、マウスに限らずどのメーカーもバランスを取るので、SSD 500GB級、メモリ8GBを両立しようと標準構成を探すと自動的にCPUがCore iシリーズになってしまう感じ。

実用本命PCの予算はノートもデスクトップも現在は8万円くらいが目安と考えており、ノートはそのまんま予算8万円前後で探す感じで。デスクトップは65,800に21~24型モニタを別途1.5万で計8万円として。

平気で15万や20万円もするノートを家電量販店で購入している人からは、予算8万で使い物になるのか?と不思議に思われそうながら、こちらが適正価格、あちらは単なるボッタクリなだけ。

しかもこの機種、最後にHSが付くモデルは私がカスタマイズした仕様を標準構成としてマウスが販売してくれているのだから説得力がありましょう。「標準構成」なのでカスタムでも割高にはなっておりません。

仕様と価格を細かく比較できる人ならパソコン工房の羅列された表示から探せば良いものの、そういうことできないならばマウスがPC初心者(ハードウェア詳しくない人)向け。

ほぼ同じ仕様でマウスはSSD 480GB、パソコン工房はSSD 240GB + 1TBで3千円安いモデルがあったけれど、480GBで足りないならUSB 3.x時代なのだから外付HDD買い足せばよろしいかと。速さは内蔵と大差ない。

外付HDDの利点としては、パソコン買い替えてもUSB抜いて挿せば良いだけなので、ケース内いじらない人にはハードル低い辺りも利点。

用途は、1番のライトユーザ向けと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲームするなら最低でもこのくらい

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今だけ税別ながら10万円切りでGTX 1660搭載。

期間限定となっており8月15日までらしいので、間に合うならばこれ以上にコスパ良くバランスも取れているコスパ良いミドルクラスなゲーミングPCは他に無いはず。

Core i5-9400Fの末尾Fは内蔵グラフィック機能削除モデルで、対するグラボのGeForce GTX 1660は1060より少し性能高いくらいなので、その程度のグラボならばバランスとしてまだCore i5で合っております。

メモリは余裕の16GB、SSD 240GB + HDD 1TBあれば、高速さとゲームぶち込みまくる用にHDDはSteamer向けな構成。

今回もゲーミングPCはマウスの独壇場かと思いきや、パソコン工房も地味にノートもデスクトップでもゲーミングに力を入れております。G-Tuneのようなブランドによる独立したサイトが無いので目立たない。

用途はもちろん3Dゲーム。

使う人のイメージは、これ以上の予算はひねり出せない学生やフリーターや自宅警備員、高画質にこだわらないゲーマー、またはあまりにもな高性能を要しないゲームをする人。

4.ゲームが趣味で予算あるならこれで

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GeForce GTX 2080 Superが出たけれど今のところまだ2080で。

Tiが付く2080の価格が跳ね上がるのは自作PCに限らずメーカー側も仕入れ値が似た感じに上がるわけで、コスパを考えつつ上を目指すと2080止めが良いはず。

根拠なく申してはおりません。PassMarkより、数値高い方が優秀。

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source:PassMark Software - High End Video Cards

一般個人向けの2080 Tiが2番め、そしてまだSuperな2080の掲載はなく4番目に2080無印が来ており、Titanはコスパ最悪なので除外すると、現在実質3番目に高性能なグラボということに。2080 Ti>Super>無印。

そのSuperと従来の無印がどのくらい違うか、PC Watchの実測がこちら。最初の1枚だけ画像を拝借しており、他にもたくさんベンチ比較あり。

2080-vs-super-pw.png

source:GeForce RTX 2080 SUPERをテスト - PC Watch

どのグラフもだいたいこのくらいの差。ここではコスパ重視で考えるため、価格と性能で比較してみましょう。並びの意味はこう、2080無印が基準。

  • 型番※S=Super・・・価格コム最安(価格差)性能差

2080 S以外はPassMark基準、2080 Sは上の画像の中段 Graphic Score を基準としております。多分PassMarkに登場しても似た感じになるはず。

  • 2080 Ti・・・13.0万(1.73倍)+7.8%
  • 2080 S・・・9.8万(1.31倍)+4.3%
  • 2080・・・7.5万(1.00倍)±0%
  • 2070 S・・・7.0万
  • 2070・・・5.2万
  • 2060 S・・・6.1万
  • 2060・・・4.0万

なぜ2080 Sがやたらコスパ悪いかはまだ発売間もないためで、1ランク下の2070 Sを基準として2080無印とSuperの価格を考えるとSuperは8万円台前半が妥当。

ただ、これを言い始めると価格差に対する性能差は下へ行けば行くほどコスパ良くなるが普通であり、一体どこまで性能落とすのか的な話になってしまい、高性能ゲーミングPC選びとして本末転倒。

まだしばらくは2080無印、Superは市販単品が8万円近くなってから。なったとしても性能差は+4.3%程度なので無印2080でも良いでしょう。Superを選ぶ時は各シリーズの無印が終息した時と見ております。

用途は当然3Dゲーム、精細な描画やフレームレート、高解像度にまでこだわるゲーマー向け。

使う人のイメージは、大人の趣味の道具として普通のパソコンではなく、わからない人には意味不明なほど高額でもOKなゲーマー。または単なる金持ち。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. 静音パーツにしたい
    おそらくコスパ悪くなるだけ。最近のCPUは発熱が低め、ケースファンはメーカーがエアフロー考えて最低限で構成、高性能グリスにしても体感で差はわからないレベルなはず。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOデスクトップ所感

2080 Superが期待ハズレでしたな。

秋葉原でのやや深夜販売でも各店舗数人しか待ち客は居らず、2060と2070 Superの時より少なかった模様。だいたい699ドルのグラボがなぜ10万になるのか、よほど謎の組織へ寄付したい変な人以外には理解できないはず。

ところで新Ryzenが出たにも関わらず今回のオススメ内に1つも無いのはどうなのか、それはRadeonのグラボがRTX 20シリーズと戦えるレベルにまだなっておらず、新Radeonもミドルとハイの中間なので中途半端。

やはりRyzenは自作やAMDファン向けなのか。特に理由が無ければ、インテル+GeForceシリーズが無難な印象がございます。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>多分このCeleron 4900Gでも体感そう変わらない
自宅でCore i5-2400(4C4T、3.10~3.40GHz)、職場でPentium G620(2C2T、2.60GHz)という古いCPUを搭載したPCを使っていますが、最新CPUと比べれば動作の鈍さはけっこう体感できますよ。新しめなCore i3~i5を搭載したノート&デスクも職場にありますから比較は容易。軽めでも負荷がかかる処理を行うと速度差が分かります。

2C2TのCPUだと、弊社にある比較対象はCeleron 3865U搭載のノートくらいですが。クロックは1.80GHz。Pentium G620と良い勝負。古いCPUだとキャッシュ容量が小さいため高速処理できる情報容量が少ない + メモリ速度も遅い = 全体的に処理が遅い、というコンボも発生している感触。

さすがにSSDを搭載したi5-2400機ならさして遅さは感じませんけれど、1,500枚くらいの画像を一括処理なんぞする際は新しいノートPCの方がむしろ処理は早いです。自宅だと再現できませんが、書き込み先がネットワーク越しのサーバですとSSDの利点はほぼ生きませんから、スペック上は同等でも新しいCPUの方が2割くらい早く処理が終わる印象があります。

>外付HDD
家電量販店でラインナップを見ますが、たまに3TBで1万円前後のモデルがあり驚きます。USB3.0の外付けケース&3.5インチHDDのセットだと考えれば、けっこう割安に思えます。

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BTOパソコンメーカー比較

マウスコンピューター

高性能: ★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★★

令和時代の鉄板スタンダードなPC初心者向けメーカー。標準構成のバランス感覚が突出しており、私でさえケチを付けることが滅多にできない。性能の下から上まで幅広く実用的。

パソコン工房

高性能: ★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

ドスパラ

高性能: ★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★★

昔はドスパラ=BTOだったけれど最近は普通のパソコンに力を入れておらず、2018-2019年の偽インテルチップ中華SSDの件が未解決なので信用問題的に何とも言えない。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向け。

TSUKUMO

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶが、それにしても選びにくい。

FRONTIER

高性能: ★★☆☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作しない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。

※並びはBTOメーカーの知名度の順(暫定)で、大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。