今月おすすめBTOパソコン.jp推奨PC(2019年3月号)

2019年2月22日

2019年3月号デスクトップPC編。

量産系BTOパソコンはPC初心者向けと言いつつも、性能の見方不明とか用途への提案がないので選び方が難しく感じてしまう。そんな貴殿へBTOソムリエなヒツジ先輩が厳選したオススメPCを提案する月刊企画。

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本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

※毎月同じテンプレ部分は文字を灰色でお送りしております。

 

BTOパソコン.jp推奨PCデスクトップ編(12月号)

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けなPC
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲームするなら最低でもこのくらい
  4. ゲームが趣味で予算あるならこれで

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けなPC

STYLE-M1B6-C-UHS

2月号のデスクトップでは2ヶ月連続AMDとしたので今回はインテル。

先月版との違いは、価格が4千円高くなりAMDがインテル、A6-9500がCeleron G4900となりマザーのチップセットが当然変わる程度でその他のメモリやSSDの部分は全く同じ。

では高くなる分、インテルの方が良いかと言えば微妙。

  • Celeron G4900(2コア、3.1GHz、2MB、54W)
  • A6-9500(2コア、3.5GHz、1MB、65W)

個人的にはクロック(処理性能)至上主義なのでAMD、と言いたいけれどキャッシュが2MBと1MBの違いでどう変わるかまではわからない。

そしてAMDのAPUのGPU、グラフィック性能はインテルよりも高いはずであり、価格を含めたコスパでいうと、やはりAMDの方が勝っている印象しかございません。

インテルでなければ死んでしまうとか、祖父母の遺言でAMDを使用してはならないとか、ケースに貼られたCeleronのシールでハァハァできる変態ならば+4千円の価値はあるでしょうな。

などというくだらない冗談は置いておき、SSD搭載で容量240GB、メモリ4GB、ミニタワーケース、おまけでDVD読み書き可能ドライブが標準で搭載されている無難かつ今どきの最低限度な構成。

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

STYLE-M1B6-i3-UHR

見た目は1番と同じでも中身と価格がそれぞれ上昇した実用的PC。

  • Windows 10 Home 64ビット・・・家庭向けWindows
  • Core i3-8100・・・Celeronより2ランク上のシリーズ
  • インテル B360 Express・・・メイン基板の部品名
  • DDR4-2400 8GB・・・メモリ容量8GB
  • 240GB Serial-ATA SSD・・・ハードディスクより高速
  • 2TB Serial-ATA HDD・・・SSDよりも8~9倍の大容量
  • DVDスーパーマルチ・・・DVD読み書き可能なドライブ
  • UHD Graphics 630・・・CPUに内蔵のグラフィック機能
  • ミニタワー / microATX・・・やや小さめなデスクトップPC
  • 350W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源・・・気にしなくてOK

CPUを1番のCeleronと比較してみましょうか。

  • Celeron・・・2コア、3.1GHz、2MB、54W
  • Core i3・・・4コア、3.6GHz、6MB、65W

市販品でいうとCPU単体での価格が2倍違うのでCore i3の方が高性能なのは当たり前ながら、単純に性能も2倍かといえばそこまでではございません。

しかし全体的に性能も容量も1番よりは上なので、2倍高価なCPUと2倍のメモリ容量もあり、ゲーミングPCではないのでグラフィック機能はどうでも良いとすると、これらCPUとメモリの性能や容量でパソコンの能力が変わる。

その他の部分はSSD+HDDが格上。SSDは同じだけれども、その容量の8.5倍くらいもあるHDDも積まれた2ストレージ。SSDからHDDへバックアップしても良いし、スマホの画像が大量ならHDDあるので余裕でさばける。

私が周囲の友人へ勧めるモノがこのくらいの価格帯と性能や容量。

用途は、1番のライトユーザ向けと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲームするなら最低でもこのくらい

LITTLEGEAR-a340SA1

何か見たことある仕様と思えば先月と全く同じモデルを選んでおりました。

やや違いがあり、先月はSSD 240GBへ無償アップグレードと書かれていた黄色い文字が消えており、この仕様がこの機種では標準になったわけですな。元のストレージが何か知らないけれど、SSDの値下がりに合わせた価格据え置きのアップグレードと推測。

2番のCPU、Core i3とこのPCのAMD Ryzen 5 2600の比較。

  • Core i3・・・4コア、3.6GHz、6MB、65W
  • Ryzen 5・・・6コア/12スレッド、3.4-3.9GHz、16MB、65W

TDP(最後のWの数値)同じなのにあらゆる部分が高性能化。

Ryzenの方は基本6コア仕様ながら最大12本の処理が可能、クロックは通常3.4GHzのところ最大3.9GHzまでブースト可能、という意味。

税別ながらギリで10万円を切れているのはAMDのRyzen 5採用が要因であり、同等クラスのインテルCPUはCore i5が相当するなら、+7千円から下手すると1万円近く高くなるはず。

逆にいうと、コスパ重視のゲーミングPCとなるとインテルにこだわらずAMDの方が安くて高性能。

但し、グラフィックがAMDのRadeonシリーズではなくGeForceな理由は、Steamで提供されているゲームの多くがGeForce寄せの最適化で作られていると聞いているため。

用途はもちろん3Dゲーム。

使う人のイメージは、これ以上の予算はひねり出せない学生やフリーターや自宅警備員、高画質にこだわらないゲーマー、またはあまりにもな高性能を要しないゲームをする人。

4.ゲームが趣味で予算あるならこれで

NEXTGEAR-MICRO-im620PA3-SP

引き続きRTXは2080止めが妥当、Tiはコスパ悪いと思うので仕方ない。

市販品単品価格を見て来ると、2080 Tiは相変わらず17~8万円、中には16万円前後の機種もあるけれど一部。対して2080はASK税(発売直後のご祝儀価格)が免税したのか13万前後が10万円くらいまで相場が下降。

本当はRTX 20ではなくGTX 10シリーズの方を勧めたいけれど、残念ながらBTOメーカーの多くで10シリーズの1080以上が品切れ、1070までしかなく、それでは1060との差がほぼ無く性能的に微妙。

この記事が公開になる頃にはGTX 11シリーズ、1160の価格が発表されると聞いているものの、1160はRTX 1070クラスの性能らしく、1170以上の発売に期待するしかございません。

ではそれ待ちとし、「今は時期が悪い」とするかは別の話。「欲しい(必要と判断した)時が買い時」が私の考える「いつも時期が良い」であり、私がパソコン買う、正確には自作PCのパーツ買い揃える時もそう。

例として、RTX 2080または以上に相当するGTX 1170以上が仮に半年後に出るとして、性能が同等くらいならばご祝儀タイムの価格は同じ、としましょう。更に半年待てば1万円くらい安くなるとして。

その待った1年間分の早くから楽しめていた時間に1万払った、その対価はあるだろうと考えるのがいつも時期が良い理論。

私は必要とか欲しいパソコン(パーツ)を安くなるまで待ったことはないし、もっと高性能が安く出るまで待ったこともないのはそういうこと。新製品怖いので1世代古いCPUとマザーを選んだことさえございます。

1年待てばその1年後には再びもう1年後待たされるようなモノが出る出る言われるがパソコン関連のあるあるなため、そういう人は死ぬまで保留し続けることになる。

用途は当然3Dゲーム、精細な描画やフレームレート、高解像度にまでこだわるゲーマー向け。

使う人のイメージは、大人の趣味の道具として普通のパソコンでは意味不明なほど高額でもOKなゲーマー。または単なる金持ち。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. 静音パーツにしたい
    おそらくコスパ悪くなるだけ。最近のCPUは発熱が低め、ケースファンはメーカーがエアフロー考えて最低限で構成、高性能グリスにしても体感で差はわからないレベルなはず。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOデスクトップ所感

やはりインテル高いですな。

逆に、やはりAMDはコスパ良いですな、とも言えるものの私はインテル派であり、過去に一度もインテル様から寝返ったことがございません。

なぜかは大昔のAMDの印象があまり良くないというか悪かったことが今でも若干残っており、少し高いくらいなら長く使うモノなのでインテルの方が安心、という時代遅れな思考回路。

その大昔にAMDが何をやらかしたかは、CPUならば一般的なWindowsが64bitではなかった頃から64bit版CPUを出して不安定になってみたり、現在のRadeonはAMDながらその大昔はATIというメーカーを買収した技術、の頃にドライバという設定ソフトがうまく適用できず不安定、とかあった。

最近はそのような話は聞かない、もう10年以上も前のことであり、今は単にコスパ良いだけのメーカーがAMDの存在だと思う。

ただ1つ、SteamのゲームするならGeForceの方が良いと聞いており、何が違うかは同等性能のはずなのにGeForceの方がなぜかキレイに描画できたりコマ落ちしないなどあるらしい。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>では高くなる分、インテルの方が良いかと言えば微妙
ベンチマーク上はインテルの方が高性能な模様。およそ20~40%くらい。体感できる差があるかは不明。

HWBench.com|Intel Celeron G4900 vs AMD A6-9500
http://hwbench.com/cpus/intel-celeron-g4900-vs-amd-a6-9500

UserBenchmark|AMD A6-9500 APU vs Intel Celeron G4900
https://cpu.userbenchmark.com/Compare/Intel-Celeron-G4900-vs-AMD-A6-9500-APU-2016-DBR/m482751vsm302063

PassMark|AMD A6-9500 vs Intel Celeron G4900
https://www.cpubenchmark.net/compare/AMD-A6-9500-vs-Intel-Celeron-G4900/2903vs3275

>だいたい何でもできる実用的本命機
なお本機の映像出力はDVIとDPだけ。HDMIは無いため注意。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。