今月おすすめBTOパソコン.jp推奨PC(2019年2月号)

2019年1月25日

2019年2月号デスクトップPC編。

量産系BTOパソコンはPC初心者向けと言いつつも、性能の見方不明とか用途への提案がないので選び方が難しく感じてしまう。そんな貴殿へBTOソムリエなヒツジ先輩が厳選したオススメPCを提案する月刊企画。

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本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

 

BTOパソコン.jp推奨PCデスクトップ編(2月号)

用途別で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けなPC
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲームするなら最低でもこのくらい
  4. ゲームが趣味で予算あるならこれで

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けなPC

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低価格が良いなら、先月に引き続きSTYLE-M1B3-A6-EZSおすすめ。

低価格なデスクトップPCで重視すべきはCPU以外の部分とも言えるけれど、CPUもある程度の性能は必要なのでやや注意。

しかしデスクトップの場合はCeleronやPentiumと付いていようともどちらも優秀で、ノートPCの同ブランド名やAtomなどとは全然比較にならないほどまとも、というかコスパ最強レベルなので安心。

要するにデスクトップPCの場合、今ならCPUは何でもOKなほどまともであり、それらまともな性能のインテルCPUと同格な割に低価格なモノがAMDのAPU、かつグラフィック性能もインテルより上なことが多い。

PentiumクラスのCPU、4GBのメモリ、240GBのSSD、これら3つの時点で後はどうでもよろしくなるのが低価格デスクトップの見方。

自作PCと比較すると、自作の場合はWindows 10 Homeでさえ1.3万円くらいするので他のパーツを3万円以内で揃えることになり、「それ自作する意味あるか?」になってしまう。 

用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

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コスパ抜群構成、STYLE-M1B3-R3G-VHRを推奨。

ここでの実用本名機選び、私は予算を8万円以内として見ているのだけれども、価格の安い順で下へ降りて行くとこれが良いと思った。

価格以外に見ているところは、CPUは割とどうでも良いとしても最低Core i3レベル、メモリは1番の低価格と差別化するため8GBで、後はSSDが載っているなら5年は使えるだろうと判断。

安さの理由はCPUがAMD製品だからという、1番の低価格と似た意味でのコスパ重視としており、Ryzen 3 2200の4コアで3.5-3.7GHzは数年前までならゲームでもするつもりなのかと疑える性能。

また、CPU(APU)がAMD製品なのでグラフィックにVega 8を内蔵。これがどのくらいか調べると、ドラクエXやモンハンなどの軽いゲームなら軽く動いてしまうほどらしい。

ほんの2~3年前まではAMDはパッとしなかったところ、この2~3年は一般向けにRyzen登場、ハイエンドはThreadripper爆誕で激しく盛り返しております。

そこに目を付けたのかパソコン工房はAPUにAMDを積極的に採用しているモデルが多く、性能のバランス以外に価格帯の万遍の無さも上手いと感じる。

用途は、1番のライトユーザ向けと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。

3.ゲームするなら最低でもこのくらい

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低価格でゲームするなら、LITTLEGEAR a340SA1がライトゲーマーに。

先月この項目で推奨とした11.5万円PCとの違いはケースとCPUで、自作ユーザではないならケース内の設計や大きさにこだわる意味は皆無として気にせず。

問題のCPUはインテルではなくAMD、Core i5ではなくRyzen 5が搭載されており、AMDだから安い以外にマウスあるあるな期間限定と思われる在庫処分的な無償アップグレードでSSDが価格据え置きにておかわりなのでコスパ良好。

Core i5 8500とRyzen 5 2600の差が気になるならこちら。

UserBenchmark: AMD Ryzen 5 2600 vs Intel Core i5-8500
https://cpu.userbenchmark.com/Compare/Intel-Core-i5-8500-vs-AMD-Ryzen-5-2600/m447884vs3955

シングルコアでは僅差でAMDの負けながら、マルチコアはCore i5が6コア/6スレに対しRyzen 5は6コア/12スレッドなためか圧勝。

CPU単体での価格差もあり、マウスのキャンペーンらしきSSDおかわり設定あり、CPUのこの程度の差で価格が1.5万円も違うのならば、私ならこちらのAMD仕様を選ぶ。

用途はもちろん3Dゲーム。

使う人のイメージは、これ以上の予算はひねり出せない学生やフリーターや自宅警備員、高画質にこだわらないゲーマー、またはあまりにもな高性能を要しないゲームをする人。

4.ゲームが趣味で予算あるならこれで

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やはり残念ながら、引き続きLITTLEGEAR i330PA2をおすすめするしか。

何が残念かは先月のこの項目で詳しく書いたのでそちらをどうぞということにして簡単に言うと、多くのBTOメーカーでGTX 1080 Tiの在庫が尽きたようで同等性能ならばRTX 2080になってしまうところ。

その割に価格が1~2万円高くなる原因は、RTXの名の通りかは知らないけれどレイトレーシングという、現状では謎のムダ機能とも言えそうなプラスαな描画機能が盛られているため。

レイトレ対応ゲームがまだ少ない上に、機能を有効にすると描画は大差ない割にやたらと処理速度が落ちるらしく、RTX 2070以下よりはマシだろうと思う機種が2080またはTi付。Tiは更に4~5万円高い。

グラボ側の性能が不足しているのならば、RTX20シリーズは黒歴史として語り継がれるであろうところ、もしゲーム側で最適化ができていなかったなどのウルトラCが発見されたなら希望はあるやも知れず。

前向きに考えると、レイトレ対応PCユーザが増えるならばゲーム側の対応も早くなり、業界に貢献できると思い込めばやや納得か。

現状、本気でゲームが趣味ならRTX 2080以上、コスパ重視ならば在庫のあるGTXへ落とし数年かけて次世代を待つが正解と見ております。

用途は当然3Dゲーム、精細な描画やフレームレート、高解像度にまでこだわるゲーマー向け。

使う人のイメージは、大人の趣味の道具として普通のパソコンでは意味不明なほど高額でもOKなゲーマー。または単なる金持ち。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. 静音パーツにしたい
    おそらくコスパ悪くなるだけ。最近のCPUは発熱が低め、ケースファンはメーカーがエアフロー考えて最低限で構成、高性能グリスにしても体感で差はわからないレベルなはず。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOデスクトップ所感

意識したわけではなく今月の推奨は4機種中3つがAMDのAPU搭載。

私がどう選ぶかは上でも少し書いた通り、1と2番はまず予算から入っており、対して3と4のゲーム用はグラボを中心に見ております。

CPUをあまり意識しない理由は2つあり、1つはやはり上でも書いた通りデスクトップPC用のCPUはノートのようなクソ性能が今のところ皆無とさえいえるほど高性能なのでインテルやAMDに任せてOK。

そしてグラボ性能が高くCPU性能がボトルネックになるようなバランスにしないのが量産系BTOメーカーの仕事なため、パソコン工房やマウスに任せてOK。

後は本当にコスパ良いのか、本当にそのバランスが最適なのかを私が見て推奨と言っているだけであり、他にも良さそうな機種はいくつもございます。

どうしてそれぞれ1機種のみとしているかは、3~4機種挙げる方が簡単なためで、その3機種のどれにすべきか、パソコン詳しくない人は悩むでしょう。だからこそのピンポイントな1機種でございます。

「先月と同じ」は先月と同じ説明になってしまうので書き手としても面白くないものの、そう書いた場合は「他にこれより良い機種がなかったのか」と思われてどうぞ。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>Ryzen 3 2200
1万円と少しで買える割に高性能ですね。 A6-9500の1.5~2倍程度の性能。

>レイトレーシング
RTX 2080でも非常に動作が鈍いそうですから、1年後にどれだけ通用するように変わっているか楽しみ。無かったことにされて居なければ良いのですが。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。