今月おすすめBTOパソコン.jp推奨PC(2019年1月号)

2018年12月27日

2019年1月号デスクトップPC編。

量産系BTOパソコンはPC初心者向けと言いつつも、性能の見方不明とか用途への提案がないので選び方が難しく感じてしまう。そんな貴殿へBTOソムリエなヒツジ先輩が厳選したオススメPCを提案する月刊企画。

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本記事は当サイトおよびヒツジ先輩(私)の独断と偏見によるもので、最終的な判断はご自身でされることを極めて推奨。他人の意見に流されると後悔することがあるのはパソコンに限らず買い物なら何でも同じかと。

 

BTOパソコン.jp推奨PCデスクトップ編(1月号)

安い順で4段階。

  1. 安さ重視のライトユーザ向けなPC
  2. だいたい何でもできる実用的本命機
  3. ゲームするなら最低でもこのくらい
  4. ゲームが趣味で予算あるならこれで

金さえ出せば上を目指せるのは当たり前なので、ここではコストパフォーマンスを重視した「これ以下はないけれど、これ以上は無駄かも知れない」で厳選しております。

画像をクリックすると売り場へ飛ぶ仕様。

1.安さ重視のライトユーザ向けなPC

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低価格が良いなら、STYLE-M1B3-A6-EZSがおすすめ。

インテル派な私でも、CeleronやPentiumまで値上がりしている現状ならば、性能そう変わらないか同等もしくはそれ以上なAMDのAPU(CPU)搭載PCが良いと思う。

インテルとAMDでどう違うか自動車に置き換えると、トヨタかそうではないか、日産とかホンダのような感覚で良いと思われ、相当詳しい人でなければ何が違うのかわからない点ではCPUも車もそう変わらない。

それどころかこのAMDのAPUは2コアながらGPU(グラフィック)コア数6という利点があり、描画はインテルよりも上にあたるはずで、CPUクロック3.5-3.8GHzもインテルの同価格帯より上なので安心かと。

快適さで言えば、4万円台のノートPCとデスクトップPCではCPU性能で大きな差があるのでデスクトップPCが有利。但しモニタなどは別売りなので流用できないなら+1~2万くらい要することを忘れずに。

しかし一度モニタやキーボードを入手したなら次のPC買い替え時にデスクトップPC本体のみ買えば良いため、デスクトップという形のパソコンを長く使うほどコスパが良く、性能的に快適な分マシということになる。

「ノートならば6~7万円の性能」と言えば4.3万がモニタ別売りとしても割安だとお解りになられましょう。次の買い替えでモニタ代がチャラになるかコスパ良くなる。

話を戻し、メモリは無難に4GBx1、SSD 240GBを搭載し光学ドライブは標準で付いております。ライトユーザならば拡張性不能としてミニタワーの方がコンパクト、電源は350Wもあれば全然足りる。

税込で送料含めても5万円で行けると思えば安くて割と高性能。

このPCの用途としては、ブラウザで動画見るとか、フリーのオフィスソフトを入れて文書作成や表計算、iTunes入れてiPhoneを操作するなど軽い使いどころ向け。

使う人のイメージは、実家の両親へプレゼント、子どものプログラミング練習用、家族で共用しスマホの写真整理のようなライトユース。

2.だいたい何でもできる実用的本命機

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予算を約7万まで上げた、STYLE-M1B6-i5-UHX-Kを実用本命として。

CPUが1世代前の8千番台なCore i5ながら、6コアで2.8-4.0GHzという高性能な割にTDP65Wという比較的な省電力。

このCPUとGTX 1060前後を搭載したゲーミングPC構成も珍しくないほど、自作PCユーザも1060程度ならばこのくらいのCPUを採用するほど高性能と言えばわかりやすいだろうか。

マザーボードのBシリーズはコスパ重視な遊べないし拡張性も低めなマザーながら、ケースの中身をいじり倒さないならばコスパの良さだけが残る完成品PC向けともいえる種類。

メモリ容量は1ランク上がり8GBへ、SSDも1ランク上がり512GBどころかNVMe対応なので超高速。割安なインテル660pシリーズながらSATA接続の2.5インチが1万円割れているところ1.3万円くらいはするプチ高級品。

後は1番の低価格デスクトップとだいたい同じ。

上で書いた通り、このクラスのCPUになるとビデオカードを後付で挿すだけでゲーミングPCへ変身できるレベルなため、いつか3Dゲームするかもという人にもおすすめ。

但し電源が350Wなのであまりにも高性能なビデオカードは電源容量的に厳しいため、もしやるならネットで聞くか近所のPCマニアへご相談を。CPUは65Wながらゲーミングなビデオカードは余裕で3桁行くモノが多い。

用途は、1番のライトユーザ向けと同じ+パソコンの使用頻度が高い、これ1台で5年以上は使い続けてやろうと目論んでいる人向け。故障しないわけではなく、性能的に時代遅れになりにくいという意味で。

使う人のイメージは自分用メインPC。もちろん子ども用とか家族共用としても、たいていのことはこれ1台でこなせるはず。 

3.ゲームするなら最低でもこのくらい

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ゲーミングPC最低限はNEXTGEAR-MICRO im610SA1-Cを推奨。

「CPUがCore i5くらいに抑えられつつGTX 1060でメモリ8GBくらいのSSD搭載、あるならHDDも載せた2ストレージ構成」を探すとピタリと来た、さすが提案とバランスの上手いマウス。

レビューの星1つが気になると思うので引用。投稿は11/8付。

まともに使えない

9月購入後、不具合が止まらない、修理出してもOS再インストールだけで返却され状況変わらず、返品できないのですか?

メーカーの修理担当者や元そうな人は皆さん同じ事を予想するはずで、「故障ではなくユーザが何らかのソフトを入れたりハードを突っ込み起きている不具合」であろうと。

修理対応もその裏付けのようなもので、ハードウェアに異常が無いならWindows内で何か起きているとしか考えられず、かと言えWindows内のユーザのソフトやデータはメーカー無関係なのでOS再インストール「してみる」しかない。

よくマウスが悪いドスパラがDELLが~と書いているのは一律PC初心者で、自分が悪いのにメーカーが悪いとイチャモンを付ける。

マウスはケースしか作っていない。

  • OS:マイクロソフト
  • CPU:インテル
  • マザー:インテル+マザーボードメーカー
  • グラフィックス:NVIDIA+グラボメーカー
  • メモリ : 韓国企業が多い
  • SSD : SSDメーカー
  • ハードディスク : HDDメーカー
  • 電源 : 電源ユニットメーカー
  • 保証期間・サポート : マウスコンピューター
  • PCケース:マウスコンピューター+主に中国の工場

組立は私がやる自作PCよりも遥かに多くの台数を生産するプロのおばちゃん達であり、メーカー社員が最終チェックしたPCが1ヶ月少々おかしいならば、お前の頭がおかしいのでは?と疑われても仕方ない。

あるあるな勘違い不具合が、勝手にメモリを増設して修理の際は抜いて出す、とか、アナログチューナ時代はテレビチューナ挿して不具合が出て外して修理出すとか。

だいたいなぜ問い合わせではなくレビューに書くのか意味不明。

話を戻すと、Core i5、GTX 1060、メモリ8GB、SSD 240GB+HDD 1TB、低予算ゲーマーに最適な組み合わせ。

用途はもちろん3Dゲーム。

使う人のイメージは、これ以上の予算はひねり出せない学生やフリーターや自宅警備員、高画質にこだわらないゲーマー、またはあまりにもな高性能を要しないゲームをする人。 

4.ゲームが趣味で予算あるならこれで

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残念ながらLITTLEGEAR i330PA2をおすすめするしかございません。

何が残念かは2018年12月下旬現在、主要といえる量産系BTOメーカー各社のゲーミングPCからGTX 1080とTiが消滅しており、サイコムも在庫切れたと先月書いていたためマウス、ドスパラ、パソコン工房なども切れたのでしょう。

パソコン工房に限ると1070シリーズまで在庫が切れたようで、RTX 2070、2080、2080 Tiへと置き換わっております。自作PC用の単品もGTX 1080 Tiは消滅寸前、現在3種類で11~19万円というボッタクリ価格がアホすぎる。

どう残念かは個人的にRTX2千番台のレイトレーシングという機能は時代を先取りしすぎてムリが出ていると感じており、レイトレが付いて1~2万円高くなったGTX 1080 TiがRTX 2080としか思えないため。

その1080 Tiと性能と価格を合わせて考えた推奨が上記2080搭載PC。

rtx2080-gtx1080ti-bench

source:RTX 2080速攻ベンチマークレビュー | パソコン工房 NEXMAG

他のグラフでは微妙にRTX 2080が勝っているベンチマークもあり、1080 Tiとだいたい同じくらいの性能。

考え方は、「あるならGTX 1080 Tiが良いけれど、無いならRTX 2080を選ぶしかない」という時代の流れとして。

今後レイトレーシング対応ゲームが増え、2千番台でもレイトレを生かせるような最適化が行われて使い物になると信じましょう。わかりにくいので簡単に分けるとこう。

  • GTX・・・本来の性能+レイトレなし
  • RTX・・・本来の性能+レイトレあり

ナシよりアリの方が良いに決まっているとはいえ、このレイトレというやつがゲーム側での処理が凄く多く、現在の2千番台では最上位(から1つ下)のRTX 2080 Tiでさえ苦戦するという。なのでレイトレOFFで使用->2千番台の意味がない感じ。

以下はグラボ単品最安を参考まで(2018年12月下旬現在)

  1. RTX 2080 Ti・・・16~19万
  2. RTX 2080・・・10~11万
  3. GTX 1080 Ti・・・9万円前後(だった先月頃までは)

私としては2と3に1~2万円もの差があると感じないのだけれども、先行投資と思い込むしかございません。

もっと予算盛れるなら2080 Tiの方がもちろん高性能ながら、パソコン工房のベンチマーク見てもなお6~8万円更に盛れる金持ちはお好きにどうぞ。

BTOパソコンの購入時に関するQ&A

以下、テンプレ。

  • Q. カスタマイズしなくていいの?
    A. 「しない方が良い」が正解。量産系BTOはカスタムすればするほど割高になる。するなら長期保証、オフィス、(自力で増設できないならバックアップ用に)内蔵HDDおかわり、の3つくらい。
  • Q. 静音パーツにしたい
    おそらくコスパ悪くなるだけ。最近のCPUは発熱が低め、ケースファンはメーカーがエアフロー考えて最低限で構成、高性能グリスにしても体感で差はわからないレベルなはず。
  • Q. パーツのメーカーや型番を知りたい
    A. そういう人は自作しましょう。普通の人はメーカーとか型番にこだわらなくてOK。メーカー側も保証期間内に故障すると損なので変なパーツは使わない。自作する人が型番見るのは、電源の系統と12Vの容量とか、メイン基板の対応CPUや機能などを知る必要があるから。
  • Q. やはりもっと性能や容量を上げたい
    A. そういう時はカスタマイズはせず、標準構成で希望に近い機種を選びましょう。量産系BTOのカスタマイズはとにかく割高。上で書いた通りカスタマイズは、長期保証、オフィス、内蔵HDD追加くらい。
  • Q. 助言はいいけどアンタは何者?
    A. BTOメーカーの修理工場でデスクトップとノート合わせて数千台修理した後、営業部署へ異動したパソコンのことやメーカーの内情を知っている元社員で、BTOパソコン.jpブログをほぼ毎日10年以上続けてPC業界を見続けている、というハッタリが当サイトのウリなヒツジ先輩。周囲にPC詳しい人いるなら「ヒツジ先輩って知ってる?」と聞いてみればわかる。知らないかも知れないけれど。

 

今回オススメとしたBTOパソコン所感

GTXの上位シリーズが割と早めに在庫処分されてしまった印象。

2chまとめを見ていると、年末にGTX 1080 Tiを買う的な書込がちらほらあったものの、さすがに18万も出すわけが無いだろうから実質終息、生産終了、完売御礼。

なのでこの波が下位のGTX 1070シリーズや1060などへ波及しそうであり、1千番台で良いなら早めの決断を、と言いたいけれど、確か1060付近はマイニングブームが終わり在庫余らせまくっているという噂もあった。

という話には惑わされず、必要な時が買い時、欲しいと思った時が決断の時であり、価格や性能の上下に踊らされてもストレスとなり疲れるだけ。

ゲーミングPCに限らず、低価格も実用本命機も、デスクトップもノートも同じ。スマホで機種変更するようにパソコンも機種変更したい時にするが正解。今要らないなら買い時ではないということ。

以上。BTOパソコン=三流でも低品質でもノンサポートでもございません。コスパ重視の賢い後悔しない買い物をおすすめするためBTOパソコンを推奨。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

コメント(1)

>CPUクロック3.5-3.8GHzもインテルの同価格帯より上なので安心かと
IntelとAMDって設計が違いますから、クロック数やコア数を両者で比較しても意味ないでしょう。プリウスとスカイラインについて、両者の排気量を比較するようなもの。AMDはAMD、IntelはIntelで比較するか、両者のどちらかに有利な結果が出ないベンチマークテストで比較するか、日常作業に掛かる時間を実測で比較するなどならば、同じ土俵で比較する意味はあると思いますが。

内蔵GPUの性能に関しては、ゲームを視野に入れている場合に限り、AMDの方が少し有利かもしれません。ただし低価格帯CPU&APUにおいて、IntelではなくAMDを選んでおけば快適に遊べただろうに、と後悔する程度の差は絶対に出ませんからどうでも良いとも言えます。AMDのAPUは安いということだけ覚えておくと得をする機会はありそう。

>電源が350Wなのであまりにも高性能なビデオカードは電源容量的に厳しい
CPUが60W、メモリが10W、マザーボードが50W、光学ドライブが20W、ストレージが30W、その他30Wとどんぶり勘定すると、計200W。そもそも電源からPCI-EX用の6ピンが出ているかも不明ですから、補助電源なしの「GTX 1050」とか「RX 560」とかが良さそう。

>レビューの星1つが気になると思うので引用
マウスコンピュータってレビュー機能が付いたのですか。昔からコレありましたっけ。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

お知らせ

Windows 7サポート終了は2020年1月14日


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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。