GeForce GTXシリーズの性能と価格とTDPを比較(前編)

2013年8月14日

NVIDIAのビデオカード、GeForceシリーズ600と700番台について。

グラボに興味の無い私に詳しい解説が出来るわけも無く、SSDの選び方や詳細の解説に続き、TakaQさんより寄稿を頂戴したので掲載。前編ではシリーズ全体の相対的な比較をされております。

役に立つ系なので是非お読み有れ。

どうしてこうなったのか経緯から転載するので、本編へ飛ぶならこちら

以下の最初の見出しはメールのタイトルより。「ゲフォ」は「GeForce(ジーフォース)」の事、「儲」は分解し「信者」とお読み有れ。

なお、文字の色や太字などは私が勝手に変更しており、小さい灰色の文字は私が後付した補足的なもの。

 

転載ここから。 

【大事なことだから】TakaQはゲフォ儲【何回も言いますが】

ほらなんか前にSSD記事の時に(7/3記事最後のほう)

次回は「NVIDIAってどうなの?GTX Titanと700番台の謎に迫る(キリッ」をお送りする予定は無い上やらなくて良いので絶対に送って来ないように。

source:SSDの選び方(後編)メーカーやブランド機種別の評価 - BTOパソコン.jp

とか、書いてあったじゃないですか。

アレはいわゆる「押すなよ、絶対押すなよ(チラッ、チラッ」的なものなのか? とか、それはつまりネタ的にはやったほうがいいってことか? とか、「まてまて、そもそもBTOパソコン.jp読者層的にTITANとか需要あんのかw」とか、いろいろと思案したんですよ。総思考時間トータル5分くらいですけど。

いや、私はゲフォ儲とはいえコアゲーマーではないし、わりと無理あるかもなとかも思ったりしまして、当初はスルー方針だったんですがー、いやほんとにw

でもなんか最近、記事中でやたらとネタ切れだーネタ切れだーって言ってるじゃないですか、そのネタ切れアピールをしばしば目にしているうち、私の中ではなぜか「言わなくてもわかるよな。はよ!はよ!」 って自動変換されるんですがそれは(白目) ※合っております

ナニその遅効性の毒みたいな効き方w やめr ってなったのでやっぱりやることにしました。

ということで、なんかよく解らない前置きですが、記事中でよく申し述べられていることから、どうもヒツジ先輩は効率厨であるらしい点をふまえ、些か趣向を変えた形でGTXにアプローチしてみよう的な話です。

何をやるのかといいますと、一部を除く(※1)GTX上位のTitanから下位の650まで10モデルについて、PassMarkのベンチスコアを性能、PassMarkの($)を価格、NVIDIAの公開情報にあるTDPを電力として、それぞれ価格性能比(性能/価格)と1Wあたりの性能(性能/TDP)を出して、それぞれのポイント総合でGTXをランキングしてみようという試みです。

※1 GTX690はデュアルGPUカードなので除外、最新のGTX650TiBoostはモデル名が無駄に長いうえに入れると11モデルになってキリが良くないのでナシw

 

GeForce GTXシリーズの性能と価格とTDPを比較

それぞれの数値元ソースは以下

前回(SSDの時)はテキストばかりだったけど今回は表とグラフ付きだから(震え声)

  • 価格性能比 1$ あたりのScore (Score/$)
  • TDP性能比TDP 1W あたりのScore (Score/TDP)
  • 性能比総合価格性能+電力性能
効率厨のためのGTX比較

まずは価格性能比をグラフ化。

pfrprice.PNG

価格性能比最強はなんとまさかの伏兵GTX650Ti これは意外w シブいところついてるっていうよりか、なんかとっても地味ですw

次点でGTX660、これは予想通りで、むしろ660のデキのよさは異常!全体としてはほぼ一定の差できれいに段差がついているのが印象的。

上位カードほど割高になるという点が明確に出た感がありますね。

で、これがTDP性能比。

TDP性能比

TDP性能比最強はなんとTITAN、コレも意外っていうか正直ワロタw おマイ、あんだけ性能無双しといてどんだけ効率いいんだよっていうw 恐るべき高性能高効率設計というか、別格中の別格といったところでしょうか。

次点でGTX670、これも予想通りで、670の電力バランスの良さは絶妙! 780や660Tiが善戦しているのも意外だし、むしろ全体として悪いのが無い件。

最後に価格性能比+TDP性能比

性能比総合

総合ではGTX 660が唯一の50ポイント超えで優勝

これはある程度予想通りというか、わたし的事前予想ではバランスがネ申なGTX670か、欠点らしい欠点の見当たらないGTX660だろうと思ってましたが、大方その通りに。

むしろGTX760やGTX660Tiなども思いのほか拮抗していて驚きました。GTX600/700系のデキの良さをあらためて再認識させられた気がします。

表・グラフについて何点か補足

  • Q1:一番最近出たはずのGTX 650TiBoostが無いんだが?
  • A1:PassMarkに$出てねえし型名長くて表がズレんだろ言わせんな恥ずかしい
  • Q2:なんで$にしたの?価格コムとかで日本円でやったほうが実用的じゃね?
  • A2:ソレやるとたまたま特売やってたとこの無双になるから却下
  • Q5:人類最強とGPU最強の違いを教えて下さい
  • A5:人類最強がリヴァイ兵長でGPU最強がGTX ※Wikipedia

途中からなんかおかしくね?とか思ったならそれはきっと気のせいだ気にするな

 

現行GTXシリーズについて能書き

GTX600系

前世代(GTX500系)までは40nmであった製造プロセスルールが28nmとなり、同じ性能で消費電力が劇的に減少、TDP(熱設計電力)が大幅に下がった余裕から、クロックが自動で高まる「GPU Boost」機能を実装、動作クロックが重要な場面での性能の落ち込みが少ないのがウリ。

このGPU Boostなる機能は単にコアクロックの上限が上がるとかいうことではなくて、使用時の動作クロックにある程度の幅があって、電力や冷却に余裕があれば上限に近づいて上がっていき、余裕がなければ基本クロック近くに下がっていくという仕組みな模様。

また「Frame Rate Target」機能なるものがあり、これまでは処理が軽い場合にも出力を制限・制御するリミッター的なものが無いので、フル稼働して発熱と消費電力が大変なことにwなっていたのが、フレームレートの目安をこの機能で設定して無駄を抑えることで、FPSが無意味に高くなってGPUがフル稼働してしまうという問題を見事解決。

一応、インターフェースはPCI-Express 3.0に対応しているものの、現行機の性能的に考えてPCI-Express2.0(Intel6シリーズくらいまでのマザーボードならみんなコレのはず)に接続しても性能低下などの問題はまず無いので心配無用。

Windows8からのDirect X11.1に対応していて、最大4画面出力に対応。

実はAMDのラデだと、同じ4画面出力に対応していても3画面以降をDisplayPortにしないとダメとか言うクソ制限があるのだけれど、この600系ゲフォであれば特になんの制限も無くコネクタさえあればDVI-Dx2+HDMIx2等の組み合わせが可能な件。

GTX700系

簡単に言うと上記のGTX600系の性能向上強化版(※Titanや780はチップ自体が別物)で、状況に応じて自動でクロックが上昇するGPU Boost機能が2.0となっていて、動作効率が更に高くなったうえ、同クラスのGTX600系よりも性能と消費電力が向上しているのがウリ。

※はいここでチップ(コア名:GK***)について簡単にふれておきます。

一言にGTX600系だの700系だの言いましてもそれぞれ中身は違っておりましてモデル名が同じ系統でもチップ(コアの設計)が違ってたりしますので一覧で補足

  • Titan-----→GK110フルスペック
  • 780-------→GK110の一部無効制限版
  • 770-------→GK104フルスペック+高クロック版
  • 760-------→GK104の一部無効制限+高クロック版
  • 690-------→GK104×2でクロックを下げたデュアル構成
  • 680-------→GK104フルスペック
  • 670-------→GK104の一部無効制限版
  • 660 Ti-----→GK104の一部無効制限版+メモリ帯域制限版
  • 660-------→GK106フルスペック
  • 650 Ti Boost→GK106の一部無効制限版
  • 650 Ti-----→GK106の一部無効制限版+メモリ帯域制限版
  • 650-------→GK107フルスペック

GT以下は省略w


転載ここまで。

2013年現行のグラボ、しかもGTXシリーズに絞られており、ゲーム用PCをコスパ重視で選ぶなら参考になったはず。

個人的には600と700番台の違いが良く解っておらず、マルチディスプレイに関しても何と無く程度でしか知らなかったので、GPU BoostやFrame Rate Targetの話や端子が揃っていればマルチ可能は知識を得した印象。

また、GeForceの新製品紹介では毎回GK~という文字が出るけれど、単発で紹介される事が多い為、ラストの一覧が分かり易かった。時代はGK104と110になって行くわけですな。

どう違うのか、更に詳しく知りたい変態はこちらをどうぞ。

次回の後編では、各モデル毎の評価としてGTX Titanから650まで10機種それぞれの詳細を書くという変態行為をされております。

後編は明朝8時掲載予定、公開後はこの下にリンクが出るはず。

ところで、なぜ進撃の巨人ネタが多いのかと思っていたところ、「Titan(GTXの方と巨人)を掛けているのか」と気付いたけれど、SSDの解説でも盛大にやらかしていたので関係有りませんな。


公開前追記:今回のTakaQさん2記事分のご寄稿により私の時間割の都合が付き、来週中には(ログイン方式なものの)コメント機能が完全復旧する見込。ゲストブックでの投稿テストに付き合って貰っているのでTakaQファンはパンツ脱いで正座して御覧有れ。

今月のオススメBTOパソコン

リンク用ソース

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ☆☆

部品選: ★★★☆☆

デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★★

部品選: ★★★★★

自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

データ復旧のIUECを勝手に評価
あなたの街の~を勝手に評価
ESETセキュリティを勝手に評価

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Windows 7サポート終了は2020年1月14日

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プロフィール

ヒツジ先輩

書いてる人:

BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。