家庭用プリンタの需要は今もあるのか?(2017年9月)

2017年9月 2日

プリンタ屋3社からほぼ同時に新製品情報。

キヤノン、エプソン、日本HPより8月31日付にてプレスリリースが撒かれており、調べてみると毎年このくらいの時期に新製品の発表や発売があるらしい。タイミングとして年賀状前に出しているのでしょう。

今回も最後にアンケート。

キヤノン

画質向上と低ランニングコストを両立PIXUS新モデル - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1078384.html

XK70

私も愛用していると言えるかどうかは微妙なピクサスシリーズの新製品。「多分動くと思う」レベルで、過去1年間で何かを印刷した記憶が無い。

価格は2万円を超える高価なモデルから、おそらくインクカートリッジで利益を得るタイプの1万円切れる安価な機種まで取り揃えているようで、いつもと違うところはデザインが角ばっている物もあるのが上の画像。

ところでここが気になった。

大容量インクタンクを使用すれば、インクと用紙の合計コストが税別約12.5円でL判印刷が可能となっている

L版とは国内の写真の標準サイズ127x89mmでハガキより少し小さめ。これ1枚で12.5円ならばA4で刷ると4倍くらいとなり1枚50円のコストになるのだろうか。

キヤノンに限らずインクが高い。私が所有しているMG6330という機種のインクは単品で1色900円くらい、セットの方が割安でも6色5千円くらい、大容量は6千円くらい。

インク代がもったいないのでますますプリンタ使わなくなる悪循環。

エプソン

エプソンから秋のインクジェットプリンタ12機種 - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1708/31/news060.html

EW-M670FT

エプソンといえば数年前から出始めたエコタンクなる大容量インク仕様の複合機を継続しており、インクビジネスから脱却しそうな健全なビジネスモデル。

画像の右下にインクタンクが入っており、交換するのではなく補充で満タンにする仕組。物理的にも残量が見える点では何となく安心。

インクではなく本体で利益を出さねばやって行けないわけで、エコタンク仕様のプリンタ本体は4万円を切れるくらいから10万円をオーバーする物も。大量に印刷するなら数年でカートリッジ式とコスパが逆転するという過去の紹介記事はこちら

どうでも良い話をすると、私がなぜ長年キヤノンを選びエプソンを避けるかは単純に良い思い出が無いためで、軽く10年以上昔に1年半で壊れたのでそれから。

当時はまだカラー4色1体型のカートリッジが確か3千円くらい、本体は2万円少々。私の記憶違いでは黒が無かった、という事はブラックなら4色ぶっかけて出していたのでしょう。

もちろんコスパが異様に悪く、最終的にはインクが目詰りして青が出なくなったり、その前には縞模様になったので何度もクリーニングしておりました。それからキヤノンのカラーインクばら売りへ乗り換えた。

今もし印刷しまくる用途がありプリンタ買い替えるならエプソンのエコタンクの最安機種を検討すると思う。キヤノンもエプソンもカートリッジ高すぎ。

日本HP

スマホ連携強化した個人向けインクジェット複合機-ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1708/31/news063.html

HP-ENVY-7820

個人向けではなじみが浅い印象のある日本HPより個人向け新製品。

HPといえば米国、米国といえばDELLが昔々プリンタを販売しており、当時はレックスマークというメーカーの粗悪なプリンタをDELL製品として売っていたのでHPのプリンタも巻き添えで警戒していた時期がございました。

ちなみにレックスマークは2012年の夏頃にプリンタ事業から撤退。そりゃそうだろうといえるほどひどい印刷品質、安かろう悪かろうがピタリと当てはまっていた企業。具体的にはインクが漏れる、にじむ、発色悪い。

話を戻すと、日本HPも悪くはございませんというかキヤノンとかエプソンとそう変わらないと思う。

なぜなら私の通う職場にも1台2万円切れるHPの複合機があり、カラー印刷きれい。また、営業が黒専用のバッテリ内蔵モバイルプリンタを利用しており、文書の印刷がこれまたきれい。

しかし気になる事はプリンタ事業に対するアメリカンな思考回路で、こういう事を日本でやると信用なくす。2016年9月の記事。

すぐに元へ戻したらしいけれど、これ以前にもインクタンクの中身に小細工をしていたという話も。2012年の記事。

この点、キヤノンやエプソンは印刷コストの目安を仕様書で書いているし、ファーム書き換えで互換インク駄目とか強引な手段には出ないだろうから、やはりHPのプリンタはスルーが良いかも知れない。

ブラザー

新製品の発表は無し。

ブラザー合は他社と異なり、互換インクを黙認している感があるので画質よりコスパならば年賀状大好きな客は狙っていないのだろうと予想。

家庭用プリンタの需要は今もあるのか?

私の周りを見渡すとプリンタを持っていない家庭は無いと思われ、私も一応所有はしているので需要が無いとは言えない。

しかし世帯単位でのPC所有率が微減し、わずかながらもタブレットやスマホで事足りる個人も存在する以外、デジカメ+プリントの衰退、コンビニネットプリントの普及、ネット印刷屋のコスパの良さから、滅多に使わないとか年賀状だけなら家でプリンタは使わない人や世帯も増えていそう。

また、昔は当たり前のように売られていた背の高い3段くらいの頂上にプリンタを置くタイプのパソコンデスクも流行っていないと思う。

というわけで、今持っているプリンタではなく、次に買うとしたらどのメーカーにするか、メーカーにはこだわらないか、または要らないかをお聞きしてみたい。結果のみ見るなら選択せず投票ボタン。※2017.09.10 締めて画像へ差し替え

minires-09-printer

リンク用ソース

コメント(7)

最近のプリンタ利用は、年に一度の年賀状と年に数度の山行時の地形図の印刷程度。
昔はもっと印刷していたような。A4用紙もホームセンターで500枚単位で買った事もあったけど、何を印刷していたのか??

印刷精度悪くても互換インクでいいので、安いやつでいいです。
書類はモノクロでいいし、サイト画面の印刷は多少汚くていいし。
写真印刷する時はコンビニで何枚か印刷すればめちゃくちゃキレイに印刷できますし。

インク高すぎ。

>PIXUS新モデル
コピーとスキャナも搭載ですから、いちおう複合機ですかね。デジタルデータを手に入れるのは難しくありませんから、近ごろスキャナの需要は急降下している気もします。

>インクと用紙の合計コストが税別約12.5円でL判印刷が可能
コンビニのコピー機だと、L判印刷は30円くらいですね。ミニストップだと20円と安い。印刷する機会が年に3回くらいなら、長い目で見てコンビニの方が割安。

ちなみにしろくまフォトなら1枚5円。送料は49枚以下だと86円、50枚以上だと67円。例えば10枚の注文だと「5×10+86=136円(税込146円)」で、1枚あたりのコストは14.6円。20枚の注文だと「5×20+86=186円(税込200円)」で、1枚あたりのコストは10円。写真の出来はお任せでOKなら、ネット注文もお得。

しろくまフォト
http://www.shirokuma-p.jp/

のんびり旅カメラ - 【2016最新版】ネットプリントのおすすめ2社比較!『しろくまフォト』と『どんどんプリント』の違い!
http://reflex-camera.com/hikaku2/

>家庭用プリンタ
私の友人らはプリンタ非所有率が高く、同僚や上司はプリンタ所有率が高いです。プリンタ所有者の用途は圧倒的に「年賀状」が多し。次点で「写真」が来て、後は「地図」くらい。個人的に文書の印刷なんぞはやらない模様。

Canonのプリンターを使用していますがインクが高すぎるので互換インクを使用しています。しかし、安い互換インクは写真のが色あせるのが早いですし色が若干違います。
光沢紙はCanonの純正品と他社(FUJIFILM)のものを比べましたがどちらも同じ品質でした。さらに安い他社製の光沢紙はあまり綺麗ではないです。

品質、画質がいいものや長持ちする写真がほしいなら純正インクを使用するか富士フイルムやキタムラで注文した方が無難です。

個人的な感想ですけど、品質を順番に書くと
インクは、
純正インク>互換インク>低価格な互換インク
ですが、
光沢紙は
純正光沢紙=FUJIFILM製>さらに低価格な光沢紙
です。
私の目が悪いだけかもしれないですが。

モノクロ印刷はA4用紙一枚あたり10円でできるので、作成した文章をPDF化してUSBメモリに入れて、必要な時に必要なだけセブンイレブンで印刷してます。
なので、アンケートには 家庭用プリンタもういらない に投票しました。

家のプリンターはほとんど年賀状にしか使われてません。
たまに書類のコピーに使いますが、月に一度もないくらい。

年賀状は宛名まで印刷してくれるサービスもあります。
http://nenga.kitamura.jp/atena/

コンビニに行けば使えるので、プリンターを個人で持つ必要はなさそう。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安保証: ★★

部品選: ★★★☆☆

初心者や実用重視のPCユーザー向け。デスクトップ以外にノートも多数有り価格と性能のバランスが良く選びやすい。全国に実店舗が多数有るBTO PCメーカー。

マウスコンピューター

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★★ 安保証: ★★

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パソコン工房と同様に機種が多くノートの取扱も有りゲーム用やクリエイター向けPCも有り。送料が比較的高額なので総額注意。知名度は国内トップクラス。

ドスパラ

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デスクトップPCならパソコン工房とマウス以外にドスパラも見る価値有り。秋葉原に本拠地を構える昔ながらのBTOパソコンメーカーで知名度はマウス並に高い。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆

部品選: ☆☆☆☆

2011年頃から安く無くDELLを選択肢に入れる理由が薄く回線抱き合わせ販売の価格がまぎらわしい。ゲームPCのAlienwareは見た目重視コスパ最悪なので要注意。

日本HP

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安保証: ★★

部品選: ☆☆☆☆

高性能ノート以外は見る価値が薄く高額なLenovoという感じ。早々にWindows 7を捨て8に切り替えたので7が必要なら行っても無駄。2012年後半から迷走中。

TSUKUMO

高性能: ★★★★ 長保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ★★

部品選: ★★☆☆☆

ヤマダ電機による買収後はマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。BTO PCは機種が少なくやや割高。ツクモファンなら選択肢へ。

FRONTIER

高性能: ★★★☆☆ 長保証: ☆☆☆

コスパ: ★★☆☆☆ 安保証: ☆☆☆

部品選: ★★☆☆☆

2013年7月に(株)KOUZIROが倒産しヤマダ電機子会社インバースネットが続投。長期保証が消滅。これと言った特徴が無く難点は有れど利点が見当たらない。

サイコム

高性能: ★★★★★ 長保証: ★★

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自作しない中~上級者のPCユーザ向け。初心者にはカスタマイズが難しく動かない構成でも購入できるので注意。パーツへのこだわりや知識が有るなら。

※並びはBTOメーカーの知名度の順。大小関わらず信用できない要素があるメーカーは未掲載。

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プロフィール

ヒツジ先輩

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。