スパム臭いkeishicho.jpからのメールは本物の警視庁

2017年9月16日

警視庁からメールを受信。

タイトルに太カッコし警視庁と書かれており、何のひねりも無さすぎ笑ってしまった。間違いなくフィッシングかウィルスのお土産付だろうと内容を見ると添付ファイル無し、文章内には釣りらしきURL無し。

後で判った、本物だった件。

一応前置くと、当記事は捜査のジャマなどが目的では無く、keishicho.jpというドメイン名があまりにも怪しい、検索しても情報が少なすぎるので検索した人へ「それ多分本物の警視庁」と伝えるために書いております。

具体的にいつの話かは書かないけれど、結構前の事なので既に事件は解決していると願って。なお、メールの内容は公開しないけれど、何かマズい箇所があれば訂正するのでkeishicho.jpドメインからメール送信を。

 

keishicho.jpからのメールが本物だと私が気付くまで

ある日の夕方メールを受信

タイトルが「【警視庁】※以下略」という誰が見ても怪しいメールを受信。全部日本語なのでフィルタでゴミ箱には行かなかった模様。

普通に考えて本物の警視庁ならば、まず当サイトのサーバーかドメイン管理会社を調べて個人情報を聞き出し、その住所や電話番号へ連絡するはず。法的に何かをしているならば info@bto-pc.jp へメールとか普通して来ない。

なのでもしマジなら登録は知人の個人情報になっているので、その知人から私へ連絡がある流れのところ、まずメールという手段がおかしい、と疑う。

本物の警視庁は www.keishicho.metro.tokyo.jp

なので警視庁からメールが来るとするなら、~@keishicho.metro.tokyo.jp または東京都の部分 ~@metro.tokyo.jp になるはず。もしこのドメインだったならヘッダーまで調べて本物なら返信する。

ヘッダーはあるが宛先が空欄

どう見てもおかしい。

Toヘッダーが空欄

右上の「宛先」が空白になっております。画像の編集で消したわけではなし。

この状態はロシアや中国など海外からのスパムなお便りでよく見る気がするやり方で、通常は宛先入れたくなければToを自分、Bccへ送りたいメールアドレスを入れるはず。どうやったのか教えて欲しい。

ちなみにヘッダーを見るとToにはinfo@~宛に送信していると判る状態。この矛盾もどうやったのか教えて欲しいくらい怪しい。

keishicho.jpのトップページが空

そら、ではなくカラ、空っぽ。実際にアクセスしてみると誰でも簡単に判る、DNSサーバの設定がされていないメール専用のようなので確認のしようが無い。

keishicho.jpの登録情報が胡散臭い

調べると確かに警視庁の文字や住所、電話番号などで登録されているけれど、ドメインの所有者などの情報は嘘でも通るのでアテにならない。

登録は2001年、最終更新は2017年、期限は2018年。本当に16年も前に登録したのか?誰かがイタズラで取得した keishicho.jp を更新せず、悪意ある第三者が取得した可能性、そして「本物が1年ごとの更新にするだろうか?」などと疑う。勘ぐりすぎだけれども。

警視庁の公式ページ内にも無し

念のため keishicho.jp という文字が本物の警視庁のサイト内に無いか確認するため、Google先生へ捜査協力を依頼。結果、無かった。

例として、「keishicho.jpの付くドメインからメールを送信することがあります」など書かれていたなら一気に真っ白になるのですぐに返信したはず。

後のやり取りで「書いておけ」とは伝えたけれど、多分書かないと思うのでこの記事で皆さんへ知らせたいと思った次第。

3日目の送信時刻が午前8時台

ここもおかしい。通常、公務員は午前8時30分から17時15分までが表向きな勤務時間のはず。あまりにも早い時間だったので嘘臭さが増した。

 

最終的には警視庁へ電話してみることに

メールの中には返信用のメールアドレス(但し、~@keishicho.jp)はもちろん、電話番号と内線番号まで書かれており、電話番号を調べると確かに警視庁。

いたずらだろうとして放置したかったけれど、毎日あまりにもメール発射が必死すぎるのでイタズラ前提で電話してみる事に。

「用もないのに警視庁に電話するとかそれどんな罰ゲームなんだよ」と思いながら。

電話すると女性のオペレータが受話、内線番号を伝えると第二次接続開始、本当に該当する部署へ繋がった。そしてメールに書かれていた担当名を伝えるとマジで存在。

高確率で、「いたずらのようですね失礼」で終わるかと思いきや、全然話が繋がって驚いた。どうやらというか本当に keishicho.jp は警視庁からだったという話。

 

keishicho.jpからのメールが本物とは限らない

以前も別のネタで書いた、メーラーならこういう事が簡単に可能。

keishichou-jp-fake-331.png

これは私が自分宛に出したメールで、送信前にヘッダーを編集すると差出人なぞ簡単に偽装できてしまうという例。なのでこの記事を見た悪意ある第三者が利用する可能性はございます。

但し、当記事を最後まで見ていない、または知らないならば keishicho.jp などという胡散臭いメールアドレスとか鼻で笑ってストレートにゴミ箱行きだと思うので意味は無いでしょうな。 

なぜメールが keishicho.jp ドメインなのか?

そう思った人が多いと思うので聞いてみたところ、メールを送信するシステムがそうなっているそうな。宛先が空白になる件もシステムの仕様らしい。

ヒツジ先輩何かしたの?

いや、していない。巻き添え、とだけ。解決したか知らない以上は何の話だったかは一切言わない方が良いと思うので書かない。

コメント欄で聞いたり予想も書かないようお願い申し上げる。もしまだ事件解決しておらず、それが何らかのヒントになるとマズいと思うのでお察しあれ。

関連する話題

最初に検索した時にこのページを発見していたなら、すぐ返信したと思えば悪かったとも思う。

自分の運営しているアップローダに猥褻画像があげられてて警察から削除依頼がメールで来たときは、
From:Nobody <investigation@keishicho.jp>
とかいう変なメールでした。
これは無視して良いレベルだと私は思いました。

source:Re:意外と大問題かも (#2151488) | 警察当局から2ちゃんねるへの削除要請はメールで行われていた | スラド

無視して良いレベルだとも思う。

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リンク用ソース

コメント(5)

>タイトルが「【警視庁】※以下略」
私もその件名を見たら「面白そうな迷惑メールだな」としか思えず。ただし送信元が本物の警視庁だとして、一般人へメールを送付する際はやはり件名に「警視庁」を入れたくなる気持ちは分かります。

>毎日あまりにもメール発射が必死すぎる
毎日とは多い。しかし同じ内容のメールが届き続けたら、10日くらいで「もしかしたら迷惑メールでは無く自分宛てに送られたメールやも」と思い始めますね。


警察庁からだったらkeisatsuchouでしょうか。警視庁の綴りが訓令式の「si」ではなく「shi」とヘボン式だったのは小さな発見。

えええ・・・

自分も迷惑メール登録してあとは迷惑メールフォルダに直行しそう。
つまり二度と見ないはず。
ほとんどの人がそうするのでは?
大事な用なら、電話か訪問にして欲しい。
郵送でも詐欺っぽいのでかなりの確率で破棄しそう。

なんかものすごく不安。もし、そのメールを無視しているとその事自体が怪しいと警視庁に勘ぐられ、とりあえずの別件拘束(逮捕)なんてこともありそう。

先輩のようにこういうサイトを運営していれば、見知らぬ誰かからのメールにも注意を払うかも知れないけど、私なら「誰これ知らん」で即時ゴミ箱行きですな。
別にメールを無視したからと言って、本当に警視庁でも気にする必要は無いかと思うんですけど。
メールを送られたからと言って受け取る義務もないし。

やまさん「捜査は足で稼げ」
新米は大概クルマを走って追いかける
やまさん「そういうことじゃない・・・」

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。