Eyefiの旧製品が問答無用でサポート終了サービス停止

2016年7月 8日

Eyefi(Eye-Fi)より突然の終了予告メールを受信。

Eyefiとは、2010年に日本へ上陸したSDカードへWi-Fiを内蔵するというオーパーツ的な製品のメーカー。何に使うか簡単にいうと、デジカメで撮影したデータが無線LAN経由とクラウドで保存されるというもの。

一部を除き2016年9月16日で終わりまくるそうな。

Eyefiの旧製品が問答無用でサポート終了サービス停止

HTML表示へ切り替えたメールの冒頭がこちら。

eyefi-eol-mail

EyeFi X2とそれ以前とは以下の通り。

  • オリジナルpre-X2の全製品 (オリジナル、ホーム、共有、探索、ビデオ共有、ビデオ探索、プロ)
  • 4GB Geo X2
  • 4GB Connect X2
  • 8GB Explore X2
  • 8GB Mobile X2
  • 8GB Pro X2
  • 16GB Pro X2
  • Visioneer X2
  • Sandisk X2
  • Eye-Fi Windows デスクトップソフトウェア (Eye-Fi センター)
  • Eye-Fi Mac デスクトップソフトウェア (Eye-Fi センター)
  • iOSのEye-Fi アプリ
  • AndroidのEye-Fi アプリ
  • Eye-Fi センターウェブアプリ (center.eye.fi)

太字にしたカードとソフトを私は所有しており、

yodobashi-eye-fi-4gb.jpg

source:Wi-Fi内蔵の無線SDカード「Eye-Fi」現物レビュー - BTOパソコン.jp

クラウド経由のデータ受け渡しソフトの利用にユーザ登録が必要なので、そのメールアドレスへ案内が来たのでしょう。

「ヒツジ先輩ざまぁ」と思われたなら残念ながらEye-Fiを利用していた期間は1年少々なので結構どうでもよろしい。2012年12月にEye-FiのSDカード購入、2014年3月頃にiPod Touchを購入し、それからというものデジカメ自体を使っていない。

iPod Touchで撮影するとDropboxアプリにて自動でクラウドへ上がるのでEye-Fi状態。しかもEye-Fi使用時のデジカメは激しくバッテリを消費するので充電が面倒なところ、iPod~は4~5日平気なのでこちらの方が楽。

話を戻すと、Eyefiでどの製品や何のサービスが終了したか、どのカードなら継続利用出来るかを知る方が簡単。 

  • SDカード・・・Mobi と Mobi Pro シリーズの2種類
  • サービス・・・Eyefi Cloud のみ

引き続きSDカードで無線したいなら最新版の同社製品を購入し、有料クラウドを使えとの事。クラウドは月額500円、年払いなら5千円。

私がどうしていたかというと、もちろん月額500円とか支払うわけが無く、SDカードに入っていたソフトをインストールして容量制限アリの状態で無料で利用。同期した後はすぐに画像を取り出すので不便では無し。

このソフトもサポート終了になり9月から使えなくなるらしいので、それ以降はただの4GBのSDカード化。

ディレクトモード(直接転送)は機能するらしいもののサポートはされないのでいつまで使えるかは不明。

 

プロや趣味のカメラ好きが困る旧Eye-Fi製品の終了

と思うので必要ならSDカードを買い換えましょう。Amazonを参考に。

eyefi-amazon

source:Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで | アマゾン

上段左から1,2,3、下段左から4,5,6とすると、使えなくなるカードは3,5,6のようなラベル内に「X2」と書かれている物。1と4のように「mobi」の文字が入っているなら大丈夫なやつ。2はCF変換アダプタなので無関係。

次に必要なことは、今までのソフトやサービスのログイン情報は使えなくなるのでこちらから新規アカウントを作成し、Eyefiクラウドの利用を開始。

Eyefiクラウド
https://app.eyefi.com/login

eyefi-cloud

その前に、Eyefi Premiumを利用中で既に金を払いまくっているならこちらから移行した方が良いと思う。

Eyefi Premium から Eyefi Cloud へのマイグレーション – X2 Migration
http://x2migration.eyefi.com/hc/ja/categories/200570848-Migrating-Eyefi-Premium-to-Eyefi-Cloud

どうしてもEyefiで無くては困るという人以外はFlashAirへの移行もアリかと。

flashair-16gb

並行輸入品なので実質無保証。価格が2倍近くても良いならヨドバシ.comなどで国内向けを販売しております。

しかしEyefiのメールが海外風なのか強気過ぎる。

そこで2015年半ばより、Eyefi プレミアムアカウントをご購入いただいたお客様へは、無料で移行サービスを提供してまいりました。今後も、 Eyefi Viewデータを Eyefi Cloudへ移行するサービスを続けてまいります。

無料で当然と思える事を自慢気に書くなと。

製品ラインのEOLは 決して楽なものではありませんが、この度の変更によるお客様への影響をできる限り抑えるため、最大限の努力を払ってまいります。

楽なものではありませんと来ており、ユーザを煽って行くスタイルなのだろうか。※EOLとはEnd Of Lifeの略、終息とか終了の意味

よくある質問より。

X2カードを購入したばかりなのですが、なぜサポートが受けられないのでしょうか?

Eye-Fiは、2012年にX2 製品ラインの販売を徐々に停止し始めました。同社の製造した最終バージョンが米国の正規販売経路を通して販売されたのは2015年3月のことです。Eye-Fiは、正規販売経路を通じた出荷を停止していますが、それ以降も一部の製品は第三者やアフターマーケットの転売者によって販売されていました。弊社の正規販売経路を通じて購入された製品のEye-Fi’s保証期間は、既に失効しております。

これも凄いですな。保証期間は1年なので、それを過ぎたなら使えなくなれども知った事かという新しい考え方。

上で貼り付けたAmazonの画像は、日本Eyefi公式のこのページのリンクから行ったのだけれども、新品を購入しても正規販売経路では無いとでもいうのだろうか。

eyefi国内販売店

source:Eyefi (アイファイ)カード販売情報 | Eyefi Japan

PCデポの店頭で終了を知らずに販売されていたり知らずに購入してもスルーしてくれるのでしょうな。Eyefiを引き続き利用するならば、このような企業を信頼して良いのかも考えてみましょう。

また、販売店は在庫どうしてくれるのか問い合わせた方が良いと思うけれど、アイファイジャパン株式会社を検索しても出て来ない。プレスリリースが2015年10月、ブログは11月で途切れている点も気になる。

企業ドメイン eyefi.co.jp は jp-eyefi.com へとリダイレクトされており、co.jpドメインを調べてみると住所や電話番号が削除されたのか空白。ダメ元で dtanaka(アットマーク)eye.fi へ問い合わせてみましょう。担当は田中さん。

 

これだからクラウドサービスはアテにならない(おまけ)

Eyefiに限らず突然の終了や縮小はクラウドあるある。

マイクロソフトがOneDriveの無料容量削減と、有料Office 365ユーザー向けの容量無制限廃止を発表したのは11月。無料容量は従来の15GBから5GBに減り、カメラロールを同期させることで得られた15GBボーナスは廃止になるとの内容でした。

source:OneDriveの容量縮小を拒否する手続きは本日まで - Engadget

これをどう見て判断するかは人それぞれだろうけれども、私はこの件でOne Driveやマイクロソフトのサービスは信用しなくなった。

突然勝手に値上げするEvernoteも似たようなもので、

Evernoteは、有料プラン「プラス」「プレミアム」の料金を月・年払いともに値上げしました。また、無料プランの「ベーシック」では、ノートを同期できるデバイス数を2台までに制限すると発表

source:Evernoteが値上げ、無料プランでは同期デバイス数が2台までに制限 - Engadget

Evernoteガッツリ利用者は多少の値上げは構わないだろうけれども、無料で稀に使っていた程度の私はこの企業をもう信頼しない。

有名なSNSでも勝手に終了、しかも勝手に削除、継続するなら専用アプリを半ば強制という問答無用。

Facebookが、一部のユーザーに対し携帯電話から自動アップロードした非公開の写真データを削除すると通知しています。(中略)

Momentsアプリを使わないならば、7月7日までにPCなどに写真をダウンロード

source:Facebook、自動同期した非公開写真の削除をユーザーに通知 - Engadget

Facebookは元から信用しておらず、実名登録とかしない派なのでどうでも良いけれど、通知に気付かず削除される人は気の毒。

というわけで私がEyefi製品を手にする事は二度と無いでしょう。

勘違いなら失礼だけれども、Eyefiの日本の夜逃げ状態、何と無く本社丸ごと破産しそうな予感がする。

iPod Touchやスマホ、Dropboxが有るので要らない以外、デジタル一眼に目覚めたとしてもこの企業が信用ならない。

しかし、上記した勝手な変更や終了が悪いとは言っておらず、全て無料利用のユーザが対象とか、Evernoteに関しては、「値上げが嫌なら使うな」と言っているようなものなので問題無し。

タダより高いものは無いとすると、無償アップグレードのWindows 10でユーザホイホイしていたマイクロソフトの次の一手が気になる。

今月のオススメBTOパソコン

コメント(3)

こういうのを見るとやはり信じられるのは自分(の手持ちハード)だけという気持ちになりますね。

これに限らず最近ネット関係で利用しているサービスが次々に終了&縮小されているような気がして飽和状態に近づいてきているのかな?などと思ったりしています。

SDカードで通信が出来ると言う事で
興味自体はあったのですが
ほぼデジカメ専用なんですね……
しょんぼり。
これが普通に使えるならまた色々と変わっていくんでしょうけれど

デジカメがそこそこ好きな私は、東芝のFlashAirに鞍替えしていたためセーフ。

ちなみにこの手の無線SDカード、デジカメでフォーマットしたり、PCで標準のフォーマットをしたりすると、正常に動かなくなる可能性もあるため注意が必要。フォーマットするときは、メーカ純正のソフトを使うのが無難。

>Eye-Fi使用時のデジカメは激しくバッテリを消費する
体感だと、撮影枚数が30%くらい少なくなる気がします。バッテリ容量が小さいデジカメだと、更に消耗が激しくなるやも。

>製品ラインのEOLは 決して楽なものではありませんが
日本風に言うと「製品ラインのEOLは苦渋の決断でありました。お客様におかれましては、大変なご迷惑を被ることとなり、慙愧の念に耐えません」くらいですかね。個人的には謝罪よりこれからについての建設的な意見が聞きたいですから、Eyefiのメールは好印象です。

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